あやめ十八番『三英花 煙夕空』@シアトリカル應典院
本番直前、あるアクシデントが照明に起きたのですが、素早い対応で何事もなく本番を迎えられてよかったー。すげー。
あやめ十八番の噂に、スタッフワークの素晴らしいところとか、照明さんが素晴らしいこととか加わって欲しい。
照明は毎公演ほんと素敵なんですよ。
昨日と座る席を変えたせいか、演出が気づいたのか、昨日と声の響きが違い
金属の柱に声が響くってなかなかないよね。
もうさ、われらが金子侑加の台詞のないとこまで演技素晴らしすぎるでしょ。最高でしょ。
まーくん壺の勇姿(あの胸に抱くとこね)かっこいい!
そしてもう、にっかりさん、にっかりさん、ラブ。
役柄シャッフルできる?とか言ってごめんなさい!
もう小口さんのにっかりさんしか観たくない。
悪くないよー(涙)
刑事さんの敏腕振りも日に日に増すよね。眼力。
声出さずに演技するの違和感ないのかな?難しいよね?
りょんりょんの鬼平は相変わらず人非人でした。
そして右腕差し出す啖呵かっこよくて鳥肌立ちました。
なんとなくね、
島田さんの鬼平は、若くて野心があるときに視力を失い
りょんりょんの鬼平は、老練ながら弟子に甘んじていた永年の恨みつらみの蓄積が、視力を失うことで火を吹き、お嬢さんへの妄執を産み…
みたいな。ひねくれの度合いというか背景が違う気がした。
併せて、視力を失う原因となったあの出来事、もしやその弟子の願力を怖れて…とか色々邪推したくなる。
りょんりょんの鬼平はわりと年配に感じたから、お嬢さんを嫁にもらうの衝撃の種類が違う。
嫁にしてからの扱いもさ。
元々老け役がお上手ですから、風貌はいつもより若々しいのに謎の老獪さ。
あとねー、お話の伏線てのはこうして引くのだよ。どっかの劇作家に教えたい。
舞台も客席も回らずに、役者が回ってくれて
画角が変わるあの方式に名前はあるの?
次6月か…菊弥姐さんは配役変えないでください、お願いします。
その時期はお団子屋さん忙しくないのか?
もうファン交代で店番お手伝いしますから、お芝居作り続けてくださいましな。