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2008.08.24
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カテゴリ:特別支援教育

 『この子らを世の光に』(NHK出版)の紹介・引用を続ける。

 糸賀一雄の「この子らを世の光に」についで著名な言葉に「発達保障」の考え方がある。晩年の糸賀は次のように述べている。

 「いま(1960年代)ようやく、このような障害を持った児童の権利保障と言うことが、本気でとりあげられるようになった。しかし、(・・・)児童の権利を保障するなどということは、歴史的に到達した高みであると同時にいま現に(・・・)一種のたたかいである。古い思想との対決である。

 しかし、よく考えてみれば『現代の中に』などといったひとごとではなくて、この対決は、じつは自分自身の心の中の出来事ではないのか」 (・・・)

 「医学的な検診や心理学的なカウンセリングや、教育相談などの社会的資源がもっともっとつくられ、それが縦横に資源として活用され、さらに、訪問指導のような形をとる在宅指導の徹底がはかられることが要請されている。(・・・)

 施設は社会の働きそのものであるから、受け止めた精神薄弱児の諸問題と取り組みながら、やがて家庭と社会に、その子たちを送り出す始発駅の役割を果たそうとしているのである。そして、(施設は)家庭や社会と手をつないで、三者がともどもに育ち、発達していくという機能の向上を目指しているのである。」

〔コメント〕 

 前半部分で「発達保障」はまずもって児童の権利保障の概念であり、「思想闘争」の今日的課題だと糸賀は自己体験から語っている。「『現代の中に』などといったひとごとではなくて、この対決は、じつは自分自身の心の中の出来事ではないのか」という省察については、深く考えさせられた。

 「発達」は“はい立ち歩く”という縦の発達以外に無限にのびていく横の発達がある、という言葉も多くの示唆を与えるものがあるが・・・。それも含めて「保護ではなく(発達の)権利保障」を基軸にしているという点で、まさに先駆的な実践・思想であると感じる。それも含めて「保護ではなく(発達の)権利保障」を基軸にしているという点で、まさに先駆的な実践・思想であると感じる。

 そしてまた、後半の部分で述べられている見解、「発達保障」を施設や教育機関の問題に矮小化するのではなく、「こどもたちとともに施設も家族も社会も発達していくことが発達保障の具体的問題」であるという見解が注目できる。

 糸賀をよく知る岡崎英彦も次のように述べる。「先生の言葉の中に、発達を保障するという理念の子どもたちに対する直接的・具体的な関わりの側面を見るのであるが、同時にその中に、社会自体が発達を支え、保障してゆく姿にならなければならない、そのように社会の働きかけなければならないという、現実的な、しかも社会運動的な側面を認めるのである

                    続く

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Last updated  2019.03.30 09:11:10
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