マルグリット、千秋楽。
マルグリット千秋楽 スポーツ報知女優の藤原紀香(39)が主演するミュージカル「マルグリット」の東京公演が28日、東京・赤坂ACTシアターで千秋楽を迎えた。震災の影響で6日遅れで開幕。紀香はほぼすべての公演で、終演後に共演者とロビーに立ち、観客に募金を呼びかけた。そのかいあって、19公演で954万9270円の募金が集まった。 公演には福島、仙台から命からがら東京に来たという観客の姿も。上演に葛藤もあったが、募金をした観客から目の前で「やってくれてありがとう」「勇気をもらえた」と感謝の声を聞き「エンターテインメントの力を信じて、舞台に立ち続けてよかった」と涙した。 義援金は30日に紀香が自ら日本赤十字社に届ける。大阪公演は4月6~10日に梅田芸術劇場で行うが、募金活動も続ける。と言うわけで、昨日、藤原紀香さん主演・秀樹出演のミュージカル、、『マルグリット』千秋楽行ってきました。24日に行った時は、席が最前列でもあり、その迫力・物語の展開のドラマチックさに圧倒され、細かいところまでは見れず、何も考える余裕もないまま見入ってしまってましたが。内容をわかった上で見てみると、いろんなことに気付きます。舞台装置や、音楽の入り方。この場面とこの場面は、同じ曲の歌詞違いなんだなとか。そして役者さんたちの動きも。この舞台転換の合間に、この方とこの方は着替えてるんだなとか。幕が上がる前のスクリーンには、マルグリットのどアップが映し出されてるんだけど、最初の日は全く気がつかなかったけど2回目には、この映像が瞬きしてることに気付き・・・最後の回には、時々向きを変えたり表情が変わったりしてることに気付いた。自分的には面白い発見だったーー。昨日は、最初千秋楽のはずだった昼の部をH列の真ん中。追加公演となった、本当の千秋楽は11日振り替えたときと同じE列で見ることが出来ました。追加公演ではけっこう後ろになっちゃうかもと思っていただけに、ラッキーでした。紀香さんは、歌は声量は他の方に比べ、ちょっとないように感じたけれど、ダンスは素敵だったし、何といってもその演技がよかった。若いピアニストにどんどん心惹かれていく様子がよく伝わってきて・・・。2回3回と見るうちに、マルグリットに感情移入しちゃっている自分がわかった。もちろん秀樹中心に見てるんだけど、その秀樹が本当に憎らしくなってきちゃったり・・・でも、秀樹演じるオットー将軍も、本当にマルグリットのことが好きなんだよねぇ。時代の流れとはいえ、切なくて苦しい物語でした。自分だったら???考えさせられて、終わってからしばらくは言葉も出なかった。カーテンコールでは、紀香さんが挨拶を。これがまた、胸いっぱいになってしまって・・・。終演後ロビーに、出演者の方々が自ら募金箱を持って立っていらっしゃる。どんなにか、お疲れだろうに・・・。そのお志に共感する方が多かったのだろうか、ほとんどのお客様が並んで募金していました。私も、まぁささやかではありますが、昼の部・夜の部と募金させていただきました。夜の部には、秀樹も!!何か言えたら、と思っていたけれど、言葉にならず、40周年おめでとうございますとお祝いとお礼を書いた手紙だけは渡すことが出来ました。読んでもらえるかどうかはわからないけど、とりあえず伝える努力は出来たから自己満足してます。来月は大阪公演。長丁場だし、自宅から離れている場所なので、どうか、秀樹も、他の出演者の方にも、お体に気をつけて最後まで頑張って欲しいと思います。自分も行けるかどうかわからなかった公演だけれど、なんとか体調も戻りつつあるし頑張って行ってよかった。素敵なミュージカルを、ありがとう!!