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韓国ソウル!文家の掟

ソウルの不思議な交通事情-バイク篇

また見てしまった交通事故。
ソウルへ来てからこれで何回目だろう。
日本、その他2カ国に住んだ経験があるが、目の前で事故が起こるのを
みるなんて そう頻繁にあるものじゃない。
ところが ソウルでは”え?また?”ってくらいよく遭遇する。
今日のは バイクと車。しかも病院の目の前の交差点で。
交差点ということもあり スピードが出てなくて大怪我という事故では
なかったが、それでもライダーはけっこう飛ばされ その場に動けないでいた。運転していたおばさんは、おろおろしていた。
冷静だったのは 事故を見慣れた周りにいた人たちだった。
横断歩道を渡りながら、あるおじさんが救急車を呼んでいた。スゴイ・・・
そしてたぶん3分も経たないうちに 目の前の病院から警備員みたいな
男たちが4人出てきて ストレッチャ-でライダーをスルスルと
病院へ運び入れてしまった。なんとスムーズな・・・さすがネットワークが
充実していらっしゃる。

一ヶ月くらい前にも 事故を見た。これもライダーの事故だ。
横断歩道の手前でタクシーが止まり、乗っていた客が降りた。
客は助手席と後部座席にいたようで、ほぼ同時にドアを開けた。
その時 その横を通り抜けようとしたバイクに思いっきり当たってしまったのだ。思ったよりもその衝撃は強かったらしく、ライダーは全く動けない。
ところが、降りた客はなんと その場から立ち去ってしまった!オイ、オイ!
バス停でその事故を目撃した私は 客のその行動にびっくり。
タクシーの運転手は警察を呼び、その場はまるく収まったが、あれは誰が
悪いんだろう・・・

メチャクチャ事故に遭いやすいライダーたち。でも同情する気は全くない。
なぜなら 彼らの運転マナーもぶっ飛ばしたくなるくらい悪いからだ。
韓国のライダーたちは 歩道も自分たちの道路だと思ってる。
人が歩いてたって バイクがよけるのではなく、人がよけるのだ。
横断歩道も青になったとたん バイクが並んで渡りだす。人より多いかも。
それを交通整理をしている警察のお兄さんたちも無視しているのだ。
一回注意したからってやめるもんじゃないとわかっているからだろう。
でも 歩いている私たちにとっては この上なく不愉快なものだ。
排気ガスを 人の顔の前にブワッとぶちまける奴ら。
私が肺がんになったら ライダーたちのせいだと思ってしまうくらいだ。
なんとか法律で罰してくれないかと私的には思うのだが、だんなは言う。
”出前する人たちは 早く持っていかないと客に文句言われる。それに
早くまわって、次の仕事をすれば金も儲かる。Shaquillも出前が遅かったら
怒るじゃん。歩道を走らなきゃ遅くなるんだよ”と。
だから 韓国人たちは怒らずに沈黙しているのか・・・
せっかちの国、韓国では 致し方ない問題だったのかもしれない。

それにしても ライダーには他の問題もある。それは保険だ。
テレビで見たが 出前・配達ライダーたちの実に60%が車両保険に
入っていないというのだ。経済的な問題もあるらしいが これはちょっと
コワイ。同じテレビを見ていた同僚が こんな話をしてくれた。
同僚の知り合いのお嬢さんは バイクにはねられ、不運にも足に障害を
持つ身になってしまった。顔にも大怪我をおい、今までに5回以上の
手術をしたらしい。 ところが、その加害者であるライダーは保険に
入っておらず、お金もなく、またそのライダーの両親も貧乏だったらしい。
加害者のライダーは”お金は払えません。刑務所へ行けばいいんでしょ”
みたいな感じで 刑務所にはいってしまったそうだ。被害者である彼女の
莫大な治療費は、結局 彼女の両親が払っているのだ。
同僚は 私たち外国人の同僚たちに口をすっぱくして言った。
”バイクには近寄るな。はねられるなら 大きい車を選べ”
・・・???
そんなの無理でしょー! はねられたくないよぅ!




2005年現在、上記のバイク事情は全然改善されておりません。
というか、悪化してる?
不況の韓国では ガソリン高も影響してバイクが増えていて
危険度は増すばかり。
困ったもんですな。


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