ねこまんまねこの日記

2022/09/26(月)21:13

日銀黒田総裁の会見、ゼロ金利継続3年について

バブル世代考(78)

  円安によって我々日本人の全ての資産は70-75パーセントに目減りした。円安は日米金利差が開いていくのが原因で、今後も開いていく。かといって日本の金利を上げると景気が冷え込むのでこの金利差は仕方ないのだが、原因はゼロ金利、マイナス金利政策にある。 10月1日からビール又はビール関連商品が5-14パーセント値上がりする。ビールだけではなくコカ・コーラ社なども10月から大幅な値上げである。ねこまんまねこ氏の体内水分の半分はビールから吸収されるので、氏は取り敢えずビールを7ダース、箱で買いだめしたが、こんな生活防衛は焼け石に水で、やがては高価格で買わざるをえない。 値上げ原因は円安によりビールの原料となる、ホップ、麦芽、大麦などの価格高があり、ビールだけではなく、これは小麦や大豆や油などの食品の大半を輸入に頼る日本の全食品の値上がりをしているのだが、今日、日銀は突然に為替介入しドル円が5円近く円高に振れる場面があったらしい。 為替介入はしないと思っていた。なぜならすぐ破綻するからである。 日本政府のドル外貨準備は1兆3000億ドル、日本円で約180兆円のドルを保有しているらしい。しかし今日の為替介入で1/20-1/10の、10兆円から18兆円のドルを売って円を買っただろうから、残りは162兆円程度の可能性があり、あと同じ規模で9回の為替介入で、普通なら!、日本の外貨準備は破綻するだろう。 1997何にもアジア通貨危機でタイバーツを買い支えようとしたタイ王国や周辺のマレーシア、シンガポールなども総体で外貨準備が底を付いて買い支え出来ずに破綻した。 さすがにどんなバカでも日銀や財務省も外貨準備が底を付くことは容易に理解できるから、アメリカに協調介入を依頼して、アメリカも同意して協調介入していると思われる。それで、破綻はしないと踏んで、介入したのだろう。 では、介入で円買いドル売りをするうちの、幾らを日本が負担し、幾らをアメリカで行い、全体で幾らを行うのか、行ったのか? それは分からない。 仮に、9/22には日米は14兆円ずつ、28兆円をドル売りしたのかもしれない。いやアメリカはもっと少ないのかもしれない。 ただし、これでいつまで1ドル=140円が維持出来るのか? 日本が金利を上げないと言っている2年も3年も維持出来ないよこんなんじゃー。 しかも、問題なのは、アメリカは基本的に介入はせずに市場に任せる、放任主義のはず。それが協調介入するということは、日本は何らかの「お土産」を、日銀や財務省は、日本政府は、用意したということだ。 円高になればアメリカの輸入国益も失われるわけで、お土産無しに協調介入はしないだろう。 自衛隊の武器兵器購入なのか?なんだかわからないけど、そのお土産の方が、それが怖い。 9/26 に この日の介入は3兆6000億円だったのではないかと発表された。そんなもん? でもアメリカもドル売ったよね。

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