2019/01/25(金)21:40
報道機関(朝日)への意見
朝日新聞デジタル「首相、初動対応は問題ない認識 野党は批判 西日本豪雨」
2018年7月11日17時29分
上記の記事は、安倍内閣に無批判な「政府の広報記事」になっています。特別警報発令(気象庁による緊急記者会見:7月5日14:00)後の安倍首相の動向を事実として踏まえ批判するという視点を欠いた記事で、極めて問題だと考えます。 多くの人命が失われるような事態を回避するためには初動が決定的です。地震の場合と異なり、異常な豪雨は気象予報で正確な予測ができるわけですから、命をを守るために政府ができるとこはいくらでもあるのです。
「気象庁の緊急記者会見の直後に非常災害対策本部を設置して特別警報発令地の住民にはただちに避難するよう、対策本部としても記者会見を開いて強く呼びかける」、「多くの人命が失われる前の時点で、各自治体と緊密な連携をとり迅速な避難を促す(『多分大丈夫』といった個人の判断ではなく、避難に向けて住民が組織的・具体的に動き出すよう自治体に強く要請する)」等。
気象庁が緊急記者会見を行った夜に首相や主だった閣僚が「酒盛りをしていた」というのは決定的で、多くの人命を守るためにできたこと、すべきことをしなかったという一国のリーダーとしては、まさに万死に値する失態といわなけれなばなりません。
この点に関しては、以下の文章をぜひご一読ください。
「歴史的豪雨がわかっていながら首相が酒盛りしていた日本と、大型ハリケーン連発でも死者を出さないキューバの違い」
このような失態を糊塗し、「初動に問題なかった」と開き直るという人間としてあるまじき言動・露骨な「得点稼ぎ」に全面協力するようでは報道機関の意味はありません。
首相の「岡山・倉敷訪問」の実態はこちらです。
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