すかいらーくファミリーコンサート
初めてこのコンサートに行ったのは光がまだ入園前、日記を遡ってみたら2008年の2月、光はまだ3歳になる前で。一度だけうっかり忘れてしまったけれど、それ以外は毎年、光と二人、楽しみに出掛けています。まだ小さかった光に本物を音を聞かせてあげたくてこのコンサートのポスターを見つけた時は本当に嬉しかったな。それから、5年。1年分ずつ大きくなる光とその年々それぞれにとても素敵な思い出があってとてもとてもすかいらーくさんには感謝しています。そして今年は格別に忘れられない思い出ができました。コンサートは1部クラシック、2部ポップスからなるのだけれど、冒頭の音を聞いた瞬間(マナティ・リリック序曲)から目の奥がツンとしてそして2番目、渡口公康氏作曲の「南風のマーチ」を聞きながらなぜだか涙がぽろりん、ぽろりん。こらえてもこらえても、こぼれていきます。ふと隣の光を見ると、なんと光の瞳からも涙がぽろりん。この曲を聞きながら光も私も、なぜだかぶるくんを思い出していたんです。悲しい曲じゃなかったのにどうしてなのかな。とても不思議。さくらの花がほころび始めると同時に神様のもとへ駆けあがって行ってしまったぶるくん。慈恵院で御経をあげてくださったお坊様が「ろうそくが身を削って周りを照らすように ぶるくんも身を削って、みなさんの心を照らしてくれた。 だから、残されたみなさんも誰かを照らすことが出来るような生き方を。。」とお話ししてくれました。そして、散り急ぐ桜たちはまた生まれてくる新しい命になるためにはらはらと降り続いているんですね。ぶるくん、ぶるくん、君を想うとまだ泣いてばかりの私だけれど、君がくれたたくさんの灯りを絶やさないでいられるように君がくれたたくさんの心の栄養を枯らさないでいられるように頑張るよ。神様のもとでぶるくんが幸せでありますように。。。。。。