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監督とコーチ間のトラブル
このケースでは少年野球に対する見解の相違、コミュニケーションの不足、指導力の欠如がほとんどの原因となります。 監督が一人よがりになっている 率直に言って自信過剰気味なタイプが陥るケースです。真に実力があり、自信のある指導者はこの罠にははまりません。 自分の使命、実力を自分で知っているからです。したがって、協力者に敬意を払い、感謝し自分の方針なり信念を理解してもらう努力をします。中途半端に自信があると自分より実績があったり、意見を具申すると頭ごなしに否定し、聞く耳を持たなくなります。したがって、自分本意になり、民主的なチーム運営、指導体制が取れなくなります。これも本質を見失った結果です。 このケースの場合には、たいした事はありませんので指導者内部の問題として徹底的に話し合うしかありません。場合によっては、チームの規定を変えてまでも、監督の選出方法を変える必要があります。 監督は、協力者なくして指導は出来ません。大人の世界ですから如何に協力者を上手く使うか、その気にさせるか、勉強させるか、これもボランティア活動の指導者の重要な課題です。 コラボレーションこそ子供に学ばせる重要なテーマなのに、自分達指導者が出来なければ、指導者として失格です。 指導方針はもちろん、今日1日のスケジュール、各協力者に何をお願いするかの明示、個々の子供に対する対応の指示、父兄にお願いしたい事の項目など、コミュニケーションさえとれば皆目的は同じですからトラブルなんて生まれません。 ベクトル合わせが出来ていないと、必ず問題が発生します。 監督または代表がチームを私物化(自分の物と思っている)している 監督または代表がチームを自分の物と思っているため、特に頼まれコーチや父兄にとっては摩訶不思議な理論がまかり通っている。 このケースは特に創設者に多く見られる。今や世界的にもトップクラスの超一流企業でさえ創業者メリット、あるいは親族の自由に企業を動かせるなんて誰も思っていません。民主的な、集団指導体制が不可欠です。 統率力と、独善の違いが分かっていない監督は結局子供を指導する能力がないと言う事になります。ただ単に試合に勝てば良い、高校や、大学に顔が利くなんて時代じゃありません。 コーチは何をすれば良いか分からない 頼まれてコーチになっても、何をどうすれば良いか分からないためせっかくその気になっても空回りしてしまう。 監督が自分で全てを切り盛りしようとしても、結局は全てが中途半端になり、コーチから見ればフラストレーションが蓄積してしまう。要するに一人よがりの自己満足(満足はしていないのでしょうが)に陥り、その結果自分もフラストレーションが溜まって、あげくはコーチの指導力がないと非難してしまう。 コーチはたまった物ではありません。自分の息子がお世話になるので、少しでもお役に立ちたいと思ってコーチを引き受けたのに、何をすれば良いのか、指示もなく手持ちぶさたで今日も家路につく空しさを知っていますか?いい意味で、他人を上手く使いなさいと言う事を言いたいのです。 よそのお父さんの方がよほど教育に関してノーハウを持っていたり、能ある鷹は爪を隠していたり、奥床しかったりするのです。原因は明白で、対処方法も簡単ですが、プライドや人を使うと言う能力の欠如に気づかせるのは大変な事です。 しかし、子供のために遠慮をしていたのではコーチーの使命が果たせません。 お互いに責任をなすりつけ合う 実に良くあるケースですが、どちらが多いかと言うと、どうやら監督がコーチに責任を押し付ける方が多いようです。良く調べてみると本末転倒である事もまた多いようです。 バントで失敗すると、何だ、バントもろくに教えていないのか!(実はバント練習なんかメニューに入っていない)、 選手がサインを間違うと、サインぐらい教えておけ!(実はコーチもサインは知らされていない)、 四球の連発に対しては、ストライクぐらい取れるようにしておけ!(実は投手は自分しか見ていない)----限がありません! お互いに大人になりましょう!成りだけでなく! しかし頼まれコーチの立場になってものを考えないといずれ寂しい事になりますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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