伝説の雨漏りハンター日記

2011/10/11(火)21:10

ついにきた。。

雨漏りに取り組む(114)

平成23年10月3日(月曜日) <本日の工事進捗状況> 南区 Sマンション 屋上防水工事・・・・・・・・本日着工 世田谷区 Aビル 屋上防水工事・・・・・・・・順調に進行中 江東区 Tビル 屋上防水工事・・・・・・・・2期工事着工 宮前区 Hさま邸 ベランダ防水工事・・・・・・・・順調に進行中 新宿区 Yビル 雨漏り補修工事・・・・・・・・本日施工 神奈川区 Tビル コンクリート打ち放し再生改修工事・・・・・・・・順調に進行中 豊島区 Kさま邸 外装総合改修工事・・・・・・・・順調に進行中 北区 Aビル 外壁防水工事・・・・・・・・順調に進行中 朝イチで新宿へ。 まずはYビル様にて雨漏り補修工事の現説。 今日は雨漏り関連の予定がビッチリ。 かなりタイトなスケジュールになっているので、 朝のうちから少しでも時間を詰めておきたいところだ。 で、8時前から現説開始。 現場の状況と雨漏りのメカニズムの仮説を説明し、 補修工事の方針・方向性を伝える。 8階建てビルの屋上からロープでぶら下がってのブランコ作業なので、 細かい点は施工スタッフの判断に任せることになるが、 雨漏り専門部隊なので、そこは大丈夫。 打ち合わせ終了後、 お客様にご挨拶して現場を離れる。 一旦事務所に戻って少しだけ事務処理を進める。 で、9時40分をまわったところで再び出発。 あざみ野へ向かう。 6階建て分譲マンションの3階天井からの雨漏り。 RC造にしては漏水の量が多い。 量が多いってことは、小さなひび割れとかじゃなく、 わりとわかりやすい原因があるはず。 開口部、貫通部、打継目地・・・・まあ、この3つのどれかだろう。 タイルのエフロ汚れから判断すると、おそらく・・・・・ ある程度の仮説を立ててから次へ向かう。 午後からは相模原市で雨漏り現調が3件。 相模原市に到着後、 少し時間が空いたのでラーメン屋さんで昼食を済ませ、 午後イチで雨漏りのお客様へ。 実は、この物件がなかなかの難問だったのだ。 太陽光発電システム絡みの雨漏り。 以前からこのブログでもたびたび指摘している問題なのだが、 ついに、実際の自社案件として関わることになってしまった。 数年前から予想し恐れていたことが、 いよいよ現実化してしまったのだ。。。 正直言えば、 もはや現調する必要すらない。 現場を確認するまでもない。 電話で『太陽光発電システム絡み』と、聞いた時点で、 もう雨漏りの原因もメカニズムも全てわかっている。 現場を見なくても全てわかる。。 わからないのは、それに対する有効な対処方法だけ。 もちろん、 費用と工期に制限がなければ直すのは簡単。 でも、それでは莫大な費用がかかってしまう。 現実問題として、どう直すのが最も効果的なのか? そして、そもそも誰が責任をとるのか? おそらく、 そう遠くない将来、社会的な問題になる可能性が高い。 その時は、間違いなく我々雨漏り110番に問い合わせが殺到することになる。 雨漏り110番として、この問題にどんなスタンスで向きあうのか、 今から考えておかなければ・・・・・・・・ その後、 同じ相模原市内で2件の雨漏り現調をこなしてから、 夕方に帰社。 帰社後も『太陽光発電システム』の問題が頭から離れない。 この問題は本当に難しい。 やはり、一度、 雨漏り110番グループ会議で徹底的に議論する必要がある。

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