牛と鷲と虎と

2004/09/11(土)11:33

とりあえず、ストは回避、、でいいの?

 やったらんかい! と思ってましたが、オトナの選択、苦渋の選択、というやつでしょうか。個人的にはストをしてもらって、労働者としての溜飲をさげたかったなあと。  私の労働形態はプロ野球の選手と似ていなくもないかと。でも、野球選手のような職能単位の労働団体はありません。それを作る努力をすべきなのでしょうが、選手で言ったら二軍選手のような下っ端で、かつ、飛び抜けた才能を持たない私、そういう運動をするだけでクビになってしまうでしょう。もっと力をつけなければと思う毎日です。  スター選手のような自分の地位は比較的守られている人が率先して、全職能グルプの地位を守ると言う姿勢は好ましく思います。例えば、古田選手をヤクルト球団がくびにはできないでしょう。逆に怒って、やめたとしても、他の球団が欲しいだろうし、たかが選手の発言がある系列は別として多くのテレビ局から解説者のおさそいはあるでしょう。対談、テレビやラジオの出演、困らない人の筆頭です。アイメトリックス(眼鏡の会社)の売り上げがあがるような気もするし、知性波系のイメージの欲しい企業などからCMもお声がばんばんかかるでしょう。そういう人が代表でがんばるなんて、すごいですわ。しかも、しっかり仕事はして。阪神の選手会長の不調は気の毒なくらいなのに。  全体の雇用や最低賃金など、他の、特に力のない人の立場を守るのが労働団体、不況の昨今では、あまり強く機能していません。それがちゃんと機能しているのを見せて欲しいです。(労働者の権利ばかり主張だとヨーロッパの某国みたいになるから、それはそれで問題ですが)  ここまで選手会という労働団体を無視して、よくもまあと思います。選手会は労働基準局も認めたし、数年前の団体交渉でも球団側が認めました。でも、今回の裁判所の「お達し」がなければ労働団体じゃないと相手にもしなかったから、今頃、こんなことになったのでしょうに。

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