伝説の雨漏りハンター日記

2011/04/30(土)21:47

限界を知る。

プロフェッショナルとして想うこと。(31)

平成23年4月30日(土曜日)・・・・・・・・・・・・・ 本日の工事進捗状況 千代田区 Bビル総合改修工事・・・・・・・・順調に進行中 港区 Sビル総合改修工事・・・・・・・・順調に進行中 横浜市緑区 Iさま邸外装改修工事・・・・・・・・最終仕上げ段階 台東区 Kビル 屋上防水工事・・・・・・・・休工 厚木市 第二Oビル 外壁防水工事・・・・・・・・順調に進行中 朝のうち事務所で事務仕事をして、 9時前、都内に向けて出発。 思いのほか246が混んでいたので 途中、三茶から首都高へ まずは中央区で新規雨漏りの現調。 ALCにタイル貼りの物件で、先日の雨で雨漏りしたとのこと。 お客様は、震災の影響かも・・・・と仰っていたのだが、 窓まわりのシールが完全に切れている。 おそらくシールを打ち替えれば止まるケースなんだけど、 築20年近くで、タイルの目地もところどころ欠損しているので、 下地の状態によっては、シール打ち替えだけでは解決しない可能性もある。 お客様にその点をご説明したうえで、 とりあえずシール打ち替えの見積書を出すことに。。。 シール打ち替えだけだったら足場を組まずブランコで何とかなりそうだ。 門前仲町のお客様へ顔だし。 創業当初から20年近くご贔屓にしてくださっているお客様。 コチラもALCの建物で、窓枠からの雨漏り。 窓から身を乗り出して窓まわりのシールをチェック。 さらに周辺のALC版間の目地もチェック。 特に切れているところはない・・・・・・・・ それもそのはずで、10年前にウチで総合改修工事をさせて頂き、 その際に、しっかり打ち替えて塗装を被してあるのだ。 となると、 3メートルほど離れた斜め上にあるドレンまわりか? 上階のサッシュがらみか? とりあえず、後日、ロープでぶら下がって確認することにした。 うーん、ちょっと手がかかるかもしれないな・・・・・・・・ 千駄ヶ谷へ移動。 来週から着工する外装工事の最終確認。 日程の確認と、2~3の段取り。 これでよし。 あとは、実際に着工してからだな・・・・・・・・ ちょうどお昼時間だったので、 またしてもホープ軒で昼食。 ここのラーメン、絶対に体に悪いよな・・・と思いつつ、 立ち喰い15分でパッパッと昼飯を済ませられる魅力には勝てない。 けっして旨いラーメンではないのだが、 かれこれ20年前から、ついつい立ち寄ってしまう。 僕のメタボ体型の脂肪の何割かは、 この店の背脂で作られていると固く信じている。(笑) その後、虎ノ門のお客様へ。 コチラのお客様も創業以来20年近く可愛がってくださっているお客様。 今年に入ってから総合改修工事の話が進んでいて、 今日はその打ち合わせ。 いろいろご質問を受け、一つ一つご説明する。 工事の内容は、あらかたご理解頂けた様子・・・・・・・・ あとは工事の時期だな。 なんせ10階建てのビルなので、 足場を組む際の余震のことも考えておかないと・・・・・・・・ その後、 事務所に戻ろうと首都高に乗ってから、 ハッ!とあることに気づく。 そうだ! 今朝、スタンドに寄るのを忘れていた! たしか昨日の夜の段階で燃料計の針は一番下を指してたんだった・・・・・・・・ おそるおそる燃料計に目を落とす。 案の定、 一番下のメモリの、さらに下の下ぐらいを針が示している。 うーん、ちょっとヤバいかも・・・・・ と言っても、既に首都高に乗っかってるし。。 しかも大橋ジャンクションで渋滞しているし・・・・・・・・ 感覚的には、(全く根拠はないんだけど・笑) おそらく、あと数リッターは残っているはずなのだが、 なんせタンクの中を確認することは出来ない。 うーん、どうする?俺? 自慢じゃないけど、(って、そもそも自慢になるようなことじゃないんだが) 免許をとってから約30年。 ほぼ毎日、仕事で車を運転する生活を続けている中で、 内カギと、ガス欠は一度たりともやったことがない。 でも、 ガス欠を一度も経験したことが無いからこそ、 この燃料計が最後の最後ギリギリのところで、 あとどのくらい走れるものなのかが、全く予想することが出来ないのだ。 とりあえず、 いつ止まっても安全に対応出来るように、 左側車線を、おそるおそる走らせる・・・・・・・・ 結局、 東名川崎インターまで走りきって、 高速を降りてからスタンドへ直行。 ふぅ。事なきを得た。 しかし、その結果、 またしても燃料タンクの限界を知ることは出来なかったワケだが。 ま、知る必要もないか・・・・・・・・(笑) だけど、 よくよく考えて見れば、 体力にしても、知力にしても、 何事においても、 この車のガス欠と同じように、 もう動けない!もう全く何も考えられない! って言う、本当の限界までやり切って、 もう本当に何も出来ないってぐらい、極限の状態まで突き詰めて、 初めて『限界』を知ることが出来るのかもしれないな。 と、思った。 たしかに、 20年前に勤めていた某◯川急便時代は、 本当に足が一歩も前に出せなくなるぐらいまで走ったし、(走らされた?笑) いつ過労死しても不思議じゃないぐらい頑張っていた。 だからこそ、当時は自分の体力の限界ってのが何となくわかっていた。 もし体重があと2キロ落ちたら、 この会社辞めないと間違いなく死んじゃうな。。とか。(笑) あれは、 本当にピークだった2年目の夏、 身長172センチに対して体重53キロぐらいまで落ちた時だった・・・・・・・・ ちなみに今は73キロですけど。何か?(苦笑) あれ? 話が脱線したけど、 ようするに、 限界を知るには、一度限界までやり切る経験が必要ってことなのかも。 そう考えると、最近の自分はまだまだ頑張りかたが足らないような気もする。。。 45歳になった今だからこそ、 もっと目一杯頑張ってみてもいいのかもしれないな・・・・・・・・ ま、もっとも ガス欠を経験する必要が全く無いことは言うまでもないんだが。(笑)

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