くるみ～のゆめ

[院生生活] カテゴリの記事

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• か、勝った！？

  以前勤務していた病院へ数日間遊びに行って戻ってきたらば、気になっていた後輩から「ずっと前から胸が苦しくて、いないと心にぽっかり穴があいたみたいで・・」と、告白！？されてしまいました。うーん・・・私の片思いではなかったのかっ！？仮にこっちの片思いだったとして、彼が卒業するまで私のほうからなにかアクションをおこすつもりはありませんでした。だって。今は学生の身分とはいえいちおう数年間働いて、専門医までとったワタクシですからね。卒業できなくても、食べるのには困らない（爆）後輩のほうは、8歳年下の、まだ社会にも出ていない学生。立場がちがーうっ！！告白されたのはうれしかったですが責任感あふれる男なら。就職が決まってから告白するとか、働いて1年ぐらいしてから告白するとか、経済的に自立してから言うべきだろう、そこはっ。というのが気になる部分ではありました。で。「真面目に誘ってくれるんだったら考えますが、とりあえず、就職活動がんばってね。」と、返しました。がっがっ。合奏の練習がひと段落したときに、抱きつかれてしまいましたっ！！ひぃぇ～～私の脳内1年後計画はがらがらと音をたててくずれ。うれしいけど・・うれしいけど・・なんかちがう。その日はとりあえず、服の上からで済みましたが（爆）その直後から一気に食欲減退。いやもう、ほんとに。ねこちゃんに電話をかけて、「元気ないね」と言われてホントのことを言えず、泣いてるだけでした・・。で、次の夜練のときにも、予想はしていましたが・・抱きついてこられて、服の中に手を入れられそうになったのですが、やっぱりだめです！！ねこちゃんと初めて会った帰りには、ほんとうに暖かい気持ちで帰路について「こんな恋もあるんだなぁ～～」と思ったのですが、ひとりで物思いにふけっているときに後輩のことを考えても胸が痛いだけだもの。仮に体を重ねたところで、胸が痛いのはとれないのではないかと思っていました。私が「遊びでしょ？」と聞くと後輩「遊びでいいじゃーん」私「私は、遊びたくない。誘うなら真面目に誘って。」で、とうとう私「甘えるのはいいけど、それ以上はダメ。」と言ったらば、後輩「今までの女の子はここまですれば落ちたのに・・」えっえっえーーっ！？後輩「落ちなかったのは、せんせぃがはじめて」はじめて、って・・・あんたぁ～一体何人の女の子ぉを～後輩「でも、そうだよね、やっぱりそういう人じゃないとね。せんせぃ、ステキ。」・・かくして、後輩に膝枕をさせたまま、思い切り脱力していた、くるみ～なのでした。私「だからね、ちゃんと就職して1人前になって、それでも私のことが好きだったらまたおいで～」後輩「またおいで、って、せんせぃ、彼氏さんいるでしょ？」私「まぁいるけど、いつ結婚するとか決まってるわけでないし。もっと条件がいい人がいたらそっち選ぶよ（まぁそういうわけなので、ねこちゃんも、他に好きな人ができちゃったりしたら、そうしてください）」後輩「せんせ・・冷たぃ」もっともこの後輩クンは、ふつうに1-2年経ったぐらいでは、ねこちゃんにはかなわないと思いました。よっっっっぽど気合いいれてかかららないと。

  2008年12月12日

• 

  ネズミのうぶ毛

  最近、うぶ毛にはまっています。実験用ヌードマウスのうぶ毛がそこはかとなくかわいいので彼氏に写真を見せたのですが、理解してもらえませんでした。で、「ネズミのうぶ毛よりかわいくないねっ！」・・と言ってます（爆）

  2008年10月28日

• でーとのお誘い

  最近なぜか、年下男性2人からデートに誘われました・・1人は7歳年下で、もう1人は8歳年下です。弟より若い！！私ってばそんなに若く見えるのかとるんるん気分（←既に若くないと言ってるようなものなのだが）で弟に自慢したらば、「ゆるくて馬鹿そうでやらせてくれそうに見えるだけとちゃうん？？」Σ(￣Д￣≡)

  2008年10月26日

• 大物くるみ～！？

  休日は実験室が混んでいないので、当直がはいっていないときは大学に来ることもあります。このぐらいみんなやってるわけで、アドバンテージにもなりはしないのですが実験の待ち時間中、インターネットで「シュヴァリエ　～Le Chevalier D'Eon～」なるアニメを発見してしまいました！さて、それからが大変。家に帰って、一気に２４話までみてしまうと、時間は翌朝、午前７時前っ！休日のうちに実験をすませてしまったので、とくにやることがありません。そういうときは、文献探しとか、次の実験のプロトコルを考えるとか、論文をちまちまと書き進めるとか、データの整理とか・・・インターネットがつながっていれば、はっきり言って、家でも出来る。大学行くだけで、交通費もかかるしなぁ～・・・そこで。こういうときのための仮病ですヨ！仕事じゃないから誰にも迷惑かからんし。以前に本当に患った、ぎっくり腰はどうだろう・・・そうするとしばらく、腰のイタイフリをしないといけないのがつらい（爆）めったにないが、頭痛はどうだろう・・・そういえば、睡眠不足で本当に頭も痛いような気がする。だけどその頭痛の原因が、「徹夜でアニメ見てたから」っていうのが、何とも情けない話である。かくして、夏バテによる頭痛という立派な原因と病名が出来上がり、朝の7時から午後3時前までぐっすり寝。そのあと、データ整理を午前2時までちゃんと頑張った・・といいわけ言っておきマス。ま、こんなことしてましたが、これでもいちおうは小学校から高校まで皆勤賞な人間です。人間、いつでも堕落できるし、堕落するのはホントに一瞬、なんですねー。これからは心を入れ替えて、精進、精進・・・ZZZさて翌日、研究室に来たらば、机の上に名刺がおいてある・・「くるみ～先生、大物やなぁ～。国会議員が挨拶に来た日にぶっちするとはなぁ～。」あら～～。まさか。仮病を使った日に友人が訪ねてくるとは。思ってもみませんでしたよ・・・※ぶっち：すっぽかす、という意味の方言デス。

  2008年07月23日

• 急変

  秋の学会で発表するデータもまずまず揃い、レポートアッセイ、Western、SiRNAを導入しての再実験をして、学会発表が終われば論文をまとめる予定だったのですが、似たような研究内容の論文が先月発表されていたことが判明し、試験がおわってからちまちまと順調に進んでいたELISAやらPCRやらWesternやらのデータが全部2番煎じ状態になってしまいました（泣）唯一のウリが免染のみになってしまい、当初、（指導教官が）投稿を狙っていた雑誌はあきらめて現在進行中のレポーターアッセイがうまくいってもいかなくても実験を打ち切って、現在出そろっているデータのみで狙っていた雑誌よりもImpact Factorの低い雑誌に投稿することになりました・・ま、私は卒業出来ればいいんでImpact Factorなんて気にしませんが、Correspondeing authorとなる指導教官の将来もあるのでしょう。とにかく、英語の論文なんて書いたことないし、秋以降の課題、とのんびり構えていたのが、緊急課題となり、まずは投稿予定である雑誌の「投稿規定」なるものを解読せにゃいけません（泣）

  2008年06月02日

• 秘蔵のワイン

  以前、甲斐駒・仙丈に行った時、甲府を徘徊してワインを数本買ってきたのですが、一本だけ飲みきれず、かれこれ3年が経過。自宅に置いていても飲みそうにないので、研究室に持ってきました。抄録会が終わると一週間が終わった気になり、研究室で小宴会が始まります＾＾小宴会なので、たいていは各自缶ビール一本、というかわいいものです。ボジョレー・ヌーボーの季節とか、何かの折にワインが手に入ると、みんなでワインを開けたりもします。そんなわけで、今日はmyワインを開けました。保存状態は非常に悪く、カビでも生えていたらどうしようかとドキドキしましたが・・・私の評価「まろやかでアルコールがきつくなくて、意外とおいしい！」上の先生の評価「こうやって、コップを斜めにしてワインの縁の色をみると、赤じゃなくて褐色になってるやろ。相当熟成したワインやで」私の返事「陶器に入れてるから色が濃く見えるんじゃぁないですか？ワイングラスで見るともうちょっと色が薄く見えるんじゃないですかね？」別な人「そういう問題じゃないと思うで」・・とまあ、意外と好評で（カビも生えてなくて）良かったです。過酷な環境が、実際の年数よりもさらにワインを熟成させたのでしょうか！？日本のワインは、国際的な基準を満たしていなくて世界に通用しない、とかなんとか言われているみたいですが、甲府に行くと、一生かかっても飲みきれないほどのワインが売られていてびっくりしました。ま、わたしの入門は「蔵王のワイン」でしたからね＾＾それから比べると、甲府のワインは甘すぎず、味がしっかりしていて、「おいしいなぁ～～」と、しみじみ思ったもんです。また山梨に行く機会があったら、たくさん試飲して、たくさん買ってこよう、と思いましたよ！

