2008年3月に読んだ本*14冊目 3月7日「ビネツ」 永井するみ 誰よりも美しくなりたい!と願う女性たちが集まる、 青山の高級エステサロン『ヴィーナスの手』。 サロン主・京子にヘッドハントされたエステティシャンの麻美は “神の手”の再来とたちまち人気を博す。 ところが、かつてサロンでは“神の手”だったエステティシャンが 謎の死を遂げていた。 京子の夫で健康食品会社社長・安芸津と美貌の息子・柊也、 麻美に嫉妬する同僚、美を競い合う客―次第に麻美は周囲の 愛僧と欲の渦に巻込まれていく。 *15冊目 3月10日 「最悪」 奥田英朗 不況にあえぐ鉄工所社長の川谷は、近隣との軋轢や、 取引先の無理な頼みに頭を抱えていた。 銀行員のみどりは、家庭の問題やセクハラに悩んでいた。 和也は、トルエンを巡ってヤクザに弱みを握られた。 無縁だった三人の人生が交差した時、運命は加速度をつけて 転がり始める。 *16冊目 3月17日 「最後に愛を見たのは」 夏樹静子 離婚した青山は、8歳の息子昇との不安定な生活で女手に 窮していたが、手伝いに来た愛人加代子は、不審な死を遂げた。 父親に去られた昇の同級生ミドリも、淋しい二つの家庭を 結びつけようと、幼い知恵を働かせていたが…。 |