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2007.11.20
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「このシリーズ その13です」

 武田氏の著書について「温暖化の記述」を中心に批判的に検討してきましたが、末尾で主張されていることについては賛成する立場で、教育環境やメディア環境について論じます。(敬体ではなく常体でまとめておきます)

 213頁「安全神話の崩壊と体感治安の悪化」、217頁「失われつつある日本人の美点」で主張されている内容についても、ほぼ賛成できる。

 武田氏は215頁で各国の殺人発生率の一覧表を示しつつ、「殺人発生率や窃盗率を数字で比較した場合、日本は世界でも最低レベルになっている」ことを確認する。「それほどすばらしい環境」を支えてきたものは何だったのか、について私見を述べてみたい。

 以前は、地域共同体の力(地域の教育力)がそれを支えてきたと考えられるが、多くの論者も指摘するようにその力は相当に弱まっている。それでは現在の日本における「犯罪発生率の低さ」を支えているものは何であるのか。手前味噌ではあるが、学校教育の果たしている役割は大きいと考えている。

1、「日本の学校では、児童会・生徒会行事などをはじめとする“特別活動”が重視され、そこでさまざまな子どもたちが活躍し周りから評価される機会が作られていること

2、「一緒に成長する、クラスが成長するといった視点が日本の学校教育の中にあること

3、「高校進学率が98%で2%の退学を差し引いても90%以上の子どもが、高校教育を受けて卒業していくこと」などは、一部論者から「もっと評価されていい」と指摘されている。
 事実、高校卒業者が90%以上という数値は欧米の80%前後と比較しても際立って高い。(背景には、1・2のような日本の教育の特徴があると考えられる。)

結果として「厳しい家庭環境で育ってきた子どもたち」も含めて、「自分は見捨てられなかった」という意識が形成され、犯罪発生率を抑えているという面もあるのではないだろうか。(もちろん学校なんてとんでもなかった、と思う人もいるだろうが・・・)

 ところが、武田氏が218頁で示しているように、子どもたちの意識は確実に変わってきている。これは、地域共同体の力(地域の教育力)が弱まった、というだけでは説明できないであろう。背景には一体何があるのか。 (続く)

 教育問題に関する特集も含めてHPしょうのページ​に
(yahoo geocitiesの終了に伴ってHPのアドレスを変更しています。)


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Last updated  2019.03.29 23:30:05
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