  2008年05月23日

• それぞれの立場

  必要な機材と手技の習熟のための費用と時間を考慮すると、外注したほうが安くて確実・・・という、某実験方法があります。必要なコンピュータなどの器材をそろえるには100万円超？1回あたりに必要なチップが10万円、習熟するのに最低数回の練習が必要、てなわけで、外注したほうが安くつきますが、それでも、1回あたり60万円ぐらいかかるそうです（＠＠）さて、そんな実験費用をどこからねん出するか・・・指導教官から、「くるみ～先生の所属している（臨床）科の研究費でなんとかならんか聞いてみてくれる？」と言われました。上の先生が上記のようなことを言うからには、他の方法も考えつくしてのことだとは思ったのですが、「他に方法はないのか？」と言われた時に自分でもきちんと説明できるように代替方法がないかどうかをいちおう調べて説明できるようにしておいて、教授の前でいざ、話をもちかけたのですが要約を言ったところで「他の講座に人を送ったことはあるが、金は出したことはない。前例がないし、人も金も出すなんていうのは到底考えられん。」即断。すごすごと、研究室に戻りかけて、ふと。あっさりとこの返事を持って帰っても、いいのだろうか？？聞けることは何でも聞いてみよう、ということで他の大学院生が、准教授の研究費を使わせていただいている、という話を以前ちらりと耳にしたので、その人に、使い方や使い道の制限がないかどうかを聞いたところ、傍で聞いていた先輩が、「貧乏な俺らから金をとるなよ。自分らのところの研究なんやから、自分らで何とかしろ。俺らかて、科研費を自分らでとって研究してるんやから」・・・・。自科からの研究費はあきらめるしかありません。私だって、自分の科研費が通れば、試薬や抗体や器具など買いたいものはいろいろあるけど、今年の秋からやっと申請ができるようになって、通ったとしても来年度なんだから、仕方ないじゃん。今も、指導していただいている研究室で、必要なものを購入させてもらってるけど・・・金額が積み重なってくると、なんだか、悪いような気がしてしまいます。研究室の教授に報告に行ったところ、「そうか、ダメやったか、じゃぁなんとかしとくわ。」あれ。　あっさり。ダメもとだったのね・・・臨床科の教授の立場からすると、本来、自分の教室で行うべき研究を、他の教室で研究しているから、業績が、自科の教室のものにはならないし、研究をすることで臨床の人手が減ってしまっているから、なんでそのうえにお金まで出さなきゃいけないんだ、と。私の立場からすると、研究をしている教室は上の先生から「指導していただいている」うえに、実験の試薬や抗体や器具などは、研究室の先生方の研究費を使わせていただいて、一回3万円とか、8万円とか、買い物するたびに悪いなぁー、と感じてしまうんですよ。（そういえば、授業料、払ってるんだけど、どこにどう分配されてるんでしょうねー！？）客観的には、大学院生は貴重な戦力、なのだそうです。学位のために、給料貰わずに、実験をして、教室の業績をつくってくれる・・・しかし、わが身を振り返ると、戦力というにはあまりにも無知で、指導教官の手を煩わせているだけにしか思えませんが・・・研究費の補助をお願いしに行って、ダブルで跳ね返されて、先輩方から「厚かましい奴」って思われただけのようで凹みましたが、人からどう思われるかを気にしてもしょうがないですねーー

  2007年12月17日

• 凍傷

  おひさしぶりです、ごぶさたしてました。更新のない間ものぞきに来てくださった皆様ありがとうございます。11月は、週4日大学、週2日病院、週1日家で寝る、というありさまでしたがどうにかひと段落してこのごろは当直バイト以外は家で寝ることができます。そんなわけで、冬山へいく余裕もなかったのですが・・・凍傷になってしまいました（^^;）細胞を凍らせて置いておく場所として、研究室には－80℃のディープフリーザー、他の所に液体窒素のタンク、の2種類があります。ディープフリーザはすぐに取りにいけるのでお手軽なのですが、－80℃とはいっても、扉の開閉や出し入れで、とくに扉近くは－75℃程度にしか下がってないようです。液体窒素につけたほうが、細胞の劣化が少なく、細胞を起こしたときに死ぬ割合が少ないため、長期保存にはこちら。で、液体窒素に保存していた細胞を取りに行った時に、いちおうゴム手袋ははめていたのですがディープフリーザとは比べ物にならない冷気！！手が痛い、と思いつつ、細胞が痛むのもイタイので無理やり作業をすすめたのですが終わってから、右手の人差し指と親指の感覚が変！！ものにふれると痛くて痛くて、その日はみかんの皮もむけませんでした。それで、ねこぴーにそのことを言うと、ちゃんと危険を認知して行動しろ、と怒られました（えーん）だって、強酸でも強塩基でもなく、発ガン性もないんだもの・・・液体窒素って、－96℃だと今まで信じていたのですが、－196℃だったんですね（爆）痛みがとれるのに1週間ぐらいかかって幸いにも、凍傷1度ですみましたけど、こんどは、冬山用の手袋を研究室に持ってこないといけないなぁ・・・

  2007年12月07日

• ボケかイジメか

  1日にアメリカから戻ってきて、2日は病院のバイトで、6時半過ぎに仕事がおわりました。科研の申請は各自の仕事で、秘書は好意で手伝ってるだけ、なのでしょうけれど今までの周囲の人の話などを聞いていてはじめての科研申請だけれど、8部の作成は秘書さんにお任せできると思って安心していました。あわてて戻っても、秘書さんも事務の人も帰ってると思ってそれでもいちおう大学によってメールを見ると秘書さんが旅行で5日と6日は不在とのこと。あの、某ケータイ会社のCMではありませんが、「いきなりかいっ！」> さて、科研のIDの連絡があり、前回のID・パスワードと全く同じだそうです。> そのまま申請下さいとのこと。科研の私のIDとパスワードは、11月2日に発行で、締め切りが5日というように聞いていましたが、結局は、前回と同じ、ということは研究者名簿から抹消してなかったのでしょうか？もう少し早く知っていれば、他のみんなと同じく、アメリカに行く前に作業がすべて完了していたはずなのに。それでも、産学経理係の人は「先生のIDとパスワードはまだのはずですが、どうして電子申請画面が印刷できたのですか？」・・と、10月23日に電話で聞いてきてたしなぁ。電子申請は5日が締め切りというのは知っていましたが、書類の提出に関して「これは今日中でなくてもいいですよね？」と産学経理係の人に私が確認しなければ、5日中に提出しなければならないことすら知りませんでした。「今日の５時までにお願いします」・・・て、えぇ～！？当日かいっ！！5日は、研究室のカンファレンスと、手術と、手術部委員会があってその合間を縫っての作業でした。昼ごはんも食べず、手術室まで持ち込んで、患者さんを待つ間にも作業をしていました。もう、時間がなくて出来ませんでしたと言おうか、という思いと研究室の先生方が時間を割いて見て下さったのに提出できなかったら申し訳ないという思いとイジメ？　うっかり？書類の作成をしながら、そんなことを考えていました。秘書さんの旅行の日程を、アメリカに行く前に知らせていただいてたら・・私がアメリカにいる間に旅行を決められたのだとしても、手術部委員会のメールを私が出しているのでメールは見られるとご判断いただいて、早い目の連絡がほしかったです。2日の病院の勤務は、医局から無理やり行かされているものであるからして、今回のように外勤のため2日に作業ができず、5日に作業が集中してしまうことに関して連絡も配慮もしていただけなかったことが残念でした。極小医局なので、秘書さん１人で頑張ってもらってるのですが・・・今後、休暇をとられるときに全員のスケジュールに気を使いながらなんていうことになると、それこそ平日に休んだりなど出来なくなるし私も、「土日の」休みをとるために医長の許可をいちいち得ないといけなくてプライベートもへったくれもないみじめさはよく知ってるのでそんな状況になることを望んではないので秘書さんが２人であればこういう問題は解決するのでは？？あるいは、私の甘えすぎで、作業は原則自分でするものだというのであればそのようにはっきりと言ってもらえばそれなりにスケジュールを調整して手術など入れたりしなかったのに！イジメならなおさら、うっかりだったとしても今後プライベートでこの人と純粋に遊びに行くことはもうないだろうと思ったのでした。

  2007年11月05日

• 

  National Air and Space Museum

  国立航空宇宙博物館の中。入ってすぐのところ。飛行機好きにはたまらない空間ですね＾＾アメリカから日本まで、2時間で到着する飛行機だそうです。名前は・・・忘れました（爆）「トムキャットの翼の付け根がエロティック」などと、先輩が口走っていましたが、私にはどれがどれだか。～続く～

  2007年10月31日

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  ワシントンDC　2

  国会議事堂。このあと、リンカーン記念館を見に行く予定だったのですが、↑日曜マラソンが開催されていまして、リンカーン記念館に行く周辺の道は徹底的に封鎖されていました。とうとう行くのをあきらめました。ワシントン大聖堂。偉い人のお葬式は、ここでするそうです。中はきれいなステンドグラスがありますが、色合いがヨーロッパのものとは違って、現代的な感じでした。祭壇。さてそれから、「スミソニアン　国立航空宇宙博物館」ふっふっふ。ここは、ねこぴー（彼氏）がうらやましがってくやしがるところです＾＾何てったって、昔からの飛行機が、燃料を入れれば飛べる状態で、保存＆展示されているんですからー！！しかも、入場無料！写真撮り放題！！というわけで、次回に続く～（笑）

