カテゴリ:おいしい時間
今日の予定は、暑かったアスワンから、更に暑いアブシンベルへ。
アブシンベルは、アスワンから280kmも南下したところにある街ですが、 そこからわずか30kmも南へ下れば、もうそこはスーダン。 ・・・暑いはずです。 アブシンベルの過去の最高気温は 67度 だとか 私たちは、なるべく涼しい時間帯にアブシンベルに着くように、と・・・ ホテルの出発時間は 3:30!! バスで3時間ほどの行程ですが、途中、コンボイを組むために多少待ち時間がありました。 コンボイ・・・護衛つきで連なって走るんですね。 以前、日本人が死亡する悲しい事件がエジプトでありました。 それから、エジプト人=アラブ=テロ、のように言われることもあり、 ほとんどの善良なエジプト人も、辛い思いをしたのだそうです。 エジプトは観光収入が国のいちばんの収入ですから、 観光客を大切に考えています。 このように、ツアーでバス移動をすると、他のツアーバスと連なって、 前後を警察車両に守られて走るのです。 両側ずっと砂漠の道をひた走ります。 日が出てきました。 アブシンベルに着いたのは、7時ごろ、まだまだ気温は高くないのでラクです アブシンベルには、偉大なファラオ・ラムセス二世が造った、大小の神殿があります。 3,000年以上前に造られたこの神殿は、 アスワンハイダム建設のために水没してしまうことになり、 偉大な遺産を残そうというUNICEFの呼びかけで、世界中から集めた資金で移設されました。 大神殿は、太陽の神ラーを奉ったものです。 ラムセス二世の4つの大きな像が前面にあります。 微妙に顔つきの違うこの象は、 右から「子ども時代」「青年時代」「大人(顔がなくなってしまっています)」「男」の王なのだそう。 中のレリーフは、戦いの絵などが多く、王の強さを表しています。 小神殿はハトホル女神を奉っており、 ファラオの美しい妻、ネフェルタリ王妃のために建立されました。 こちらは、ネフェルタリとラムセス二世の仲睦まじい様子が描かれています。 大小の神殿が写るスポットでポーズ! アブシンベルをじっくり見た後は(相当ダーリンは感動していた・笑)、 またバスでアスワンへと戻ります。 途中の砂漠で、蜃気楼がたくさん見えました。 写真だとわかりづらいですが、水や建物があるように見えます。 アスワンに着くと、世界でいちばん細かい砂、という砂漠の砂を持って帰ります。 (みんな、ペットボトルにたくさんとっていました) それから、アスワンハイダム、アスワンダムを見学。 ほぉ~、これが歴史でならったアスワンハイダムかぁ。という感じ・笑 日本人が尽力したと思うと、ちょっと感動です。 アスワンハイダムは、処々の事情でビデオと望遠での撮影は禁止。 普通に写真はOKでしたが、ブログへのアップはやめておこう。。。 看板だけ・笑 さて、本日のランチは・・・ 土鍋ごとオーブンに入れた、ぐつぐつぐらぐらの ミートタジン 牛肉とトマトの煮込みです。 これはもう、最高にブラボーなお味でした。 日本のように霜降りの牛肉ではなく、赤みの肉がしっかり煮込まれていて、 スペシャルおいしいビーフシチューといえばいいかしら・・ あっつい国の超冷房の効いたレストランでいただく、あつあつのミートタジンは、 この旅でイチオシだったかな。 左は、エジプトでポピュラーなモロヘイヤのスープ。 これまた美味。 この旅は、おいしいものにも恵まれていました そして・・・ この日はなんとも移動の多いこと! 今度は、夜行列車でカイロに戻ります。 ナイルエキスプレスの一等個室 というと、どんだけ豪華かと思いますが、まぁ、それなりです・・・ でも、現地では大変ゼイタクな乗り物です。 砂漠に覆われた国ですが、ナイル川沿いは椰子などの木が生い茂り、 日没までは、その景色を見ながらの旅・・・ 日が沈み始めます。 夕食は、個室に運んでいただいたこんなメニュー。 やっぱりレストラン並というわけにはいきませんが、 ガラムマサラの効いたライスも、チキンもビーフも私は気に入りました。 しか~し、この日は、なんとお風呂に入れないという落とし穴が・・・ぎゃ~っ 仕方ない、早めに寝よう・・・zzz ではまた明日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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