2007年6月に読んだ本雨が降る日に読書タイム*59冊目 6月4日 「同窓生」新津きよみ 大学時代の同級生と開いた同総会、そこで史子は記憶のない 同級生の名前を出され自分の記憶が混乱してしまう。。。 そこには、他の同級生の深い憎しみが絡み合って。。。 複雑な記憶の底から恐怖が滲み出すサスペンス。 *60冊目 6月6日 「日傘のお兄さん」 豊島ミホ なっちゃんが幼稚園の頃憧れていた日傘のお兄さんはネットで 有名な噂の「ロリコン日傘男」と言われ警察に追われる身 だった。 15歳になったなっちゃん、そんなお兄さんと一緒に思い出の地 島根へ。。。他4編短編集。 なんでもない日常、あ、こんな話実際に有りそうというような普通に スーッと入ってくる物語ばかりでした。 *61冊目 6月8日 「コッペリア」 加納朋子 恋をした相手は人形だった。。。 人形に生き映し舞台女優と出会ってしまう、長編ミステリー。 話しが前後したりしたので、少し読み辛かったけど異色の 作品でした。 *62冊目 6月11日 「雨のち晴れ、ところにより虹」 吉野万里子 吉野さんの本を読むのは初めてでしたが、凄く日常に近くて 心に残る言葉も有ってとても読みやすかったです。 6篇の短編集。 *63冊目 6月13日 「4 TEEN フォーティーン」 石田衣良 友情、恋、性、暴力、病気、死。。。 出会った全てを受けとめて成長していく14歳の少年達を 描いた青春ストーリー。 続編が読みたいですね。 *64冊目 6月14日 「指輪をはめたい」 伊藤たかみ 30歳までに結婚しようと思ってた男性が、ある日指輪を持ったまま スケートリンクで転倒し脳震盪を起こし、三股かけてた彼は誰に プロポーズをするつもりだったのか忘れてしまう。 これは凄く読みやすかったです。 最後、誰が彼と結婚するのかが気になりました。 *65冊目 6月17日 「桜さがし」 柴田よしき 京都が舞台の物語。 中学時代の仲良し男女4人の青春ミステリー。 8篇入った短編集。 *66冊目 6月19日 「マリオネットの罠」 赤川次郎 森の館に幽閉された美少女と大都会の空白に起こる連続殺人の 関係とは? サスペンスホラー。 読みながら、ちょっと怖くなったと言うかあまりいい気持ちで 読める本ではなかったですけど、ラストのどんでん返しもあり とても面白かったです。 *67冊目 6月21日 「担任」 新津きよみ 臨時教員として小学校4年生の担任を持つ事になった直子。 そのクラスは1年前に女の子が行方不明になった問題の有る クラスだった。 空席の女の子の席にぼんやり女の子の姿が見え始めて。。。 テンポ良かったですね、先生の大変さも良く分かったし^^; 新津さんの本は何冊か読んだけど、とても印象に残りました。 *68冊目 6月24日 「黒笑小説」 東野圭吾 東野さんのブラックユーモアな短編小説です。 東野さんユーモアセンスも抜群やね。 どの作品も面白かったけど、個人的には「ストーカー入門」 「臨海家族」が好きです。 なんか、思わずクスッと笑えちゃうんです、お勧めです☆ |