  2007年10月30日

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  ワシントンDC

  今日はレンタカーを借りて、首都のワシントンDC観光です＾＾図書館。ワシントン記念塔。そして、ホワイトハウス。おっと、こっちが正面玄関でした＾＾ホワイトハウスに入場するには整理券を朝早くから並んでゲットしないといけませんが遠巻きに写真をとるのは自由です。ただ、ときどき警官に「要人が通るからどけ」と追い払われますが・・

  2007年10月29日

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  洋風カニづくし

  ようやく明るくなってきたので、8時前にホテルをでて学会会場に向かいました。とりあえず一人でやってみようと、登録に向かいます。「FAXで申し込みしたんですけど」と、言って名前を言うとネームカードとチケットを発行してもらえました！以外と簡単だということがわかりました。後輩とは1時間後にホテルで落ち合う約束をしていたので後輩の泊まるホテルへ行こうと、いったん会場から出ると後輩に出会いました。ちょっとだけ聴講してから、別の便で来た先輩方と合流しまして、お昼ごはんを食べに行きました。「Obryckis」というシーフードレストランです。テーブル全体に紙を敷きだして、何事かと思ったら・・・ゆであがったカニを豪快にぶちまけてくれました！！日本だと、カニばさみと、カニさじで食べますが・・・こちらは、写真にあるナイフを蟹の足にあてて、ハンマーでナイフの背を叩いてこじあけるんです！そして、ゆでがににまとわりついている茶色いヘドロのようなものは、ペッパー。ペッパーをまぶしてゆでるんですか・・・ちょうど、枝豆にまぶした塩が豆にからみつくようにペッパーがカニ肉にからみついて、スパイシーな味でした。

  2007年10月28日

• Conference begins at 7:00am though...

  学会会場は、朝の7時にはすでにプログラムがはじまってます！で、それに参加したいのですが。まだ外は暗くて。一人で歩くのは怖いので。外に出れない・・・・（泣）

  2007年10月27日

• 

  my 1st day in B*l*i*o*e

  ぼったくりに傷心のまま、ホテルにチェックイン。チェックインのときに、「ルームキーはいくつ必要？」と聞かれました。Singleで予約してるんだから、1つでいいに決まってるんですけど？？アメリカのホテルは、連れ込み前提なのか？あるいは、記念にホテルのキーを持って帰ってもいいのか？（爆）そんな謎を残しつつ、お部屋。広いっす。そして、ベッドの高さが高いっ。目算で60cmくらいあるでしょうか。座ると、足が床につきません＾＾前にリッツに泊まった時に「ベッド高っ！」と言ったら「外資系ですので」というスタッフの返事だったんですが、あれは本当だったんだー（爆）しかーし、スイスのホテルではこんなに高かった記憶はないんですが・・・アイロン台とコーヒーメーカーがありますが、スリッパとパジャマがないっ！！ここでようやく、はるか昔に読んだ「地球の歩き方」にもアメリカのホテルにはスリッパの備え付けがないと書いてあったことを思い出しました。・・・ああ。学生時代の旅行って、ユースホステルメインだったからシャンプー、石鹸、パジャマ、サンダルはデフォで持って行ってたけれど日本のホテルに泊まり慣れてしまうと・・・堕落してしまいますな。逆に、海外から日本に行くと、ホテルのサービスの素晴らしさに驚くこと間違いなしです。狭いけど（爆）さて。後輩と待ち合わせ、ホテルのスタッフに、おすすめシーフードレストランを聞いて、行ってきました。Legal Sea　Foodsという、東海岸にチェーン店をいくつか持っているお店です。このあたりは「Crab　Cake」という、カニ料理が名物だそうで・・・スパイシーなカニ料理でした＾＾クラムチャウダーも濃厚な味でおいしかったです。シーザーサラダだけが、日本のとちがって、チーズの味が重く、後輩と2人でポリポリ黙々と食べつくしました。食後のコーヒーが、いかにもアメリカンマグカップに入ってでてくるわ、スプーンは、カレーライスでも食べるんかい、というでかいスプーン。コーヒーフレッシュもでかい！しかも２つ＾＾それにしても、こっちの食器は、ホテルに備え付けのものも含めてどうしてこんなに分厚いんだ？？そういえば、思いだしたっ！機内でのアルコール飲み放題を楽しみにしていたのに、お金とるんだよーー！！イマドキは。以前、エジプトに行く時にトルコ航空を利用したときには、アメニティセットがおまけで付いてきたというのに。航空産業も、原油高騰で経営が厳しいのでしょうかねーー。

  2007年10月27日

• いきなりかYO！

  アメリカの学会にやってきたのですが・・・なんとか無事にホテルに着きました。時差が-13時間です^^後輩が同じ飛行機に乗っていたことが判明しまして当初の予定では空港からホテルまでシャトルバスで行く予定にしていましたが後輩が「鉄道で行く」と言いますのでじゃあそうしようかと思ったのですが、すごい雨だし、二人だからタクシー使おうよ、ということになりました。予約していたホテルが別々なのでタクシーの運転手さんに、「AホテルとBホテル」と伝えるとどっちかだけにしてくれと、言います。なんて融通のきかないタクシードライバーなんだ！それで、後輩のホテルに連れて行ってもらって、私も降りようとすると「Bホテルまで連れて行ってやる」というので素直に乗ってると、後輩がいったんお金を払ったのに、また請求してくるじゃあないですか！！そんなのおかしい！！と、抗議すると「Its a law」lawだって？　 じゃあ、おまわりさん呼んできて確認するから。と、車の外に出ようとすると、じゃまをしにかかってきます。こっちにゃ～大事なパソコンもあるし、身の危険を感じて、しぶしぶ払いましたよ（泣）コンチクショー！！！やっぱり、私を先におろしてもらうべきだったわよ。

  2007年10月27日

• 近況

  10月から、先輩から譲り受けた（他に行く人がいなかった）バイトのために月収70万という、学生らしくない状況です・・・バイトが終わってから大学に戻って実験をし始めるので毎週金曜日は大学に泊まり込むしかありませんが・・・花金なんていうのは、もう死語でしょうか。ていうか、そんな時期が自分にあったような覚えもないのですが。科研費申請と、専門医試験申請の書類作りのために、金曜日だけの泊まり込みではすまなくなってバイト当直以外の日は大学に泊まり、家には2、3日に1回お風呂と着替えに「行っている」という状況です。研究室に、じゅうたんびきの部屋があり、雑魚寝ができます。この頃は寒くなってきまして、しばらくは耐寒訓練と称して座布団4枚で我慢していたのですが（1枚は枕で、1枚は下に敷いて、あとの2枚は上にかけます（笑））やはり寒さで何回も目がさめて夜中にガタガタと一人で震えてると、なんだか虚しくなってきて山にいく時間もない、と観念してシュラフを研究室に持ち込みました（爆）いやぁ～　暖かくして寝ると、疲れがとれますなぁ～（笑）こんな状況ですが、先の週末は彼氏が来てくれる、というので「リッツカールトンに泊まりたい♪」とリクエストしました。たいていの予約は、わたしがインターネットでするので今回も、そうしたのですが、部屋に案内されると、バスルームの洗面台にバラの花びらがちりばめられていました。さすがリッツだと感心していたのですが、翌日に「あれはオプションで頼んだんだよ」と種明かしをされました。まぁ～「女性」として扱ってもらえて、感激しましたよ♪そんなこんなで、早く書類を仕上げて、アメリカへいく準備をしないといけません。飛行機の中で爆睡できるのが一番楽しみです（爆）

  2007年10月22日

• 

  徹夜してたら・・・ロミオ×ジュリエット　最終幕

  ここしばらく、毎週土曜日の午後から楽しみに見ていた「ロミオ×ジュリエット」この週末が最終回なので、一刻も早く見たい見たいと思っていたけれど土曜日の昼から月曜日の朝まで当直なんだなぁ～見るのは月曜の朝かぁ・・・そして、もうひとつ。細胞はいっぱいになってるのに、実験に使う器具がとどいてなくてまだかまだかと待ってたら、金曜日に届きまして。土日は当直だし、月曜はカンファと手術運営委員会があるし、火曜は別な実験の予定があるし・・・細胞がいつまでもつか不安だし。今夜実験やっとくしかないよなぁ・・・・というわけで。午後10時からはじめて、3時ぐらいに実験終わりました。で。さっさと寝ればいいところを、過去のロミジュリでも見るかぁ～、と22話・23話と見終わったところで。まだ正午になってないのに、24話が見られる状態になっているのに気が付きました♪♪夢！？じゃない！？月曜日の朝に見ることになってたはずの最終話を、土曜日の未明に見ることができました♪粋な計らいに感謝です♪徹夜して実験しててよかったぁ～（涙涙）もう、3回も見ちゃいましたヨ！内容も、涙涙、でしたヨ！3回ともロミオが死ぬところで泣いてしまいましたヨ！・・・ちなみに、ロミジュリのDVD購入してですねー、MRさんに（無理やり）貸してあげたところが奥さんがはまってしまったそうです＾＾

