2009/09/23(水)23:33
日中のブリ釣りは難しい(2)シルバーウイーク編
ブログ更新を怠っているとあっという間に2週間が経ってしまいました。
悪天候の中9月5日(土)には、余別の弘安丸(山田船長)に乗って今シーズン3回目のブリのナイトジギングに行ってきました。この週は魚影が薄いという情報があり期待薄かと懸念していましたが、案の定サルワン側から草内沖まで走り回っても全く魚影無く船中釣果ゼロで帰って来るという顛末となりました。(同日朝まで頑張った和光丸では数本を挙げていたようでした)この日は大潮で潮の流れが激しすぎたのも敗因だったようです。
さてこのシルバーウイークは19日は仕事で、20日は母親を連れてのドライブで、ようやく21日と22日の2日間出航してきました。20日の強風の影響で21日朝の波は結構大きく積丹岬までは行き着かないのではないかと思われましたが、他に2艇全速で積丹岬を目指すボートがいたため勢いで電波塔前の50メートルラインに到達しました。
早速ジギングを開始したのですがブリと思われる魚影は薄く、ついついヒラメも釣れるかなとバケ仕掛けを降ろしていたところ大型のイシモチガレイが5枚ほどオオナゴに食いついてきました。ソイも2匹ほど上がりましたが、肝腎のブリの魚影がありません。そうこうしているうちに近くで釣っていたドリームが2匹ほどブリを上げ、後から来たシーハンターも1匹上げたため、帰ろうとしていたカリプソもシーハンターの近くに戻って粘らせて貰ったところ、約8kgのブリを何とか仕留めることができました。そこではまだ魚影があったため、さらに少し粘ったのですが、残念ながら当たりは1匹だけでした。
翌22日はカリプソとしては珍しく女性のお客を乗せての釣行となりました。相棒と3人とりあえず美国前浜でヒラメを狙おうと朝5時すぎにフィッシャリーナを出発したところ、余市沖60~70メートルライン、いわゆるソウハチガレイを狙う場所にイカ釣り漁船と思われる明かりを見つけました。もしかするとイカの群れに遭遇出来るかもと近くまで寄ってみたところ、イカ釣り漁船ではなく明かりを付けたまま底引き網漁船が漂っているだけでイカの魚影はありません。
これではしようもないと、当初の目的地美国前浜に向かいました。すでに3隻の遊漁船が25メートルから35メートルラインで流し釣りでヒラメを狙っています。2週間前に4枚を釣り上げた35メートルのマーキングポイントからカリプソも流し釣りを開始しましたが、魚影が薄いため遊漁船のラインに移動したところ魚影を認め、正直にそのポイントで5枚のヒラメをゲットすることができました。実はそのうち3枚は初心者のお客が竿仕掛け全てお貸ししたセットで釣り上げたモノでした。やはり5年掛かりで培ってきた道具は誰が使っても万全のものにまで進化していたのかと納得した次第でした。
その後、今回のお客がもし船酔いするようなら諦めようと考えていた電波塔沖にもちょっとだけ顔を出したものの魚影無く帰ってくることとなりました。
ビエント号は4kgくらいのブリを釣り上げたようですが、やはり日中のブリ釣りは難しいと感じた今年のブリ釣りでした。
10月はヒラメが余市前浜に寄ってくるので、ヒラメの数釣りを楽しみたいと思います。