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テーマ:学校裏サイト(10)
カテゴリ:学校裏サイト
「学校裏サイト」の実態と対応 7
「保護者や大人の目に触れず“悪いこと”ができる」危険なメディアであるケータイインターネットが一体どのように使われているのか、実態を共有する方向でコメントを連載してきました。結局、「人としてしてはならないこと」は、携帯電話を使おうが使うまいが変わらないわけですが、「学校裏サイト」の中には「個人に対する言葉による誹謗中傷、有害情報の発信、中傷画像の貼り付け」等「なんでもあり」の状況が“現実にある”ため子どもたちの感覚が麻痺してしまって、「してはならないこと」へのハードルが極めて低くなっていると考えられます。 例えば、大阪の調査では中・高生に対して「他人に成りすまして“掲示板”等への書き込みをしたことがあるか」という問に対して実に二割程度の子どもたちが“ある”と回答しているのです! この時点ですでに犯罪行為に一歩踏み込んでいるといえるでしょう。さらなる犯罪行為への“心理的障碍”も小さなものになっていることが考えられます。 まずは、現実を共有し「一緒に対応していくこと」を自ら意思決定すること、が何よりも大切であると考えますが、国や行政の段階で可能なことと困難なこと、地域の自主的な活動だからこそできることがあるでしょう。次回はそのことに触れたいと思います。 教育問題に関する特集も含めてHPしょうのページに (yahoo geocitiesの終了に伴ってHPのアドレスを変更しています。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.03.29 23:37:18
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