  2007年09月28日

• 

  横浜

  1日目。rannboさんのレストランにおじゃまさせていただきました。予約をしてから、あと1ヶ月で店を閉めるとうかがって、びっくり！！来年の誕生日にまた行こうね、と彼と話していたのですが、たまたま横浜で学会があって、彼も休みがとれて、レストランにもう一度行くことができて、ラッキーでした。ほんと、良かった！！前回はお客さんも多かったのですが、今回は、ゆっくりできて、お料理をいただきながらいろんなエピソードを聞かせていただきました。上の写真は、レストランに飾ってあるシカの剥製？ですが再開される予定のお店でも飾ってくれるのかなー・・・夜11時に横浜のホテルに到着。満室のため特別フロアに格上げで部屋を用意しましたと、フロントの人。で。こんな夜景でした。お風呂からも夜景が見えるんです！！後日値段を調べたら、一泊９万円！！・・・半額以下で泊まっちゃいました・・・m(_ _)m２日目。いったんチェックアウトして、学会に参加して、午後に再チェックイン。この日、彼は帰って、私一人で泊まると思っていたのですが、彼は、富士山麓の博物館？に行ったあともう一度横浜にもどってくるつもりでいたようで、これが判明したのが前日の新幹線の中！そこで、チェックインのときにもう一人追加を、とフロントに言ったところが、朝食だけのことだと思われたのか、一人泊でも二人泊でも値段が一緒なのか、ホテルというところは持ち込みOKなのか（爆）「レストランで追加料金（朝食のね）を払ってください」とだけ言われて、宿泊料金の追加はナシ。そして、学会出張費なので、宿泊費は研究室がもってくれて、タダ。こんどは、普通の階の部屋で、それでも観覧車が見えてバルコニーを開けることができる部屋で、こんな夜景でした。観覧車が地味なのは、撮影した時のライトアップのタイミングが悪かっただけです＾＾それを差し引いたとしても、写真で見ると上の階の夜景のほうが遠くまで見えて華やかそうに見えます。だけど、リアルに泊ってるときは、路上の明りからの距離が近いため、どちらの階でもあまりかわらない夜景の明るさでした。彼がふて寝していたので、一人寂しく写真を撮りました・・・ラッキーなことが多かったですが、彼との連絡の行き違い、勘違いがあったり、わたしが学会のあとの飲み会に参加して戻ってきたらば機嫌を損ねてふて寝してたり、（飲み会、誘ったんだけどね・・・やっぱり、知らない人と飲むのは嫌だよね）意思疎通とお互いの立場の理解の未熟さを思い知らされたのでした。今回は、「学会」という名目で横浜にきたわけだし、しかも出張費まで出してもらってるんだから自分だけ先に部屋に帰るという勝手なことはできないわけで上の先生にはお付き合いしないといけないし、彼も、一人で残されてさみしかったんだろうけれど・・・私の立場もわかってほしかったよー。３日目。仲直りしまして、午前中は学会をサボって、ムニャムニャ・・・↑午前７時前。暑くなりそうな感じです・・・

  2007年08月21日

• 助教授と助教

  大学のヒエラルキー（階級制度）（昔）教授助教授★講師助手★ポスドク大学院生（今）教授准教授★講師助教★・・・（以下略）今年から、★マークの役職は呼び名が変わったんですよーー。とくに、助教（昔でいう助手）と、（昔の）助教授とがややこしくてぱっと見で「○○先生、若いのに、講師飛び越して助教授になっちゃったんですかー」とかいう誤報が大学内でも飛び交うぐらいですから大学外の人々が勘違いするのは無理もない話です。かくいう私も、「『助教』に就任することになりました」というメールをあちこちに出したらば。隣の研究室の後輩から「くるみー先生、『助教授』になられるんですかー、おめでとうございます！」という返事が返ってきました（爆）上の地位を下の地位と勘違いすると失礼にあたりますが下の地位を上の地位と勘違いされるのも・・・決まりわるいもんですね・

  2007年08月20日

• 外部脳

  一週間ぐらい前から迷っていたのですが、やっぱり、買おう！mona（今のノートPC）＋100G　HDD＋200G　HDDでは、臨床データとそのバックアップと原稿と資料と山の写真でごちゃごちゃしていて、研究用のデータを入れても、どこに置いたかわからなくなるので新しいパソコンを買って、入れなおしたほうがすっきりするから今日買おう！と決心したらば。monaでインターネットがつかえなくなってしまいましたm(_ _)mpingは通るし、ネットにはつながるものの、なぜか、DNSを反映しなくなり・・・で、インターネットが見れない！半日ぐらい、みんなに迷惑をかけながら、ハブとパソコンの電源をつけたり消したりしたのですが、えくすぷろーらのばぐなんだろうか？？えーん、先週の木曜日にはふつーに使えてたのにぃ～もう新しいのを買おうと決めていたので、午後は生協に行って購入してきました。Vistaではなく、XPにしたので、すごい安上がり？トータル16万円で、Office2007＋バックアップ用外付けHDDまで購入できちゃいました。プレインストールはされているものの、自分の好きなようにパーティションを切りなおして、アプリケーションをインストールしなおして、ネットワークプリンタに接続して、ようやく初期設定完了。小学生から数えて5台目、2台目のノートPCの名前は、「Iris」にしました。1代目は小学校5年生の時に父親の使っていたのを譲り受け2代目は大学1年生で購入し3代目Rueは大学4年生でパーツをオーダーしてつくって4代目Monaは医者3年目にノートが必要になって購入（一度こわれたが修理）5代目Irisは医者？年目で4代目のキャパがいっぱいとなり購入3、4年で買い替えてしまってますせめて5年は使いたいんですけどねぇ・・・なんかちょっと、お金かかりすぎ・・・

  2007年08月13日

• 中退？

  今日は朝から病院で外来バイト。お昼ごはんを外で食べてコンビニでマンガの立ち読みをして（笑）のほほんと大学に到着したのが、午後3時♪着いて見たらば、教授からＰＨＳに連絡が（汗）医局の秘書さんにコッソリ電話すると「人事のことみたいよ。でも、もういいって。」あ、そう？明日から穂高に行くし、きょうはネズミの餌と水がちゃんとあることを確認したらあとは論文を読む・探す、しかすることがない・・・で。疲れたので机につっぷして昼寝。そんなことしてすごしてました。夕方の6時に教授から電話がかかってきたので目が覚めて、呼ばれて医局に行ったらば。助教（助手）のポストが空くんだけど、やらないかという話でした。2ヶ月足らずで、外病院から人をまわしてくる時間的余裕がないので大学の中でやりくりする予定なのだと。あ、やります♪と返事をしたらば。大学院を中退しないといけないんだと。中退中退うーん・・・・やっぱ、やりたくないです（爆）中退しても偉くなった人はたくさんいるし大学院卒がエライわけでもないけど～うちの父親も大学院中退したしねぇ院を卒業しなくても、論博というテはあるけど。で、研究室に戻って、その話を上の先生にしたら、「よっぽど人が足りないんやねーー」・・・ギャグで言われてるんでしょうか？？「俺はいいけど、うちの教授がサ、『大学院生頼みます』って言われてそれをまた、たったの半年で引き上げたりしたら、うちの教授にしてみたら、こんな失礼な話ないわけヨ。」そんな失礼なことを承知で引き抜きにかかるってぇのは、よっぽど人がたりないんじゃないか？　と。なるほど、そいう局面があるわけか。「他に大学院生はおらんのか。」「○○教室に3人ほど行ってますけど」「あー。そら引き抜けんわ。」「なんでですか？」「だって、医学部長の教室やんか。あかんあかん。医学部長やでー。失礼どころの話じゃないわ。うちから引き抜いたほうがよっぽどマシってぇもんや。○○教授も、考えてはるねんなぁ。なるほどなるほど。」・・・・。しかーし、別の科の友人が、「大学院休学」で助教をしていたそうなのでその話を聞いてみようかと思いたって、友人の所属する研究室に行ったら「今日はバイトでいません」と、実験助手の人に言われた・・・キャリアに「○×大学助教」てつくのは魅力的ですが（めったになれるもんじゃない・・というほどでもなく、助教とか講師ぐらいは経験者多数です。そのうえの准教授とか教授は狭き門ですがまぁそんなポストは、本人がなりたいと思ってもいろんな実力が伴わないと本人だけでなく周囲が不幸になるし）大学院を中退するってことは、その助教をやめるときには、どこかの病院に就職するか開業するか気ままな学生生活には戻れない、アトガナイってぇわけでそれでも働きたくなければ留学するしかない！？ということになるでしょ？ただ働きだけど。お給料もらわず（授業料払って）大学病院で外来して、手術してる日もあるけど。朝10時に起きる日もある。気ままな学生生活だからしばらくはこのままがいいなぁー。

  2007年08月09日

• インシデント

  小学生の頃から、活字にはまると、周囲の声が聞こえなくなるという特徴がありまして、本を読んでいるときに、なんど呼ばれても気づかない、ということが何度あったか知れません。大人になるにつれて、難しい文章を強制的に読まされるようになると没頭しなくなるどころか、２、３行も読めば寝てしまう、という有り様になってしまい、あの集中力もなくなってしまったかに見えましたが興味のあるものには、集中力が発揮されるらしく駅のプラットフォームで、乗車位置にしっかり立ってケータイでブログや記事に夢中になって気がついたら電車に乗り忘れてた、ということが2回。で、遅刻・・・（恥）遅刻ぐらいで済めばまだいいのですが、今日は、手術予定表をながめながら、液体窒素の運搬をしていたところが、液体窒素が満タンに補充された容器といっしょにエレベーターに乗り込んでしまい、ドアが閉まって動き出したときに気がついて、思わず、息を止めた！（爆）・・・息を止めたところで、何の役にも立ちませんがね（爆）先日の、エレベータの中で首を絞められた悪夢を思い出しましたヨ。幸い、何事もなく、目的の階まで到達してドアが開いたのですが、容器だけが入っていると思ったら、ヒトものっていた！、と上で待っていた先輩がびっくりしてました・・・そりゃそうだよね。死ななくて良かった！！いやーー事故って、山だけで起こるとは限りませんねー。

