ねこまんまねこの日記

2019/08/17(土)15:11

ダンスウィズミー @ 丸の内ピカデリー 2019年日本

映画80点台(217)

映画の公開初日に観に行ったが、私にしてはこれは異例。それだけ三吉彩花に期待していたのだろう。 三吉彩花の魅力が大爆発している! ミュージカルという不思議な形態を面白いコメディにしようと努力した映画であり、奇妙な映画でもあり、ノスタルジックな映画でもある。ノスタルジックというのは、選択した楽曲が(狙い撃ち)(タイムマシンにお願い)(浜辺の歌)といった古い歌が多い事もあるが、ミニ遊園地、新潟の万代橋や弘前の温泉、青函連絡船、札幌という設定がとても田舎臭いことから郷愁をそそり、それが一流企業に勤め晴海のタワーマンションに住む主人公と対照になっている事から来るのかもしれない。 結論=かなり面白い。ミュージカル好きな方なら楽しめる筈。 85点!! いぬやしき で木梨憲武の娘役を演じた三吉彩花には演技の素晴らしさから、大物の予感を感じた。しかし今日の演技を見る限り、大物からはまだ遠い。このような おバカ爆発!おバカ丸出し!の映画出演者に大事な事は、いかにバカになって弾け飛んでいるか、であって、それが映画の生死を分けるもの。しかし三吉彩花を含め出演者の半分は恥ずかしさがあって、弾け切れていなかった。次回三吉に主演作があれば彼女の試金石となろう。(なろう、って誰だ俺?)

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る