2006年7月に読んだ本暑いけど頑張って読みたい。*102冊目 7月1日 「緋色のペンダント」 赤川次郎 杉原爽香シリーズ。 今回は20歳です。このシリーズ、飛び飛びで借りてるから 戻って読んでみるととても新鮮です。 *103冊目 7月2日 「そして、楽隊は行く」 赤川次郎 この小説は登場人物が多いのに、一人一人の 事情もハッキリ分かってさすがに赤川作品だなぁと 思いました。 *104冊目 7月6日 「薔薇恋」 渡辺容子 結婚七目の妻は夫のDVに晒されて、心の傷を癒す為に 始めたガーデニングに熱中する。 そこで一人の男性と出会い恋に落ちていく。。。 恋がしたくなる本です。 *105冊目 7月10日 「友に捧げる哀歌」 赤川次郎 はるかは大学の入学式で、故郷の村で行方不明に なったはずの幼馴染の浩子にそっくりの女性と出会う。 はるかは沈んだ村に隠された秘密を探る。。。 赤川さんの長編ミステリー。 *106冊目 7月10日 「生まれる森」 島本理生 恋愛小説なんだけど、それっぽくない。 主人公と取り巻く人達がそれぞれ成長する物語。 ひと言で感想を語れない、物語でした。 *107冊目 7月11日 「分身」 東野圭吾 東野さん、またまたやってくれました! ってのが率直な意見です。 登場人物の繋がり、背景詳しく描かれててここでこう 繋がってるのね、やられたぁ!って感じです。 しかも難しいクローンを題材に、読み手を決して飽きさせない。 トリックもお見事だし分厚い本なのにまたまた一気に読めた。 *108冊目 7月12日 「抱いて、そのまま殺して」 佐藤亜有子 死を願う主人公が、死にたいという願望を乗り越えて 別人ので死んだ人物に生まれ変わる。 少し重い物語。 何と言うか、言葉で説明するには難しいです。 私には精神的に少し重い本でした。 *109冊目 7月14日 「天の刻(とき)」 小池真理子 小池さんの短編集。 どの物語も面白かったけど、死に結びつく話が多くて これからの老後、老いを考えさせられました。 でも老いる事が嫌だとかではないんですけど。 *110冊目 7月17日 「スッキリ!」 上大岡トメ キッパリ!に続く本。 読んでて分かってるんだけどなかなか出来ない。 でもこれなら出来るんじゃない?てヒントが沢山。 *111冊目 7月18日 「ニート」絲山秋子 ニートをテーマにした短編集。 私的には少し苦手な分野の本でした。 *112冊目 7月19日 「Presents」 角田光代&松尾たいこ プレゼントをテーマに描かれた短編集。 松尾さんのイラストと角田さんの物語がとても 素敵でした。 心温まる、そして身近に感じる12の物語です。 *113冊 7月21日 「幸福な食卓」 瀬尾まいこ あ~、この物語はなんて温かいんだろう。 そんな印象でした。。。 ちょっぴり風変わりな家族だけど愛情を感じる。 そして大好きな彼との別れ。。。泣き笑いの とても素敵な物語でした。 *114冊目 7月24日 「時生」 東野圭吾 東野さんの持つ独特の世界に今回も引き込まれてしまった。 ラストは悲しいのに前向きで、でも泣けました。 ドラマ化されてたんですよね。 うっすら覚えてて、観たくなりました。 *115冊目 7月25日 「象牙色のクローゼット」 赤川次郎 人気の杉原爽香シリーズ。 爽香21歳の冬、行ったり来たりで読んでるので なかなかフレッシュな爽香に会えて嬉しかったです。 *116冊目 7月28日 「墓地を見おろす家」 小池真理子 墓地、寺に囲まれた新築格安のマンションで起こる 不吉な出来事。。。 もうここから出られない?ホラー小説。 読んでいて精神的に怖い小説でした。 小池さんは恋愛モノもホラーもとても上手く描く 作家さんだなと改めて思いました。 *117冊目 7月29日 「今夜は心だけ抱いて」 唯川恵 父親のロンドン転勤を機に12年振りに再会した 母柊子と娘美羽。 二人はエレベーター事故で中身が入れ替わってしまい。。。 タイトルだけ見たらこてこての恋愛小説かな? と思ったけど違ってました。 中身が入れ替わってしまった二人はどうなるのか? ラストはこの現実を受け止めて生きて行こうとする 母と娘が切なくて涙が出そうになりました。 |