  2007年08月06日

• あぁっ、RNA！

  組織からのRNA抽出は、培養細胞からのRNA抽出より難しいそうです。が、組織からのRNA抽出をする必要がでてきました。英語で書かれたプロトコルを繰り返し読んで前に上の先生がやっていたのを思い出しつつ脂汗をかきながら、3時間かけて、18個もある手順をこなして、ついに取れた、60μLの液体！とれているかどうか、濃度測定をしました。200倍希釈して、吸光度を計測。なぜか、バックグラウンド（蒸留水）よりも低い吸光度（泣）再計測、試料をつくりなおして再計測、再計測、バックグラウンドの再計測、と、7回ほど計りなおしましたが、吸光度は、さして変わらず。計測についてきてくれた上の先生、「まぁーー組織から取るの、やっぱり難しかったかなぁーー」「どうせなら、最後に、原液で計ってみるか。」私もあきらめモードで、どうせ、RNAは取れてないだろうから、だめもとで残り56μLの原液を全部測定の機械にがっつり入れました。すると、5420μg/ml という数値が・・・機械の設定を200倍希釈にしていたので、実際の濃度は27.1μg/mlですか・・・「あーーちゃんとあったやーん、あははは・・・」ちゃんとRNAが取れていたのは良かったのですが、試料を全部測定に使ってしまったので、次の解析に用いる分がありません・・・「じゃー、またもういっかい取るってことで」嬉しいような悲しいような、結果でした。

  2007年07月24日

• がんばれ先輩・・・

  学生時代に同じクラブだった先輩から、「細胞をわけてほしい」という依頼がありました。私のお邪魔している研究室の上の先生から、細胞の移動方法と飼い方について教えてもらって、取りに来てもらうことになったのですがいきなり、「明日行く」と言い、その日中に、ねちっこく、ねちっこく、何通も確認メールがやってきました。最後の2通ぐらいは、もう、どうでもいいやん！そんなこと！みたいな内容でした。大学生時代は、かっこよくて、モテモテの先輩でしたが、こんな性格だったのね・・・・それで、当日、午後2時に約束していたのですが、その1時間半ほど前に「ごめん、30分ぐらい遅れる」と電話が入ったかと思うと「今来たんやけど」　と、1時40分に電話が入り、なんやねーん！！あれやこれやで細胞の引渡しも終了しました。これで終わりかと思ったら、1週間後。「細胞を起こしたのですが、島状にぎっちりした感じで増えていくのでよいのでしょうか？継代はどのようにしたらよいのでしょう？」というメールが。先輩っ！！研究室に入って半年も経たない私に聞かんといてっ！細胞を分けてもらった先生に聞けばいいのでしょうが、先輩からメールがきたときに、けっこうねちっこく私も質問したのでなんだかなぁーー　質問しづらいです。「なーんも気を使うことない細胞」だと言っていたので、スタンダードな方法でいいと思うんだが・・・そもそも、本とか、インターネットに情報が転がってるんでないの？というわけで、検索したら、ちゃんとあるではないですか。わたしに実験方法を聞くなんて、手術を依頼するよりも危ないぞ（爆）「実際に培養した経験がないのでどのような状態になるのか知りません。そこで、ネットで探してみたのですが、培養方法は、目的に応じて少しずつ変わってくるようです。キホンは、DMEM＋10％FBSでいいのですが、三次元的培養、なんていうのもありました。参考：http://www.md.tsukuba.ac.jp/epatho/3D culture.pdfあとは、マウスに植えるとき、とか。継代に関しては○○先生の方法と、わたしの方法とでは少しちがうみたいで、場所によって少しずつ流儀が変わるようです。PubMedで文献を探してもらったほうが、スタンダードな方法の情報が得られると思います。ちらり見、の情報ですが継代方法と長期継代に関する論文です。↓Genes Chromosomes Cancer. 1997 Aug;19(4):201-14. Related Articles, Links Sustained nontumorigenic phenotype correlates with a largely stable chromosome content during long-term culture of the human keratinocyte line HaCaT.Boukamp P, Popp S, Altmeyer S, Hülsen A, Fasching C, Cremer T, Fusenig NE.PubMedで「HaCaT」「passage」などをキーワードとして探すと、いくつか文献がでてきますので目的に応じて、適当にキーワードを変えて探してみてください。そのほうが、確実だと思います。」なんて、親切な後輩なんでしょう（爆）てゆーか、このぐらいは、自分で調べてくださいよ、先輩。

  2007年07月17日

• ネズミの命名

  近頃は、遺伝子組み換えの技術も進歩しました。以前は、「○○の遺伝子をノックアウトしたら、死んでしまった」ということがよくあって、致死遺伝子の動物実験は出来ず、困っていたみたいですが、最近では、ターゲットの遺伝子を思い通りの時期に思い通りの臓器で過剰発現させたり、欠失させたりできるような遺伝子組み換え動物をつくれるぐらいに技術が進歩しています。致死遺伝子だって、成長期には普通に発現させて、オトナになってから、目的とする臓器だけで欠失させることで生きた状態での遺伝子の役割を調べることができるんです！それは、Cre-loxPシステムという技術が開発されたからで、これは、ターゲットの遺伝子をXとして、これをloxPと呼ばれる配列ではさんだ遺伝子組み換えマウス（floxedマウス）とDNA組み換え酵素を特定の細胞のみで発現させたCreマウスとを準備してこれを交配させると、CreとloxPの配列を同時に持つマウスがある確率で生まれます。Cre酵素は、特定の細胞のみで発現しているのでその細胞だけは、Cre酵素がloxP配列を認識して、上流のloxP配列とターゲット遺伝子Xを切り出すことで、Xを欠損させることができます。特定の細胞以外では、Cre酵素が発現していないので、遺伝子Xは欠損しない。------->LoxP1>----->X>------>LoxP2>-------- ↓--------->LoxP2>--------下のloxP配列の下流に遺伝子Yがあって、ターゲッティング遺伝子XがYを抑制するものだったりすると、------->LoxP1>----->X>------>LoxP2>-------->Y>---------- ↓--------->LoxP2>-------->Y>-----------これでYが発現するようになる、とか・・・・と、ここまでが「キホン」なのだそうです（汗）ここまでは、意識をこらしてかろうじて理解できたつもりになるのですが、その先の応用となると、いつもわけがわからなくなってしまいます。それから、そんなうまく、抑制遺伝子Xが、遺伝子Yの前に入るものなのかなーとかいう素朴な疑問。ちょうど、方程式の悩み始めで、「右辺の文字項を左辺に移してもいいのだろうか」と考えるようなもの！？そんなんは、当たり前の人にとっては、当たり前なんだろうか・・・ネイチャーのとある論文にのっていた遺伝子組み換えマウスのお話。「KRT14CreER；Ctnnb1^(flx/flx)マウスの作成。β-cateninノックアウトマウスを作成するため、Ctnnb1^(flx/flx)マウスとKRT14CreERマウスを交配した。そして、Ctnnb1^flx/；KRT14CreERのオスとCtnnb1^(flx/flx)のメスを交配した。」Ctnnb1遺伝子が、β-cateninをコーディングしているのかCtnnb1遺伝子の産物が別のβ-catenin遺伝子の転写を促進するのか知りませんKRT14-CreER Ctnnbl^(flx/flx)と、KRT14-CreER βcatenin^(flx/flx)は、相同ではないのでしょうか？欠損させたい遺伝子がCtnnb1であり、これをloxP遺伝子ではさんだシーケンスを組み込んだマウスと、Creマウスは、KRT14とERという付属品がついていますが、Krt14が発現するところ＝真皮でのみCre酵素が発現するんでしょう、きっと。ERはなんでしょう？　エストロゲン・レセプタ？（爆）そして、Ctnnb1^flx/；KRT14CreERのオスとCtnnb1^(flx/flx)のメスを交配したというのが、なんで前者がオスで、後者がメスでないといかんのか、そして、どうして2回掛け合わせないといけないのか、そして、オスのloxP配列がどうして1個でないといけないのかそして、マウスの記号の「/」と「；」はどういう意味があるのか・・・・　謎は深まるばかり。Tg(Krt1-15-Cre/PGR)22Cot;R26Rとか、Tg(Krt1-15-EGFP)2Cotとか、Tgが「トランスジェニック」ってのはわかるけど、Krt1-15は、Krt15のことで、ここでCreが発現するってのはわかるけど、「PGR」はプロゲステロンレセプタのことだと説明がきはありましたが、「22Cot；R26R」って、何！？EGFPは緑色色素なので、K15の存在下で緑色になるのはわかるが、「2Cot」って、何！？そして、Krt1-15-CrePR；R26R と　Krt1-15-CrePR＊/R26R　とTg(Krt1-15-Cre/PGR)22Cot;R26R　は、何が違うの！？tetO-Dkk1;K5rtTA　なんて、もうお手上げ状態です。せめて、「/」と「；」の違いぐらいはわからないものだろうか、と「マウス・ラットなるほどQ＆A」にのっていたJackson Labolatoryとか、理研のページを探してみましたが、やっぱりわかりませんでした。遺伝子学、大学生時代も苦手だったけど、やっぱり苦手だ～～

