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2019.03.03
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カテゴリ:歴史
​ ​2019年3月1日は、朝鮮半島で3・1独立運動が起こってちょうど100年目になります。​​   
 1910年の日韓併合条約によって日本の植民地支配をうけることになってしまった朝鮮の人々が独立宣言文を読み上げ、瞬く間に全土に広がっていった運動ですが、私自身、大変うかつなことに(遅まきながらようやく)この宣言文を読むことになりました。




抄訳は以下のとおりです。

独立宣言書(抄訳)

 われわれはここにわが朝鮮国が独立国であること、朝鮮人が自由の民であることを宣言する。これを世界の人々に告げて人類平等の大義を明らかにし、子々孫々に告げて民族自決という正当な権利を永久に持ち続けようと思う。[中略]

 今日われわれの任務はただ自己の建設があるのみで、決して他を破壊することではない。
[中略]すでに遅れた思想となっていたはずの侵略主義や強権主義の犠牲となって、初めて異民族の支配を受けることになった。自由が認められない苦しみを味わい、10年が過ぎた。支配者たちはわれわれの生きる権利をさまざまな形で奪った。[中略]

 われわれは、旧い思想、旧い勢力にとらわれた(・・・)不自然かつ不合理で誤った状態を改善、修正し、自然で合理的な正統の原点にかえそうと思う。

 初めから日本と韓国(大韓帝国)との併合は、民族的要求にもとづいておこなわれたわけではない。その結果、威圧的で差別・不平等な政治が行われている。支配者はいいかげんなごまかしの統計数字を持ちだして自分たちが行う支配が立派であるかのように言っている。

 このような支配が両民族間にいつまでも友好協力できない憎しみの溝を深めている。(・・・)勇気をもって果敢に過去の誤ちを正し、真の理解と共感にもとづく友好的な新局面を切り開くことが、おたがいに不幸を遠ざけ幸福を招く近道であることを知るべきではないか。[中略]

 また憎悪する二千万の民を武力でもって拘束することは、単に東洋の永久平和を保障しないだけでなく、これによって東洋存亡の主軸である四億中国人の日本に対するおそれと疑いを濃厚にし、その結果はついに東洋全体が共倒れする悲運を招くに至るであろう。
 
 いま、目の前には、新たな世界が開かれようとしている。武力を持って人々を押さえつける時代はもう終わりである。[中略]

 われらはここに奮い立つ。
 良心はわれらとともにあり、真理はわれらとともに進んでいる。[中略]着手がすなわち成功である。ただ前方の光明に向かって邁進するだけである。

​​​公 約 三 章​​​

一、今日我らのこの行動は正義、人道、生存のための民族的要求であり、自主的精神を発揮するものであり、決して排他的感情に逸れて進んではならない
一、最後の一人まで、最後の一時まで民族の正当な意思を快く発表せよ
一、一切の行動は秩序を最も尊重し、我の主張と態度をあくまで光明正大とすること

〔引用は以上〕
 
 宣言文を読めば明らかなように、これは「武力闘争」や「日本人への憎しみ」を強調したものではなく、非暴力的に「朝鮮人が自由の民であることを宣言」し、「世界万国に告げて人類平等の大義を明らかに」するものでありました。言ってみれば「アメリカ独立宣言」、「フランス人権宣言」にも匹敵する普遍性を持った内容であり、当時、世界の潮流になりつつあった「民族自決の理念」を高らかに宣言したものだったのです。

 現在の日本では、極めて残念なことに、この記念日を「反日」という感情的で狭い視点でしかとらえない言説がとび交っています。あらためて、宣言文の全訳を読み、歴史の事実に目を開くこと、一国の中でしか通用しない狭い歴史観ではなく、全世界に通用する普遍的な歴史観を共有していきたいものです。

 なお、​「世界史の窓」で三・一独立運動についてわかりやすく説明してあります。
 世界に通用する歴史観については「新しい歴史教科書をつくる会」の集会に参加して発言したことがあります。​ (記事「日本をとりもどす教育!?」)

 よろしければ、ご一読ください。​

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Last updated  2019.03.18 21:32:01
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