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カテゴリ:あたふた
アジト組員の皆様、こんちくわ。
このアジトへ御来場頂いている皆さんは、ほとんどが私の知り合いのようなので、つまり滋賀か京都の方が多いとは思いますが、お住まいの周辺では桜の開花状況はいかがですか? 今日のお昼ご飯を買いにコンビニへ行く途中、ちょっと早い開花宣言を聞きました。 会社近くの神社前を通りかかった時、境内に若い男性二人組の姿が見えました。 二人の年齢はだいたい10代後半~20歳くらいでしょうか。 見た目は・・・かなり「気合い」が入っていまして、「金髪に鎖のようなネックレス、上下ジャージの男性」と「清原のような五厘刈り、眉毛なし、サンダル履きに、どこ行ったらそんな服売ってるねんて感じの派手な服の男性」だったのですが 「うわっ!もう桜咲いてるやん!!」 「ほんまや!めっちゃ満開やん、この桜だけ!!!」 んん?桜???頭上を見上げても蕾ばかりで桜など咲いていません。 「そんな日当たりのいい木があるんやろうか」と二人組の視線を追うと・・・ さ、桜って・・・!!! 唖然としました。 気合い二人組が愛でているもの。それは梅でした。 しかし二人は見た目とは裏腹に、実に愛おしそうに眺めているのです。梅を。 「桜見たら春って感じやなー」と梅を。 「そや!今晩ここで花見しようや!」と梅を。 歯がゆいったら、ありゃしない!!! しばし、私も「桜」を見るフリしながら悩みました。 「教えるべきだろうか・・・」 「でも怖い」 「でも今教えてあげな、今晩彼らはお花見してしまう、梅を見ながら」 「でもあんなに感動してるなら教えなくてもいいか、たとえ梅でも」 結局、何も言わずに立ち去りました。 だって親切のつもりが、余計なお世話だったら怖いじゃないですか。 でも、もしかしたら今頃 彼らは宴もたけなわかもしれません。梅の下で。 (梅の隣の桜は、こんな状態です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月26日 22時46分27秒
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