  2007年07月09日

• 鬱々・・・

  今日は、事務の人に、患者さんが来たら呼んで、と伝えておいたにもかかわらずスルーされてしまい、細胞のことが落ち着いて、呼ばれん、呼ばれん、と思いつつ病院のほうに戻ったら上の先生が診て、帰ってしまった後で、ついつい、受付の、患者さんのいてる前で事務員さんをどなってしまった・・・出来ないなら出来ないと、いってれば、下の医師にお願いしたのに！細胞は、プライマリのほうは順調に増えているが、もう一種類の、マウス由来の腎臓腫瘍のセルラインは、どんどんと底からはがれ落ちてきてて何が原因なんだかよくわからないです。（細胞を起こしたときに、セルバンカーに長くつけすぎていたのが悪かったのか・・それにしては、24穴に植えたほうは、まずまず増殖していたんですけど・・・メディウムが悪いのか、それにしては、プライマリのほうはよく増えてるし・・と、思いつつ、メディウムのビンを光にすかしてみると、液の中に浮遊物があって、コンタミ！？かと思ったのですが、テクニシャンの人に聞くと、「FBSを調製するときに、遠心にかけなかったからだと思う」というわけで疑いは晴れたのでした。もう、このdishはだめだから、新しいのを起すつもりですが上の先生が出張から戻ってきて検鏡してもらうと、何かがわかるかもしれないのでそのまま置いておくことにしました。そして、何よりも気が晴れないのは、10月から毎週金曜日に、某市民病院にバイトへ強制的に行かされる羽目になったこと！今まで行っていた院生の先輩が、卒業して、助教になるので、誰かが代わりに行かなければならず少し前に、打診されたのですが、給料や条件を聞いても、行く気にはなれません。そこで、院生全員で、バイト調整会議を開くことになりました。卒業予定の先輩のバイトスケジュールを書き出して、全員のバイトスケジュールを書き出します。「くるみ～先生、少なすぎ」「そんなんで生きていけるの？」「欲がなさすぎ」「もっと働け」ねこぴー（彼氏）が聞いたらきっと大笑いに違いありませんたしかに、定期でいっているバイトは少ないものの、スポットで、多いときには週4回当直に入ったりしていますでも、せっかく学生なんだし、生理中とか休みたいのと、指導してくださる先生のスケジュールと、先生がおられなくてもできる実験との兼ね合いをみて空き時間を考えるのとで、「毎週」という決まった予定は入れてないのです。しかし、金曜日にスケジュールが空いているのが私だけで、必然的に、行かざるを得ず・・・「院生のデューティーや。」「みんな一個ずつはオペのあるバイトに行ってるんやし」「勉強になるって」1人でするオペで、勉強になることなんて・・・何よりも、指導してくださる先生がいる時間に、わたしが研究室にいられないのがもったいな過ぎる！！金額だって、決していいとは言えず。全日で働くんだったら、その倍額ぐらいくれるバイトなんていくらでもあるのに。「医局のもってる口だから、続けていかないといけない」という論理だって、ヘンだわよ。働きたいときに働けない、という立場の人からすれば贅沢、といわれるでしょうが、働きたくない、と言ってる人を働かせるのだって、ひどいことだわよ。その気になれば、全日働けば、提示されている報酬の、倍額ぐらいの仕事先はたくさんあるし、ぐーたら寝たい、遊びたいから働きたくない、といってるわけではなくてお金を稼ぐよりも偉い先生のそばにいるほうが、時間的に価値があると思うからそれまでも、いろいろ紹介されたけど「勉強にならないから行きません」と断ったのに。こういう態度で診察されるぐらいだったら、他の病院にいってもらったほうがどれだけいいかしれません。ちょっと、10月までに気持ちの整理をしないといけないのだけれど、あ、生理休暇はぜったい要求しよう。

  2007年06月19日

• 備忘録

  週末は、ノートパソコンを持ち帰るつもりだったのですが、日曜日にパソコンを持ち運んで、当直先の病院で空き時間に作業をして、月曜日に大学へ持っていく・・・・と考えると、荷物が増えるのはつらい。このごろえらく、軟弱になったなぁ、と思いつつ、研究室に放置することに。結果、日曜日の当直はやたら忙しく、PCをいじっている閑はなかった！まぁよかったかも。あまり寝てないので、午後には頚と肩が限界。だれかー、揉んでー！！・・・と、研究室の中で叫びましたが、スルーされました。たしかにね。男ばっかしの研究室じゃぁね（爆）本日は、実験操作をちょこっと。そして、業者さんからのTEL「センセイ、今日当直行けませんか？」いや、今日は・・・カタトクビガイタイノデカエッテネマステイウカ、イマカラデモセイタイニイキタイデス（泣）１）実験ノートの整理・清書４は現在進行形のところまで書けた。５～８はこれから。５：RT-PCR６：genotyping７：蛋白定量８：その他もろもろ見たこと２）依頼されている原稿の投稿何も出来ず。３）症例の整理8症例は、6/19に写真を撮る。6、7、9、10症例・・写真の選択と写真の説明文書きと画像集め補欠症例６症例（骨折３・悪性腫瘍２・その他１）も同様のことを。４）プライマリーカルチャー細胞のお世話今日メディウムを交換した2世代目の3dishは、抗真菌剤をOFFにしてみました。明日見て、カビが生えてきたら再開の予定。５）前々から読もうとしていた論文7本に目を通すTrapeziometacarpal arthritisが途中。６）→手付かず。やばい。来週からの実験の資料論文2本を読み、原理を理解する出来れば、実験ノートを作成するELISAの原理とkitの使用方法を理解しておく７）9月に手術予定の人の、術式の検討はできたので、　　来週金曜日午後に電話連絡する。８）専門外来の診察の流れを清書する→7割出来た。あとは、もうちょっと理解してから清書する・・・だんご）TPE、MCC、60症例

  2007年06月18日

• 備忘録

  １）実験ノートの整理・清書３：ネズミの実験日記→終了４は途中。４～８はこれから。４：プライマリカルチャーの実験日記５：RT-PCR６：genotyping７：蛋白定量８：その他もろもろ見たことプリントアウトしまくって、何がなんだかたくさんあるので月曜日に整理すること！２）依頼されている原稿の投稿→PCお持ち帰りです。３）症例の整理何も出来ず。6症例目・・プリントアウト済み。7～10症例・・写真の選択と写真の説明文書きと画像集め補欠症例６症例（骨折３・悪性腫瘍２・その他１）も同様のことを。４）メソッドの確立している実験の再施行6/16に測定終了５）プライマリーカルチャー細胞のお世話6/16にはS1のフリーズチューブを2本作成した。S2は3dishとした。６）前々から読もうとしていた論文7本に目を通すTrapeziometacarpal arthritisが途中。午前中に読むはずが、洗濯機のオーダーに振り回された！月曜以降に。７）→手付かず。やばい。来週からの実験の資料論文2本を読み、原理を理解する出来れば、実験ノートを作成するELISAの原理とkitの使用方法を理解しておく８）9月に手術予定の人の、術式の検討はできたので、　　来週金曜日午後に電話連絡する。９）１）はよいのだが、２）と７）のため、持ち帰る羽目にとほほ。だんご）TPE、MCC、60症例

  2007年06月16日

• 備忘録

  １）実験ノートの整理・清書今日は進まず。３は途中まで。４～８はこれから。１：ルシフェレースassay２：細胞培養の基本３：ネズミの実験日記４：プライマリカルチャーの実験日記５：RT-PCR６：genotyping７：蛋白定量８：その他もろもろ見たこと２）依頼されている原稿の投稿土曜日夕方に書く３）症例の整理6症例目・・プリントアウト済み。7～10症例・・写真の選択と写真の説明文書きと画像集め補欠症例６症例（骨折３・悪性腫瘍２・その他１）も同様のことを。４）メソッドの確立している実験の再施行6/16に反応ストップもしくはそのまま測定をする５）プライマリーカルチャー細胞のお世話6/16にはS1をフリーズする６）前々から読もうとしていた論文7本に目を通すぜんぜん。土曜日の午前中と日曜日に。７）来週からの実験の資料論文2本を読み、原理を理解する　　出来れば、実験ノートを作成する　　ELISAの原理とkitの使用方法を理解しておく８）9月に手術予定の人の、術式の検討はできたので、　　来週金曜日午後に電話連絡する。９）土曜日にパソコンを持ち帰るかどうかは、１）にかかっているだんご）TPE、MCC、60症例今日は飲み会なので、帰ります。

