寒そうめん
連日、厳しい寒さが続く中、小豆島では特産の「寒そうめん」作りが最盛期を迎えています。天日干しされたそうめんが冬の日差しを浴びてきらきらと輝き、小豆島独特の光景が広がっています。寒そうめん作りは3月末まで行われています。 寒そうめんは寒い時季に作るため、使用する塩が少量でよく、コシが強く、甘みや風味があると言われています。 翌日の天気を考えて塩や水の量を調整し、一晩寝かせた生地を約2メートルに延ばし機(はた)と呼ばれる乾燥台にかけ、日の当たり具合を考慮して動かしながら昼前に1時間ほど天日に干しています。 天日干しは「門(かど)干し」と呼ばれ、日光や寒風にさらすことで麺のコシが一層強くなり、白さも際立つようになるそうです。