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韓国ソウル!文家の掟

これが学生の親の仕事なのか?

今日は韓国の修能試験、日本のセンター試験みたいなもの。
今週はニュースはもうそればっかり。
毎年この修能試験の日は寒いと言われているが、今年は
とても暖かい。
修能試験は学生だけでなく、韓国全土での一大事だ。
英語のテストの時間は飛行機やヘリも飛ばない。
朝バス優先道路を走ってる車はバンバン止められる。
学生が試験に遅刻しないように、警察も協力するのだ。
学校では後輩たちが前日、壮行会みたいなのをしてくれる。

「ソンベ!ファイティン!!!(先輩!がんばって!)」

となにやら歌を歌ってくれたり、芸を見せてくれたり(笑)
しかも今朝、試験会場の前に後輩たちが先輩を応援に
来るのだ。横断幕持ってたり、お茶なんか準備してたり
とにかく 試験会場はスゴイことになっている。
暖かい風景なのだが、なんか笑ってしまう。
日本もセンター試験の会場ってそんな感じだったっけ?
合格したらその大学の人たちがいろいろしてくれたけど
試験当日はひっそりしたものだったような気がするが・・・

後輩もスゴイが親もスゴイ。
この時期になると必ずニュースでするのが親が寺で祈祷する姿。早朝4時に寺へ行って、100回くらい立ったり座ったりの祈祷を繰り返す。子供が合格できるようにただ祈るお母さんの姿をニュースは伝える。
うちの母さん、私の時寝てたっけな・・・T-T
有名な話だが、韓国では志望校に落ちないように、大学の門に
ヨクという飴や餅やガムなどを志望校の門にベタベタつけたりする。そして5時に試験が終わるまで、お母さんたちは門の外で祈りつづけるのだ。

世界でも稀に見る学歴重視社会である韓国。
大学に入ることは人生を決める大事な岐路だ。
ソウル在外の大学に入ると就職で不利だという結果が出ている。何がなんでもソウルにある大学に入りたい。
そしてこの不況時代の韓国。
圧倒的に医者・漢方医・弁護士志望の学生が多い。
ソウル大学の理学部に去年合格した10%以上の学生が退学し今年新たに医学部を受け直すという衝撃的なニュースがあった。技術者・研究者ではお金にならない。会社で一生働けるわけではない。そう思って医者を目指すそうだ。
大変わかりやすいが、技術者・研究者のいない国は発展などありえないのではないかと思う。若い人たちが技術開発ができる環境をつくってあげてほしいのだが、今の韓国、それもちょっと難しそうだ。

さて、学生がしんどい思いを続けている韓国。
親もしんどいらしい。特にクラス委員の親は大変らしい。
私は子供がいないので知らなかったが、上司と同僚から聞いた話をここに書く。

上司の娘、中学2年生。彼女は頭がよく、クラス委員に選ばれた。(韓国では成績のいい子が先生に推薦されるらしい)
その日から上司は度々遅刻したり、早退したりが多くなる。
クラス委員のお母さんは自動的に?PTAの役員状態になってしまい、先生の仕事のお手伝い?をしたり、何か行事があるとリーダーを務めなければならないそうだ。
例えば子供たちが遠足に行く時、クラス委員のお母さんはジュースとか果物とか差し入れをするそうだ。それはしろと言われているわけではないが、慣例になっているようで、しない方が変らしい。ちなみにこれは塾でも同じだそうだ。よくハンバーガーなんかをクラスメート全員の分を買って届けていた。
これだけでも???なんだけど、同僚に聞いてみると
学校のカーテンやエアコンなんかもお母さんたちが買ってあげたりするそうだ。そういうのって学校の備品じゃないの?
と聞くと、「韓国の学校は貧乏なんだよ」とのこと。
お母さんたちが学校でチジミを作って学生に売り、(普通の日だよ。文化祭とかじゃないよ)そのお金を集めてエアコン買ったりするんだそうだ。あるいは、見栄っ張りの人はまさに買って
進呈するらしい。

ちなみに 韓国は冬休みが長い。なぜかというと、暖房費がかかるから。

ライコス日記には書いたが、韓国には5月に「先生の日」というものがある。これは先生に感謝する日。
その日は先生はプレゼントをいっぱいもらう。学生から花を。
父母からは 酒やら商品券やら果ては現金まで。
これも義務ではない。か ん れ い なのだ。

日本でよく子供を育てるのにいくらかかるとか計算されてるけど、韓国は日本の倍くらいかかってしまうんじゃない?
学生のお母さん。
そこまでしなくとも 子供は育つよ。



2005年現在、学生のお母さん達の仕事はますます増えている。
日記に書いた上司の娘さんも外国語高校の2年生になろうとしている。
小学校低学年の親は遠足や運動会に参加し、先生のお弁当まで作り
掃除や給食配りなども当番制でやるそうで。
中学、高校になれば教育費のためにパートなんかもしたりする。

日本も韓国も もっと力抜いてやっていけたらいいのにね、親も子供もさ。


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