セロ弾きの豪酒にようこそ

2006/11/03(金)22:24

神戸映画100年祭

10月31日から11月20日まで行われる神戸映画100年祭のなかのひとつ「リトル・イタリーの恋」を見る。 監督 ジヤン・サルディ 主演 アメリア・ワーナー(ロゼッタ) 評価 可 晩稲で内気な兄が花嫁候補に送る手紙によく見てもらおうとハンサムな弟の手紙を入れて送ってしまうことから起こるずれ。兄弟愛、節度ある常識をふまえて進展する物語が心の痛みを増幅する。ヒロインのアメリア・ワーナーがチャーミングだ。ハッピーエンドが見る人の心をほのぼのとさせる。これはこれで成功のいい映画だ。 写楽線としては船が出ていく別れのシーンで終わりにしたい。弟ジーノの姿が見えないことを確認させたうえで疑問点を残して見る人にその後の成り行きにいらいらさせたい。映画の趣旨は変わってくるがラストイメージはもっと強くなるだろう。 http://www.pan-dora.co.jp/little-italy/

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