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カテゴリ:地球環境、エコロジー
政府、経済産業省、政権与党あてに次のような「意見」を送信しておきました。 よろしければ、ご一読ください。
現在、経済産業省は、固定価格買い取り制度見直しの議論をスタートさせているとのことですが、再生可能エネルギーの普及を抑制するような検討は論外であり、普及をさらに促進するような条件整備を強力に進めていくべきであると考えます。(権利だけ獲得して、設置・発電開始を遅らせて利益拡大を目指す「悪徳業者」を防ぐ見直しには賛成ですが…。)
よくご存じのように、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は9月27日、報告書を公表し、温暖化の影響で、今世紀末に海面は最大82センチメートル上昇し、気温は最大4.8度上がると予測。「気候変動を抑えるには、抜本的で継続した(温暖化ガスの)排出削減が必要だ」として、再生可能エネルギーの比率を2050年までに3~4倍に拡充するといった対策を求めています。
ところが、我が国においては水力を除く再生可能エネルギーの総電力量に占める割合は2.2%であり、あまりにも低い数値であると言わなければなりません。 http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shoene_shinene/shin_ene/pdf/001_03_00.pdf このような中、電力会社によるメガソーラー接続中断を容認し続けることは許されることではありません。スペインの例からもわかるように、電力供給を安定させつつ再生可能エネルギーの普及を促進する方法はいくらでもあるはずです。 http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1406/20/news038.html
地元紙でも「国は買い取り制度の見直しを始めたが、透けて見えるのは原発再稼働に前のめりになる電力会社と現政権の再エネに対する消極姿勢だ」と指摘しています。政権与党の皆様におかれましては、長年の原発推進政策を背景に引き起こされた大事故の責任を明確に自覚し、再生可能エネルギーの普及促進に向けて全力を挙げていかれるべきであると考えます。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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その通りです。せっかくソーラーを設置したのに買取りを止めるとはけしからんことです。
(2014.10.19 19:02:54)
よっしーせおさん
>その通りです。せっかくソーラーを設置したのに買取りを止めるとはけしからんことです。 それがまかり通るのはとんでもないですね。 電力会社の言いなりになたない対応が求められます。 さすがに経済産業省も、欧州の対応について研究はしているようですが・・・。 (2014.10.22 20:30:49)
そう思います。
さらに、これは予定されていたストーリーなのではないかということです。 何か按配がよくないことがでてくると、次から次へといろいろだして、そちらへ目を向けさせるという常套手段です。 これって、考えすぎでしょうか? (2014.11.09 13:36:02)
けんとまん1007さん
>そう思います。 >さらに、これは予定されていたストーリーなのではないかということです。 確かに電力会社(より多くの電力買取のための条件整備をする意志がない電力会社)にとっては予定通りの行動だったといえるかもしれません。 >何か按配がよくないことがでてくると、次から次へといろいろだして、そちらへ目を向けさせるという常套手段です。 > >これって、考えすぎでしょうか? 電力会社の主張は「固定価格買取制度には問題がある」ということですから、制度の不都合と言える要素は次々に主張するでしょう。 大マスコミの論調も背景に、経済産業省が電力会社よりの見直しをすることも危惧されるわけですが、さすがに電力会社の利益だけに配慮して見直しを進めることはできなくなっていると思います。 (2014.11.09 15:22:37)
けんとまん1007さん(続きです)
その理由の一つは、今後、温暖化防止・自然エネルギーの普及促進に向けての一層強い国際的合意が形成されていくであろうことが目に見えていることです。 自然エネルギーの比重拡大に関しても明確に数値目標を定めていかざるを得ないでしょう。 第2に、自然エネルギーシステムの「国内市場」が経済産業省も無視できないような規模にまで拡大していることです。 経済産業省も「固定価格買取」の総量規制などは検討もしておらず、基本的に再生可能エネルギーの普及を促進していく構えのようです。 むしろ、電力会社をはじめとする経済団体とのつながりの深い「マスコミの報道姿勢」に警戒が必要だと思います。 http://www.solarjournal.jp/14470/kokodake_03/ (2014.11.09 15:57:07)
12月を迎えると世間はざわめいてきますが、わたしは今年最後の月を毅然と終わりたい。
「師が走る 季節なれども 毅然たれ」 痩せ我慢の年寄の戯言とお笑い下さい。 ご挨拶の一句・・・・龍 応援p (2014.12.05 09:58:29)
寒い日々が続きますが、温かい陽射しが照りつけています。
散歩道の桜並木は、すっかり葉が落ち冬木立となっています。 そんな枝の間から、木漏れ日が眼に眩しく映ります。 「木漏れ日が 透けて眩しき 冬木立」 ご挨拶の一句・・・・龍 応援p (2014.12.08 10:56:09)
なにも言わず男は背中でものを云う。そんな姿の似合う男、
高倉健や菅原文太も逝きましたね。 「熱燗で 本音を漏らす 男の背」 熱燗を飲んで本音を漏らす、恰好いいですね。 ご挨拶の一句・・・龍 応援p (2014.12.11 11:58:46) |