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テーマ:旦那さんについて(2468)
カテゴリ:心理学
「急に会議が入ったんだ。浩司の保育園のお迎え頼む」
携帯の留守電に夫からのメッセージが入っていた。 「何言ってんのよ。今日はあなたが迎えにいく番でしょ!」 幸恵は留守電に向かって怒鳴った。 仕事を残して、幸恵は保育園に向かった。 保育時間を30分過ぎて、幸恵はようやく保育園に着いた。暗い部屋に一人残されて浩司が泣いていた。 「困るんですよね。こうたびたび遅れられると」 保母が、いつものように愚痴を言った。 「すみません」 幸恵は平謝りするしかなかった。 帰り道、幸恵は浩司と手をつなぎながら言った。 「浩ちゃん」 浩司は母親の顔を見上げて立ち止まった。 「浩ちゃんさ、パパがいなくても平気だよね?」 浩司は母親の悲しそうな顔を見て笑顔で答えた。 「うん、ぼくママがいてくれれば、それでいいよ」 幸恵は浩司を強く抱きしめた。涙が自然と溢れた。 家に帰ると幸恵はインターネットでカウンセラーを検索した。 いくつかのホームページを調べて、ひとつのカウンセラーを選んだ。 玄関のチャイムが鳴った。夫が帰ってきたのだ。 幸恵はカウンセリングの予約のメールを配信するためにマウスをクリックすると、パソコンの電源を切った。 (つづく) 無料メールマガジン「頑張らないで幸せになる無意識の使い方」 好評配信中 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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