  2007年06月15日

• 備忘録

  今週のTo Do１）実験ノートの整理・清書１～２は書けた３は途中まで。４～８はこれから。１：ルシフェレースassay２：細胞培養の基本３：ネズミの実験日記４：プライマリカルチャーの実験日記５：RT-PCR６：genotyping７：蛋白定量８：その他もろもろ見たこと２）依頼されている原稿の投稿資料は集めた！　あとは、加工。土曜日に、バイトに行って、情報を集めてから書いたほうがタイムリーな内容がかけそうな気もするが～３）症例の整理5症例までは仕上がった。6～10症例・・写真の選択と写真の説明文書きと画像集め補欠症例６症例（骨折３・悪性腫瘍２・その他１）も同様のことを。４）メソッドの確立している実験の再施行順調。6/14にtransfectionをしたので、6/15にはトリートメント6/16に反応ストップもしくはそのまま測定に持ち込める５）プライマリーカルチャー細胞のお世話6/16にはS1をフリーズできそう。６）病理写真を撮りに行くこと終了。７）そして、たまにはスポーツジムに行くこと6/12,13と行って来ました。　半年ぶりにプールで泳いだら、バタ足が遅くて、筋力低下を実感・・・ここ2ヶ月ほどは、ツアー登山でも、ペースが速いなぁ、と思っていたのだが、みんなが早いんでなくて、私が運動不足だったんですね（爆）いろいろな課題を残しつつもあとは来週の火曜日まで行けないので、これもいったん終了。そして、８）5月29日に凍らせたままの細胞ちゃん。昨日、測定を終了。自分ひとりでやると、やはり、うまくいかない穴が多かった・・・追加６）前々から読もうとしていた論文7本に目を通す７）来週からの実験の資料論文2本を読み、原理を理解する　　出来れば、実験ノートを作成する　　ELISAの原理とkitの使用方法を理解しておく８）スケッチブックを忘れずに買うこと！→6/15に。９）9月に手術予定の人の、術式の検討および電話連絡ただいま、実験の待ち時間中。あと、31分・・・

  2007年06月14日

• あ゛ー！

  偉い先生方は、国際学会にご出張で、暇な一週間が始まりました。臨床のほうの、勉強会の担当も昨日で終わったので、今日からはのんびりと・・・１）実験ノートの整理・清書２）依頼されている原稿の投稿３）症例の整理４）メソッドの確立している実験の再施行５）プライマリーカルチャー細胞のお世話６）病理写真を撮りに行くこと７）そして、たまにはスポーツジムに行くことをTo Do　リストに掲げましたが実験の再施行をする前に試薬の確認をしようと冷凍庫を開けると、5月29日に凍らせたままの細胞ちゃんが・・・忘れてました（爆）

  2007年06月12日

• セルバンク

  教官が現在行なっている実験は、マウス由来の腫瘍細胞に、ヒト由来の抗体を反応させているそうです。それが原因で結果の出方がいまいちわるいのかもしれない、とのことで、ヒト由来の細胞で実験をしてみるかーーということになりまして、「ちょっと、細胞買うから、調べといてくれへん？」え・・？　どこで？　どうやって？この間、薬品を調達したように、カタログで調べるのですか？、と聞いたらば。「Cell Bankがあるからーー。イーティーシーシーで検索したら、２、３個あると思うよ。『イーティーシーシー』で。」言葉足らずで、何となくでしかわかりませんがとりあえず、インターネットで検索しろ、ということでしょうか。いまは、教官の雑用をこなしつつ「実験はこんなふうにすすめていくのだ」というのを学ぶ時期であり、教官の雑用をもらう・・じゃなくて、ぶん取っていかなければなりません。何事も経験であり、とりあえずは、「インターネットで細胞を買おう」というわけです。で。『ＥＴＣＣ』だと思って検索しても、何も出てこないので仕方なく、『cell bank』で検索して、リンクをたどっていくと、ありましたよ。「ＡＴＣＣ」が。それで、必要とする腫瘍細胞を検索して条件に見合うものをピックアップして、メディウムも調べて、教官にプリントアウトしたものを提出しました。私が聞き間違えたのかと思ったのですが、教官はやっぱり「イーティーシーシー」と言っておりました。教官は、たしか、アメリカに留学に行っていたはずなのですが「Ａ」を「イー」と発音するなんて、いったいどこの訛りなんでしょう？？

  2007年05月22日

• 臨床から基礎へ

  実験に携わっていたという記憶などすっかり忘れて、残りの学生生活２年半、そして研修医として働き始めてあれやこれやで、数年が経過。臨床は・・・手術はまだ学ぶべきことが多いのですが、病棟管理は、飽き飽きしました。いつ呼ばれるか知れず、寝ていても、お風呂に入っていても電話がきになります。（全員がそうだとはいいませんが）同じことを繰り返し聞いてくる看護師の相手も疲れました。どこの病院に行っても、慣れてしまえば、結局は同じことの繰り返しなわけです。そこで、環境を変えたい、自分のいる状態を変えたい、と思って「大学院に行こうかなーー」・・・で、現在に至ります。大学院に入ったら、また実験をするなんて思ってもみませんでした（爆）何を考えとるんかーーー、という感じですね。このように、以前は「○○するなんて、とんでもない！」と言っていたことを実際にするはめになる・・・ということが、人生の中で往々にありまして整形外科しかり。（学生のころ、勧誘されても「『全然』行く気ありません」と断言していたのですが。。。）山登りしかり。（学生のころ、山へデートに行こうと誘われたのですが「しんどいから嫌」と断りました・・・）で、またバイオ系実験をすることになってしまいましたが。基礎配属で実験していたことなどすっかり忘れてしまっていたので「ぜんぜん知りません、わかりません」といって教官に、ひととおり教わったのですが、教官の操作と違うことをしてしまうことがあります。メディウムをディッシュに分注するときや、株分けするときなど大きな瓶から遠心管に必要量だけをとって、そこから使うようにしていると教官「そこまでせんでええと思うけどナァ。コンタミせんようにか？」わたし「さぁ・・なんとなく。こうしたほうがいいような気がして～」それから、大きな瓶をあけると、フタや瓶の口を火であぶるのですが教官「それ、どこで習った？」わたし「えっと・・たしか、基礎配でこんなことしてたような気がするんですけど」教官「そこまでせんでええで～」わたし「はぁ～　でも、なんとなくしないと気がすまないんですよ～」教官「くるみ～先生の行ってた基礎配の教室って、えらい厳しかったんやなぁ～」そんなわけで、体が覚えているのか、記憶がよみがえってきているのか自分用のメディウムを調整したり、ピペットの先のチップを、手袋をして袋から出して、容器に並べて入れて滅菌に出したり、・・・・してたことを思い出しましたよ。記憶喪失から回復しそうでしなさそうな気分を日々味わっていますが、実験操作は何もかもが初めてではないのである程度は親しみやすくてよかった、と思いつつ大学でのカリキュラムというのは、「仕組まれて」いたんだなぁ、と気がついたのでした・・・。

  2007年05月18日

• 基礎から臨床へ

  今は、大学院生としてバイオ系の実験に携わりはじめたのですが、実験の手技自体は、初めてのものではなく。大学生の頃に基礎配属のときに教わり、そして、実際に操作もしていました。基礎配属というのは、ゼミのようなものです。大学４年生になって、基礎医学系の授業および試験がひととおり終わると半年間授業がなくて、（今はもう少し短縮されたようです）基礎医学系の講座（研究室）に、２、３名ずつぐらい配属されて、大学院生や助手のもとで、実験に携わります。講座によっては、２週間ぐらい顔をだせば、無罪放免、単位獲得、後は野となれ山となれ、で、ほぼ半年近く、何もせずにぶらぶらクラブに打ち込んだり、海外を彷徨ったり、山にこもりきったりすることのできたところもありました。が、わたしは、自分の希望した教室には行けず（じゃんけんに負けたので）「血管内皮細胞」を飼って、SODをふりかけたりなどという実験をしていました。おもしろいような、おもしろくないような、医者になるための勉強をするために医学部に入ったのになんでこんなことをせにゃーいかんのかと目的もわからずに、それでも、とりあえずこなさないと単位がもらえなくて卒業できないからそして、眠い授業を聞くよりはマシか、という消極的理由で半年が過ぎました。基礎配属の期間が終了すると、いよいよ待ちに待った臨床医学の講義が始まります。ようやく、「実用的な勉強」ぽくなるわけです。基礎配属が終わってから、「こんなこと、もう２度とするわけがない」と実験の記憶は全部消去されて、すっかり忘れていたのですが・・・・

  2007年05月18日

• 細胞ちゃんとアホB

  カビに侵されたディッシュは、抗真菌剤で細胞が死滅し、カビは生き残りました・・・（チーン）残り９ディッシュのうち、もうひとつカビちゃんの生えてきたっぽいのがあって教官にみせると「おお、そうですな。これは、間違いなく、カビですな。」と。わたしも、検鏡がうまくなったもんだ（爆）さっそく、届いたばかりの新しい抗真菌剤を入れることにしました。アムホテリシンB。通称「アホB」と呼ばれています。いままで、ア「ン」ホテリシン　と覚えていたのですが、ア「ム」ホテリシン　だということに、気がつきました（爆）国家試験が、マーク式でよかったよ。記述式だったら、ぜったい、間違って書いてたね。通称「アホB」で通ってたし。ア「ン」ホテリシン　と発音したって、ア「ム」ホテリシン　と発音したって、似たように聞こえるし。ていうか、「ン」のほうが発音しやすいじゃろーー！？そんなことはどうでもいいですが。間違えて名前を覚えたまま、人に投与していたんだなぁーーと。容量を間違ったんでなくてよかったよ（爆）でも、細胞には使ったことが無いよ。そこでインターネットでMIC値を調べてメディウムに添加しましたよ。そして、はたと気がついたのですが、投与間隔がわかりません・・・コンタミしていない場合、この時期は、2週間ほど交換せずにおいておくものなので・・・腎臓や肝臓のような代謝系がないので、何回も繰り返しいれるとどんどん蓄積されていくのだろうか。。。う、うーむ。

