2011年 冬ドラマ
2011年冬期ドラマも、すべて終了いたしました。ドラマ好きには悲しいことですが、日本のドラマはここんとこずっと冬の時代ですね。昔は、視聴率15%で「なんとか合格」と見なされていたのに。月9だと「20%は取って当たり前」みたいなご時世もあったのに。今はメジャーな俳優さんが出演しても、平均視聴率10%も取れないドラマが少なくありません。それに。たまに、気まぐれに、これって視聴率いいのかしらん?とググってみるのですが、なんだか私が好きなドラマって全般的に視聴率がよろしくないみたいなんですよね。2010年夏の「GM~踊れドクター」(TBS系日曜夜九時 東山紀之主演)しかり。2010年秋の『Q10」(日本テレビ系土曜九時 佐藤健主演)しかり。おっかしいなぁ。私の好みは、ごく標準的な日本人のそれだと思うんだけどなぁ。今期、私が見たドラマで言うなら、日曜夜九時「スクール」が平均視聴率10%以下、木曜夜10時の「外交官黒田康作」も10%足らずでした。どちらも、それなりに面白かったのになぁ。「外交官・・」は、映画「アンダルシア 女神の報復」の為の、ものすごくお金をかけた前宣伝な香り?を感じてちょっと斜に構えてしまう私もいましたが、「スクール」は「一つ屋根の下」のあんちゃんを彷彿とさせる主人公が好きで、素直に応援しながら見てました。ですから、小学校を去る主人公を生徒や先生が案外あっさり見送るラストは、「なんで~?」と、納得出来ませんでしたわ。続編好きのフジテレビですがこの視聴率ではそれはないでしょうから、たとえ現実味が無くても、みんながニコニコなハッピーエンドで終わってほしかったですぅ!火曜夜9時「コントロール」は、福ちゃんドラマ「ガリレオ」の二番煎じ的設定でしたが、そこそこ楽しめました。嫌みの無い美男&美女カップルは、見ていて心地いいですわぁ。このドラマを見てジャムパンを食べたくなったり・・は、しませんでしたけどね。 そんな中、今期のマイベスト1は、土曜9時「デカワンコ」です。最終回前までは「スクール」と私的トップの座を争っていたのですが、最終回がアレでしたので、軍配はこっちに。「デカワンコ」。とにかく、面白かった~♪まず、ヒロインの多部未華子ちゃんのコメディエンヌ振りがお見事。また刑事役の俳優さん達も、全員キャラクターの個性がはっきりくっきり楽しくて、見ていると顔が緩んできましたわ。「ねぇ○○さん、△△しましょうよ~」「だめだ!」「・・やっぱり」て、お決まりの会話や、「おいワンコ、誰に向かって話してんだ?」ネタも、好きでした。その上、昔々「太陽に吠えろ」が大好きだった私には、テーマソングなども懐かし嬉し、たまらんワン♪でした是非、続編かスペシャルを作ってほしいです!