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カテゴリ:時事問題
NHK会長発言などをめぐって、時の政府と報道機関との関係はどうあるべきか、さまざまに議論されています。 私はNHKが自ら制作した番組「その時歴史が動いた」(これは正義の戦いか ~ジャーナリストたちのベトナム戦争~ 2006年5月31日)の中にこそ、この問題を考え・共有していくべき絶好の素材があるのではないかと感じ、このたびあらためて視聴しました。 1969年10月 全米でおよそ200万人参加する史上空前のデモ行進が行われた。
「われわれはこの戦争の真実を伝えているのか」 最前線で従軍取材を行っていたニューヨークタイムズの記者デイビッド・ハルバースタムは北側のゲリラ攻撃に苦戦するアメリカ軍の実態を「軍事情勢は悪化」と報じた。 ジョンソン大統領は「彼らは祖国の裏切り者だ」と述べて新聞社に圧力をかけ、ハルバースタムの記事の内容を打ち消すような記事を連載させた。(ジャーナリストと権力とのせめぎあい) ジョンソン大統領は、「彼らは星条旗に泥を塗った」と激怒。 しかし、いまだ戦争に負けたことのない超大国が戦争をやめるのは容易ではなかった。戦線を縮小する難しさに直面したニクソンは「私はアメリカ史上初の敗北を決める大統領になりたくない」と言うようになる。 そして、北ベトナム爆撃による死者の8割は民間人であるという報告。軍事施設に限って攻撃するという発表はウソだった。 そして、1973年 3月29日 ニクソン大統領は米軍の完全撤退を宣言した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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「如月や 厚着で凝った 肩をもむ」
最近、やたらに肩が凝ります。厚着の所為と分かりました。 暫くは政治、外交、防衛など思ったことを書こうと思います。 韓国は国も人も腐った国です。ボケ老人の村山富市が韓国を訪問し、逆に批判されています。・・・龍 応援p わたしも色々、勉強しましたが貴重な資料を教えて頂き、 感謝いたします。 (2014.02.13 09:58:25)
龍5777さん
>わたしも色々、勉強しましたが貴重な資料を教えて頂き、 >感謝いたします。 資料をご参照いただきありがとうございます。「軍慰安婦」等の問題に関しては、ネット上でも対話不可能か?と思われる状況がありますので、このようなやり取りができることは、うれしく思います。 >韓国は国も人も腐った国です。ボケ老人の村山富市が韓国を訪問し、逆に批判されています。・・・龍 応援p 村山氏の外交を評価する論者もいるようですよ。 「売国奴」といった声も予想される中で、なかなか骨のある老人ではないか、とも感じています。 (2014.02.17 12:38:23)
こんにちは。
今どきの「戦争」というのは、名ばかりで、「戦争」というより「イジメ」です。 (侵略先の国の住民が抵抗してきたのを軍事力で弾圧し、利害にかかわって住民同士で戦わせて、武器で儲ける連中・・の構図) 「野蛮国であるベトナムを文明国にしてやるアメリカ」(フランスも日本も同じ理屈で侵略していたわけですが) があって、 「それによって利益を得る人々」と「それによって権利を侵害される人々」ということは考えずに 「南対北」の戦争にしてました。 「南+アメリカ」が「北」に負けるはずがない・・・ まあ、そう考えられていたのも無理はないと思います。 (2014.02.19 18:21:13)
meisinn2006さん
>こんにちは。 >今どきの「戦争」というのは、名ばかりで、「戦争」というより「イジメ」です。 >(侵略先の国の住民が抵抗してきたのを軍事力で弾圧し、利害にかかわって住民同士で戦わせて、武器で儲ける連中・・の構図) 「文明国」がねつ造した図式を超えて、戦争の実態を(事実を通して)明らかにするためにも、ジャーナリズムの役割は大きなものがありますね。 (2014.02.19 21:48:05) |