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2012.07.28
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カテゴリ:震災、原発事故

 枝廣淳子氏(幸せ経済社会研究所所長、『不都合な真実』の翻訳者)による転送歓迎のメールを最初に掲載します。

                        記

 エネルギー・環境会議から、エネルギーの選択肢が提示され、8月中の決定に向けて、国民的議論の段階が始まりました。
 パブリックコメントは当初7月末までとなっていましたが、いくら何でも国民の声を聴くのに短すぎるとの批判を受け、8月12日までとなりました。

 こちらの特設ウェブサイトに、選択肢の説明等があり、パブリックコメントへの入口も載っています。
http://www.sentakushi.go.jp/

 この「国民的議論」はどういう位置づけなのか、エネルギーミックスはどのようなプロセスで考えるのか、現在の選択肢の前提はどのようなものなのかなど、基本的な背景を私(枝廣)が説明している動画(約10分)をアップしました。よかったらご参考までにご覧下さい。

「これからの日本のエネルギーどう考える?~選択肢と国民的議論~」
http://youtu.be/0oidaqJAIw8

※幸せ経済社会研究所:You Tubeサイトより

 転載以上

(まだ間に合いますので、是非、多くの皆さんにパブリックコメントを寄せていただきますよう、私〔ブログ主である"しょう"〕としても強く呼びかけたいと思います。) 


 さて、「エネルギー・環境会議」は2030年までの日本の原発のあり方を、以下の3つシナリオで示しています。これを元に、今まさにこれからの日本の未来が決められよう としているのです。
 「原発ゼロシナリオ」・・・唯一の脱原発シナリオ
 「原発15シナリオ」・・・原発増やせるシナリオ
 「原発20-25シナリオ」・・・原発どんどん進めるシナリオ
 http://www.npu.go.jp/policy/policy09/archive01.html

 私自身は最初の「原発ゼロシナリオ」以外にとるべき選択肢はない、と考えていますが、そのように考える理由を「技術的な問題」を中心にまとめておきます。

○「科学技術」上の危険性
 「絶対安全」な原発をめざすよりも、別の発電方法をめざすことが現実的であることは、原子格納容器の設計に携わってきた後藤 政志氏(元東芝・原子炉格納容器設計者)も述べるとおりです。
 機械は故障したり壊れる可能性をつねに持っています。故障したために工場のラインが一時ストップしてしまった、という程度であれば受忍もできるでしょうが、そのレベルの問題にとどめることができないことは、福島の事故が証明したとおりです。

 実は、核分裂の連鎖反応の制御が極めて難しいということは、電力会社の技術者自身がよく理解しています。原発の出力を100%にするためになぜ1週間以上も時間をかけるのでしょうか。原子炉内における核分裂の暴走を防ぐためです。まったく正常に機器が作動しているときでさえ、それほどまでに慎重を期する必要のある施設なのです。

 また、小出裕章氏も述べるとおり、原発は、地震によってパイプ一本折れれば炉心溶融を起こします。裂け目から水が噴出して、原子炉の水がぬけてしまうからです。

 電力会社がその存在を強調する緊急炉心冷却装置などは一時しのぎに過ぎず(高圧をかけて水を注入してもまたすぐにぬけてしまう)、さらに、緊急炉心冷却装置から水を注入するパイプも折れてしまえば一時しのぎの役にさえ立ちません。 

  放射性物質を含んだ水がパイプの裂け目から噴出してくれば、一体誰がそれをふさぐのか。噴出している最中に裂け目をふさぐといった「緊急の対応」はいかなる人間にも不可能でしょう。

 そのような事態に際して炉心溶融を防ぐ根本的な方策はありません。だから原子力村は「想定外」ということにしてきたのです。

 東日本大震災の地震の揺れによって福島第一原発のパイプや機器が損傷した可能性が大きいという指摘があるにもかかわらず、東京電力がそれを確かめるデータを出そうとしないのはなぜでしょうか。もし出せば、福島だけでなく日本中のどの原発においても「大地震→パイプ損傷」への対応が不可能であることが明らかになるからでしょう

  以上、技術的な問題の一点だけをとってみても、2030年段階での「原発ゼロ」以外に妥当な選択肢はない、と考えています。

  ただ、同時に枝廣氏が上記リンク先の動画でも述べている「悪魔の選択」(原発を推進するか、原発をゼロにするかわりに火力発電の稼働率を上げて地球温暖化を進めるかという二者択一)はなんとしても避ける必要があると考えます。

 原発が莫大な量の(しかも半永久的に管理を必要とする)放射性廃棄物を出し続けることと「化石燃料の過剰消費⇒二酸化炭素の大量排出」によって温暖化を進行させること、これらは現在の排出に何の責任もない将来世代に大きなリスクを負わせる という点では極めて似通った問題なのです。

 「もっと省エネルギーの取り組みを進めること」、「自然エネルギーを推進できるような仕組みを整えること」、「地域分散型のエネルギー供給を進めるよう、電力システムを改革していくこと」など、総合的な改革を「原発ゼロシナリオ」とセットでつくり上げ、実行していく必要があると考えるのです。

付記:上記の記事では問題点をかなり絞って述べましたが、その他にも例えばアーニーガンダーセン博士は日本の原発における海水による冷却装置の欠陥を指摘しています。〔リンク先インタビュー記事の中ほど〕

「福島第一原発 真相と展望」アーニーガンダーセン(集英社)の内容を要約したブログ記事はこちら
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Last updated  2019.03.26 23:53:06
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