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2007.12.14
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バリ島で行われているCOP13の論議が予想通り難航しています

 わたしは、ここで11月に行われたIPCC総会での論議を再度確認したいと思います。なぜなら、COP13への参加者は、IPCC総会でまとめられた論議内容と苦労しつつまとめ上げていった論議の過程の両方に学ぶべきだと考えるからです。

IPCC総会

バレンシアで先月開かれたIPCC総会で、潘基文国連事務総長(中央左)に
最終報告書の政策決定者向け要約を手渡すパチャウリ議長

〔IPCC総会報告書の主なメッセージ〕

○トピック1「気候変化とその影響に関する観測結果」では、温暖化が観測面から現実化しており(「気候システムの温暖化には疑う余地がない」)地域的にも多くの自然および人間の環境に影響が出ていることを指摘した。
○トピック2「変化の原因」では、産業革命以来の急速な温室効果ガス濃度増加と、近年の温暖化の原因特定が明示された(「20世紀半ば以降に観測された世界平均気温の上昇のほとんどは、人為起源の温室効果ガスの大気中濃度増加によってもたらされた可能性がかなり高い」)。
○トピック3「予測される気候変化とその影響」では、現在の政策では「温室効果ガスの排出量は今後20~30年間増加し続ける点で高い合意と多くの証拠がある」とし、21世紀が20世紀を大きく上回る温暖化が予測されること、そしてそれによる、地域別、分野別の影響が示された。ここでは、地域的な影響を巡って、より詳しい表現を求める意見も出た。
○トピック4「適応と緩和のオプション」では、脆弱性の低減のためには、より強力な適応策が必要であるとして、分野ごとの適応策が例示された。
○トピック5「長期的な展望」では、第3次評価報告書で指摘された、温暖化による5つの懸念要因がさらに強まっていることを述べている。

 それらは、1)極地・山岳域・生態系などのシステムへのリスク増大、
       2)干ばつ、熱波、洪水など極端現象のリスク増加、
       3)地域的・社会的な弱者への大きな影響と脆弱性、
       4)温暖化の便益の低い段階での頭打ち、被害とコストの方の増大、
       5)海面水位上昇、氷床の減少加速など大規模変動のリスク増大
である。

 また、適応策(現実に進行している温暖化への応急策)と緩和策(今後の進行を抑える対応策)は相互補完することによりリスクを低減する効果をもたらす。さらに、技術的には温室効果ガス濃度の安定化は可能であるが、今後20~30年の緩和努力と投資が「より低い安定化濃度の達成に」肝心である。

 以上の内容は、「日経エコロミー」の「IPCC総会に参加して・統合報告書合意までの議論の背景」近藤洋輝(こんどう・ひろき)から引用させていただいたものです。
 近藤氏によれば、IPCCのメンバーはCOP13の論議に間に合わせるため、大変な困難を乗り越えつつ、寝る間も惜しんで上記のような「報告書」をまとめたということです。それをしっかり受け止めた論議になってこそ、「国際会議」の意味があるというべきでしょう。

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Last updated  2019.03.30 00:29:10
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