味玉好き BASEBALL MAGAZINE

福島大会　見どころ

甲子園経験強み　聖光学院

　３年連続を狙う聖光学院が総合力で抜きんでている。強みはゲームを組み立てる捕手竹沢をはじめ、昨夏の甲子園経験者が５人残っている点だ。直球勝負の主戦横山、内野の要・遊撃手田村、１番を打つ斉藤、中軸の四家もしぶとい。守備は鍛えられているが、課題は横山に続く２番手投手か。スライダーが持ち味の遠藤、３番手の中多の出来がカギを握る。

　追う一番手は足を絡めて攻めてくる郡山商だろう。昨夏も決勝で敗れているが、聖光学院とはタイプが違うだけに競り合えば、面白い。久保田、生田目の２投手を擁する日大東北にもチャンスはある。春から力をつけて東北大会に出場した白河、光南、伝統の福島商、磐城も侮れない存在だ。（asahi.com 川口敦子）


甲子園での聖光学院に期待！

　今の福島県で、甲子園でも勝てるチームは聖光学院だけ。
　福島県大会で敗れることはまずないだろうが、同じ高校生同士なので油断は禁物。横山君と遠藤君を中心にまわすと思われるが、自信をもって投げてほしい。
　
　優勝確率
　聖光学院（９５％）
　白河、日大東北、光南、福島商、郡山商、東日本昌平、学法石川、磐城（５％）