2010/07/23(金)00:35
恐怖のトイレ。
母の体調、比較的良い方だと思う。
本当はいけないけど、自転車2人乗りで出かける時は、いつも「蛍の光」か「仰げば尊し」を口ずさんでいる。
こんな お別れの曲を口ずさんでいるのは全国でも母だけかと思う。
病気になっても教職員時代の事が抜けきっていないのだろう。
最近、頻尿で失禁することもたびたび。
年齢と共に膀胱の筋肉が緩んでコントロール出来ないのだろう。認知症による判断力低下なども関係していると思われる。
今は、「八味地黄丸」という漢方薬を服用している。
何とか「垂れ流し」になるのを阻止したいと思う。
頻尿のせいで母はよくトイレに行くのですが、最近のトイレは内扉が多く、トイレの鍵を締めないと、扉が閉まらないです。
母がトイレがなかなか出てこない時、私はすごい恐怖に襲われます。
認知症の家族の方ならお分かりと思いますが、トイレは密室空間。
一旦鍵を締めたら、内側からしか開かないのです。
トイレを開けるという判断は、トイレの内側の認知症の母しか出来ません。
ひょっとしてトイレの開け方を忘れてしまったのではないか?
考えたくないけど、最悪の事態を想像してしまいます。
小さな子供なら、扉半開きの状態で、「頑張れ。」と掛け声も出来ますが、大の大人。そういうわけにも生きません。
今のところ、幸いにしてそういう事態には陥っていません。
トイレの扉を自分で開けてトイレの水も流していたりすると、本当に感動!します。
自分でも不思議だけど昔より、ちょっとしたことで感動したり、喜べるようになったと思います。
嫌な事は、出来るだけ溜めないことにしています。
熱中症で救急搬送される人の5割弱が65歳以上の高齢者です。
高齢者は若い人より体内の水分が少なく、気温の変化に対する感度が鈍っています。
こまめに水分、通気性を良くするなどしてこの夏をなんとか乗り切っていきましょう