  2007年05月18日

• カビちゃん

  Primary cultureが成功したと思ったのも束の間、12dishのうち、3つに、カビが生えた～～（泣）というわけで、上司が抗真菌剤を入れてくれたのだが、3年前のもので、力価が落ちているのか効果がいまいちとのこと。「このごろはきびしいから、病棟からぺちってこれへんしな～」薬を持っているかどうか、先輩に聞こうと思ったんだけれど電話がつながらず。他のでぃっしゅにも生えてこないとも限らないので、薬品を注文しておこうという話になりまして、初めての薬品発注をしましたよ。後で、頼りにしていた先輩とばったり会ったので「抗真菌剤を持ってませんかって聞きたかったんですけど」もう解決しました、と言おうとするより先に先輩が、「くるみ～先生、水虫なん？」と聞いてきました！（爆）いぇ～、私じゃなくて、飼っている細胞です＾＾；そして、水虫ではないと思う・・・上司曰く、バクテリア（細菌）によるコンタミではないし真菌なんて、空気中に浮遊しているもんだし、プライマリならありうるものだと言ってくれましたが考えられる原因としては１）サンプルが悪い２）メディウムが悪い３）実験者のテクニカルエラー４）実験者がキャリアだった５）実験スペースが悪いといったところでしょうか。１）は、サンプルを採取した術者が悪いってことで・・・！？２）だと、メディウムをfiltrationしないといけないそうですが冷蔵庫の中をのぞいた限りでは、混濁はなかったですが・・・３）は今後のスキルアップを期待するとして・・４）だとねぇ～いつの日か、日和見感染に気をつけないと（爆）しかーし、MRSAや緑膿菌のキャリアなら、心当たりが無くもないが真菌のキャリアになるような覚えはないんだがなぁ～５）は、クリーンベンチ内での操作なので、そんなわけないと信じたいのですが・・・けっこう長時間切り刻んでたのが悪かったのかなぁ～他のdishがintactであることを祈るばかりです。話は変わりますが、今日は蛋白定量の実験を一通りさせてもらいました。蛋白定量の方法は、何度説明を聞いても、納得しかねるのですが、それでもうまくいっているようなので、いつの日か理解できる日が来ると信じています。実験の手法っていろいろたくさんあるんだけれどそれを確立してきた人間ってのは本当にすごいと思います。まだまだ、先人の言うがままに手を動かしているだけです・・・（手術もそうですね～＾＾）

  2007年05月17日

• オメデトウ、自分！

  Primary cultureした細胞が、10日目にして生着を確認できました。集めて増やすまで、まだ２～３週間待つ必要がありますが、10dish植えても生えてくるのが1～2dishだったりすると本には書いてあったので、まずは、一段階クリアしました！というわけで、自分にオメデトウ！祝いの品はありませんが（笑）

  2007年05月16日

• ばら色の生活

  社会人から学生に戻って、1ヶ月になろうとしています。大学（病院）へ行く時間は、1時間半も遅くてもOK！それでも、研究室に一番乗りです・・・＾＾；大学院生の授業って、9時45分からです。実験も、「反応待ち時間」が30分とか2時間とかあるとちょっと休憩、お茶でも飲もうか・・・となって時間はゆったりと流れます。あぁ、もう臨床には、戻りたくないーーーという気分。研究がこんなにのんびりと時間が流れると知っていたら、もっと早くに来ればよかった。＃もっとも、臨床ができないと、生活費が稼げませんが。。これから、自分で責任を持って実験をはじめたり論文を書かないといけない段階になると、プレッシャーがでてくるのかもしれませんが少なくとも今は、ばら色の生活です♪

  2007年04月26日

• 窒素の運搬

  今日は、窒素の運搬をしました。研究室に窒素タンクがありますが、月に１～２回は、補充をしないといけないそうです。もちろん、「タンク」というぐらいなので、１人で抱えて運べるものではなく、キャスターがついていて、それをころころ転がしてタンクをエレベーターに乗っけるのですが、ここで、注意。「窒素タンクと人は、一緒にエレベータに乗ってはいけない。」以前、窒素ガスがエレベータの中に充満して、窒息死した人がいたそうです。・・・あとから考えてみれば、起こり得る事故ではありますな・・・。というわけで、窒素の運搬は、上階と下階に各一人ずつ人がいる状態でタンクだけをエレベータにのせて、上（または下）の人がそれを受け取る、という形で行うので最低２人は必要です。そして、窒素タンクがエレベータの中にある間は、他の階から乗ってくる人がいないように、青色のランプをまわしておきます。液体窒素が一杯入ったタンクは・・・冷たかった！！う・・・オチがない＾＾；

  2007年04月24日

• いっしゅうかん

  今週は、細胞培養とRNA抽出の見学でした。大学生時代にも、そういう実験練習をやらされていたことを思い出しました。「医療」とは結びつかず、出席をとるのも厳しくてなんでこんなんしないといけないねん！・・・と、皆で文句を言ってました。その当時、RNAだか、DNAだかの抽出はちょっとコツが必要で、指導教官が「とれないこともありますが」といっておられて、実験のときに、抽出の出来なかった人もいたなぁということを思い出しました。今は、便利な抽出キットができているそうで・・・英語のマニュアルを読みながら、そのとおりにすればいいのですが、１）細胞膜を溶かす２）遠心する３）試薬を加える４）試薬をもうひとつ加える５）よーく攪拌する６）溶液を追加する７）遠心する８）試薬を加える、下にたまった液を捨てる９）遠心する１０）試薬を加える、下にたまった液を捨てる１１）遠心する１２）試薬を加える、下にたまった液を捨てる１３）遠心する１４）上澄みを捨てるという行程で、間違いなくRNAを抽出できます。指導教官いわく、「簡単やろ？」と。・・・どこが＾＾；来週は、PCRをする予定です。大学生時代の復習やん、とおもいつつ、ぜんぜん覚えてません（爆）来週は学会で、東京に行きます。今回は、演者なので、出張費が出るそうですというわけで、フンパツしていいホテルに泊まります＾＾6月に宮城で登山医学会があります。行きたいのですがーー蓼科山ツアーと日程が重なっているので、どうしたものかと思案中。誰か、一緒に行ってくれるといいのですがーー

  2007年04月06日

• 入学式

  きょうは、午後から大学院の入学式でした。今更、入学式というのも、ちょっと照れます＾＾いちおう、スーツ着ていきましたが、白衣で参加する人もいました。当然ながら、保護者同伴の人は、いませんでした！？記念写真を・・・などということもなく単に「召集されて、お話を聞く」というだけのことでした。入学式に出てよかったのは、どうすれば卒業できるかがわかったことです。だって、院生って、授業もテストもないんだもの。ちゃんと卒業できるのか（・・と、入学早々に心配するのも変な話です）とりあえず、英語の論文を1本、雑誌に投稿して採用されれば、卒業できるそうです。「1年1本」を目標にがんばるのが、いいらしい・・・とか実際のところは、2年間で1本、書けるかどうか実験系も、うまくいかなければ、それまでの半年間が無駄になってしまう・・・とか○○教室の○○先生は、ネイチャーに2年間に6本も（論文を）だしている、ありえねー！・・・とか『いかにも』的な噂話がとびかっています。***さて、入学式は午後からだったので午前中は、後輩の外来診療を手伝い＾＾午後、入学式が終わってから研究室に顔をだしました。昨日の話では、「細胞培養の練習から」ということだったのですが、指導教官が顕微鏡でシャーレをのぞいて「あかん。増えすぎや。もういっかいまき直すわ」・・・というわけで、一気に金曜日まで暇になりました（爆）マインスイーパーで、一気に安全地帯が広がったような気分ですなーー。何もすることがないってのも、いまいちなので指導教官に、今やっている実験の参考文献をせびって、もらいました。夕方は病棟回診に、念のためついていったのですが。研修医おわりたてほやほやの、3年目のR医師、いきなり創近くの軟膏ガーゼ（ソフラチュー○、といって分かる人は同業者＾＾）を手ではがそうとして皆から「なんてことをするんだ」と驚かれていました。それに驚いたR医師は、あわてて軟膏ガーゼを元に戻したのですが創が不潔になって、よけいあかんやないの！2年間の研修中に、少なくとも、外科の1つはまわってるはずで、そこで「清潔・不潔」の概念を身に着けてくるはずであって、創口近くのガーゼは、ふつうは滅菌された摂子を使ってはがすのであって、手でひっぺがす、なんてことはありえないことであって創に手の雑菌が接触する恐れもあるし、患者さんに感染症があって自分の手に創があったりなどすると、自分が感染する危険性もあるし清潔・不潔には比較的寛容なわれわれの科からしても「ありえねーー」研修先の病院では、みんな、手ではがしていたのかしら？卒後すぐであれば、きっとこわがって手をださないんでしょうが。研修で中途半端に創を見慣れているもんだからねーー。R医師、要注意、と相成りました。

  2007年04月03日

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