2009/02/15(日)23:46
競売その後の人生・・・の巻き!
築12年のとても立派な家。
7LDK、1度目の競売で入札者が出なかった。
多分、2~3ヵ月後には再度”競売”にかかることになる。
しかし、最近その家に”売家”の看板札が掛かった。
どういうことか?
どうやら信頼する人からの情報では、引っ越したらしい。
その情報をくれた人が、10日間も引越しを手伝ったと言う。
あのくらい大きな家だ
10日間もかかるのも、うなづける所だ。
住民は?
おばあさんは多少の痴呆ぎみとなり、子供は軽い脳梗塞を発症。
その後、リハビリの甲斐あり外見上は健常者と同じとなったが、
働ける者は誰もいなく、年金をあてにして暮らしていた。
おばあさんは施設に入所し、子供は生活保護支給世帯となり、
近隣アパートに引っ越したそうだ。
最後は国の世話になる。
そんな人達が激増している。
会社も家も家族をも失くしてしまっても、
この国では生きていける。
いっぽう、一生懸命働く。
働いたわずかのお金の中から、国保や年金、その他の保険を支払い、
その残りで生きて行く。
支払い額はかさみ、時として生活保護世帯よりも苦しくなる。
なんだか、おかしい。
真面目に生きるって、一体何なんだ?!
馬鹿真面目なだけでは、自分の日々の暮らしさえ儘ならないこの国で、
稼ぐってこと、生きるってこと、もっと真剣に考えようと思う。