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2009.01.17
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『暴走する「地球温暖化」論』における武田邦彦氏の執筆部分について 3

〔なお、武田氏を含め人為的地球温暖化説の信憑性や地球温暖化による被害を緩和するための対策の重要性に対し、懐疑的・否定的な見解をとる論者への科学者の見解についてはリンク先の記事を参照されたい。〕

 乱暴にも武田氏はヨーロッパをひとくくりにするが、二酸化炭素の総排出量において日本よりはるかに少ないにもかかわらず「率先して削減に努力しているスウェーデン」、「デンマーク」など小国の取り組みをどう評価するのか。国単位で見れば排出量は少ないから削減の取り組みは不要、とでもいうのだろうか。

 例えばスウェーデンの場合、トータルの二酸化炭素排出量は日本よりはるかに少ないが、一人当たりのGDPは大きい。(北欧諸国はみなそうである。)

image004.gif

「週刊東洋経済」2008年 1月12日号 より

 そして、スウェーデンは武田氏がご都合主義的に持ち出す「二酸化炭素排出量の一人当たりGDP比」でも日本を下回っている。スウェーデン人一人当たりの二酸化炭素排出量が日本を下回り、一人当たりのGDPは日本を上回っているのだから当然である。

 にもかかわらず、「二酸化炭素税の導入、再生可能エネルギーの導入、排出権(排出量)取引の導入」などを実現し、「これら三つの方策により、スウェーデンは、2005年には、1990年と比較して9%の二酸化炭素排出量削減と20%のGDPの増加を達成することができた」のだという。

 都合のいい数字を持ち出し「日本は何もしなくていい」などという主張をするのではなく、二酸化炭素の総排出量が日本よりもはるかに少ないスウェーデンの先進的な削減努力にこそ学ぶべきではないか。

 いや、「二酸化炭素排出量の一人当たりGDP比」に関しては(北欧諸国はともかく)米国やEUの平均値と比べてはるかに低い、と重ねて主張されるかもしれない。事実(イ)の主張に続けて武田氏は「幸い、日本には高い技術がある。自動車、家電製品・・・・・みな省エネ化を実現している」と主張し、 「日本は環境先進国である」ことを強調したいようである。

 だが、ほんとうにそうだろうか。必ずしもそうでないことについては日経エコロミーにおける飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所所長)の指摘がある。
 次の表をもとに、飯田氏は述べている。

02.gif

 国(経産省)は、為替換算かつGDPあたりの全エネルギー消費の比較表を出して、日本が省エネと主張する。しかし、購買力平価ベースで見るとまるで違う。さすがにアメリカよりは良いが、EUとはほぼ同じだ。

日本が省エネ大国、実はウソ? の部分

 さらに部門別で見ると、もっとはっきりする。産業部門だけで比較すると、日本はEUよりも悪く、米国と変わらないくらいだ。日本は民生部門、とりわけ家庭部門のエネルギー消費量の少なさと交通部門の少なさが、産業部門のエネルギー消費量を打ち消して、エネルギー消費全体では、一見、省エネに見えるだけなのだ。

(4に続く)

 教育問題に関する特集も含めてHPしょうのページ​に
(yahoo geocitiesの終了に伴ってHPのアドレスを変更しています。)


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Re:暴走する「地球温暖化」論(武田邦彦氏関係)3(01/17)   今日9729 さん
都合のいい数字を持ち出し「日本は何もしなくていい」などという主張をするのではなく、二酸化炭素の総排出量が日本よりもはるかに少ないスウェーデンの先進的な削減努力にこそ学ぶべきではないか。・・・・


* そうですね。

よいことは、率先してやるといいのですね。


応援して戻ります。
(2009.11.13 15:51:42)

Re[1]:暴走する「地球温暖化」論(武田邦彦氏関係)3(01/17)   shchan_3 さん
今日9729さん

 上記ブログ記事の最初にもリンクを張っておきましたが、武田氏らの主張に対して明確に科学者の見解が表明されて以後は、マスコミが過度にもてはやすことも少なくなったようですね。 (2009.11.13 18:46:54)


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