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2008.03.30
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カテゴリ:悲鳴をあげる学校
小野田さん(小野田教授)の提起5

(引用 続き)

 日本的な学校の特質を再評価する「必要性」

 日本の学校の特質は、つまり、膨大な生徒指導や生活指導の領域を抱えているということ、そして特別活動をとおしての多様な側面を学校が持っている、ということです。(…)

 学校での特別活動の意義についてもう少しふれておきたいと思います。
 じつは日本の学校は勉強のできる子もできない子も、スポーツのできる子もできない子も、音楽が得意な子も得意でない子も、そこそこに活躍の場があります。これは世界でもきわめてまれなのです。

 どういうことでしょうか? 運動会があり、文化祭があり、合唱コンクールがあります。いろいろな特別活動、行事があります。

 たとえばフランスの学校にかよっていた学生に聞くと、「運動会みたいなものはあった」とはいいます。しかし、「どうやっていた?」と聞くと「いきなりその日にやった」といいます。いきなりその日です。「スポーツ大会はあった?」と聞くと「あった」「でも両降ったから、流れて、大会そのものがなかった」といいます。

 ところが日本ではありえないことです。運動会一つとってみても、まずなんの種目をやるかという検討から始まります。そして種目が決まった後、だれが出るかを学級会で話し合います。そして日にちをとって、当日まで予行練習などをおこないます。助走期間があって当日をむかえるというかたちです。

 ある学校では、ヤンキーっぽい子たちも、出席率がめっちゃくちゃ高く、もう必死になって走ってます。雨が降った場合に、順延はしますがなくなることはありません。

(…)つまり、それだけ日本の学校はモノサシが一つではないのです。先ほどもいいましたが学力だけではなく、音楽、スポーツなど、それなりに測るさまざまなスケールのモノサシがじつはあるのです。そこをきちんと見ておく必要があります。

 しかし、そうした「生徒指導や部活指導などを学校や教師の役割から外すべきだ」という声をよく耳にします。たしかに生徒たちのしんどさーその背景には親たちのしんどさがあります ー は年々深刻化しています。
 
 「教育改革病」のために、肝心の子どもたちと接触する時間が大幅に削られ、「やれ会議だ。やれ書類作成だ」の連続のなかで、日々格闘を続けている教職員からすれば、少しでも「当たり前の状態を取り戻す」ために、これまで抱えてきた職務領域を少しでも減らしたい、と思うのは無理からぬことかもしれません。

 しかしこれこそが、日本の学校教育の特質であり、それによって今日まで学校教育や教師に対する信頼が、曲がりなりにも維持されてきた部分であったことを忘れてはいけません。

 極論すれば、もしこの部分が学校の役割からなくなり、教師が子どもたちに教科指導だけをおこなう存在だったとすれば、10年前にいともたやすく公立学校は公共サービス部門から切り離され、株式会社などの手に委ねられていた、と私は考えます。

〔コメント〕

 私は、「高校生活指導研究協議会」(高生研)という教育研究団体の大会などで様々な実践に触れ、それを参考にしながら色々取り組んできましたが、特別活動(例えば生徒会行事)に際して、「原案を作って話し合い、実行し総括する」という取り組みが子どもたちの成長に大きく寄与することを実感しています。
 
 それが、小野田さんの指摘のとおり「日本の教育の特質」だとすればそれは、素晴らしいものであるという共通理解(保護者も地域の人々も含めて)をひろげながら、教育の大切な側面として充実させていく必要があると思います。


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Last updated  2019.03.24 00:45:19
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