上海の嫌いなところ選手権 その1
さて中国では定番、皆さんお馴染みの “火鍋” ですね。一度は食べた事があるでしょう? 手前の小皿に盛られたのは牛肉スライスですが、38元もしました。写真の中の食材のみでもなんと200元もするのです。これは別に高級料理店ではなく、いわゆる中級料理店です。たしかに北京と比べると上海の料理店は店内・従業員ともに清潔感がありますが、私が言いたいのは上海の料理の “量” です。 確かに私の様に名の通った “美食家” レベルになれば “量より質” を重視しますが、(実は最近、年のせいか肉があまり食べれなくなっただけ・・・)しかしこの肉の量は北京をはじめ北部の2~4分の1でしょう? 何度か上海の “東北料理” と看板を掲げたレストランに行って食べたが本当に量が少なく値段が高い。私の好物の “羊の火鍋” や “牛の臓物鍋カモの血入り” を注文した時は鍋が小さいので本当に1人分だと思っていた。2人分だと知った時は “宣戦布告” かと思い臨戦態勢に入ったことがある。 また “蓋飯” (中国風どんぶりメシ)を注文した時は、小碗にご飯がお供え物の様に出てきて “ドンブリの具” がまた別の小皿に出てきた。これのどこが “どんぶりメシ” なのだろうか? 「てやんでぇ、自分でかけろってのかぁ?」 と心の中でつぶやいたのでが、以外と気が小さいのでそのまま半笑いで食べた。 その他にも注文して出て来た料理を真面目にいわゆる居酒屋式の “つきだし”だと思っていた。同じ料金で北京で食べれば3~4倍の量は出てくる。 これはハタシテどちらが “正常” なのだろうか? そういえば北京で生活をはじめて半年で15kg筋肉(脂肪?)が増えたけどね。