リュック・ベッソン監督 ジャンヌ・ダルク
DVDではじめて観ました。フランスの話なのに英語。ちょっと違和感。残っている文書の挿絵等に基づき、忠実に再現された戦闘シーンが圧巻でした。異端審理のシーンのセリフも本物の記録から。特典の映像にはジャンヌの子孫も出てきます。火刑がおこなわれたルーアンのヴュー・マルシェにはジャンヌ・ダルク教会とジャンヌ・ダルク 博物館があるそうです。そういえば昨日Yahoo!ニュースで知ったのですが、フランスでジャンヌの遺骨や衣服のDNA鑑定などをして本物かどうか調べるそうです。ジャンヌ・ダルクは火刑に処された五年後に復活したという説もあります。シャルル七世の異母妹だったという説も。宝塚の『傭兵ピエール』は佐藤賢一の『傭兵ピエール』が原作でしょうか。ジャンヌ・ダルクと傭兵ピエールのラブストーリーです。聖女であるジャンヌと、悪に手を染めてきたピエール、対照的な二人は惹かれあいます。リュック・ベッソンが描くジャンヌ・ダルクでは、ジャンヌ本人が命の尊さと大儀のための戦いとの間で葛藤します。主演のミラ・ジョボビッチは戦闘シーンを演じたあと、ジャンヌの気持ちがよく分かったと語っています。傭兵ピエール(上)傭兵ピエール(下)こっちはイタリアのロッセリーニ監督。主演はイングリッド・バーグマンです。仏語。 こっちも観てみようかな。