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テーマ:旦那さんについて(2469)
カテゴリ:夫婦の愛情
「この大きくてあたたかな存在に守られている感覚を充分に味わってください。そして、もう充分だと思ったら、ご自分のペースで目を開けてください」
幸恵さんは、目を開くと、バッグからハンカチを取り出して、目と鼻を拭った。 「どうでしたか?」 私は、彼女に訊ねた。 「私は『守ってほしかったんだ』なと思いました。主人が何もしてくれないことに怒りを感じていたと思っていたけど、その怒りの奥に『大切にされたい』って、想いがあることに気づきました」 怒りは二次的な感情だといわれている。 私たちが誰かに対して怒りを感じるのは、その人に何かを期待していてそれが叶えられていないということなのだ。 つまり、誰かに怒りを感じたのであれば、私たちはその人に愛してもらいたいと思っているのだ。 私は、離婚の相談をうかがうとき、相手に対する怒りがあるかどうかをチェックする。 そんなに怒っているのに別れないということは、相手に愛を求めている証拠なのだ。 相手に愛を求めないのであれば、さっさと離婚を決意するはずだ。そのときに必要とされるのは、カウンセラーではなく、慰謝料を決めるための弁護士だ。 「ご主人に大切にされたいんですね。 では、今まで、ご主人に大切にされているなって感じたのは、どんなときですか? ご主人が何をしてくれたときでしょう」 どんな悩みにでも上手くいった経験がある。それを探し出す。 これが問題解決の鉄則! 「何をしてほしいってわけじゃないんです。 ただ、一緒にいてほしいだけなんです」 「そう、一緒にいてもらいたいんですね。 一緒にいるとき何をしたいですか?」 「話を聞いてほしい。そして話を聞かせてほしい。 今日どんなことがあったのか。お互いに話をしたい」 「どのくらいの頻度で話をしたいですか? 毎日ですか、3日に一度、1週間に一度?」 行動を起こす場合、いつ・どこで・誰と・どのくらいの頻度でおこなうのか明確にしておく必要がある。これを決めておかないと、多くの場合行動が起こせない。 特に『頻度』は忘れがちなので注意。 こちらが毎日だと思っていても相手は週に一度でいいと思っているかもしれない。それがまたトラブルを引き起こしてしまうことになる。 「毎日じゃなくたっていい。あの人も毎日仕事で疲れて帰ってきますから。1週間に1度でいいんです」 「ご主人のことを労わってくださっているんですね。素晴しいですよ。 1週間に一度、何曜日がいいですかね?」 「土曜日がいいと思います。その日も休みで、翌日も休みですから」 「土曜日に何分くらい話をしましょうか?」 「30分、いえ15分」 「ほんとに15分でいいですか?」 「はい」 「それでは、ご主人にこう言ってみてください。 『私は、あなたと二人の時間がつくれなくて寂しい。毎週土曜日の夜15分だけ、二人で話をする時間をつくってほしいです』」 自分の気持ちを『私』を主語にして相手に伝える方法をIメッセージという。 相手を責めてしまうとき、主語は『YOU』になっている。 『I』を主語にすると相手を責めることにならず、自分の気持ちを素直に表現できる。 「言えそうもありません。今、面と向かって口をきける状況じゃないんです」 「ならば、手紙ではどうでしょう。手紙というほど大袈裟なものじゃなくてもいいです。メッセージが伝わればいいんです」 上手く話せない場合は、手紙などの文章で伝えるという手段もある。 人間関係が上手くいっていない場合は、面と向かって話をするよりも、文章で伝えたほうが、上手くいく場合が多い。 「携帯のメールじゃだめですか」 「いいですね。では、さっそく今、メールしてみましょう」 幸恵さんは、携帯をバッグから取り出して、メールをうち始めた。 『いつも私たちのためにお仕事頑張ってくれて、ありがとう。 私は、あなたと二人の時間がつくれなくて寂しいです。 私は、毎週土曜日の夜15分だけ、二人で話をする時間をつくってほしいです。 1週間、私にどんなことが起きて、私がどんなことを感じたのか、あなたに知ってもらいたいの。 あなたに、どんなことが起きて、あなたがどんなことを感じたのか、私は知りたいの。 その時間を毎週土曜日の夜15分だけつくってください』 幸恵さんが私のカウンセリングルームを出ると間もなく、携帯のベルが鳴った。夫からのメールだ。メールを開くと、幸恵さんは笑顔になった。そして、その笑顔から涙がにじんだ。 本当の幸せは、笑顔と涙が同居しているものなのかもしれない、と幸恵は思った。 彼女は家路へと急いだ。今日は土曜日なのだ。 (つづく) あなたにとって今年はどんな年でしたか? 「いい年だったなぁ」 そう思うあなた。 「ありがとうございました」って、ご家族・友人・そして自分自身にに感謝しましょう。 神様にも感謝しましょうね。初詣で神様にお願いしておいて、感謝の言葉もなしでは神様だった怒りますよ(笑)。 「さんざんだったよ」 そう思っているあなた。 「つらい想いさせてゴメンネ」って、ご家族と自分自身に言ってあげましょう。 幸せを生むのは 「ごめんね」と「ありがとう」 許しと感謝です。 2006年もあなたに幸運が満天の星のごとく降り注ぎますように。 無料メールマガジン 『頑張らないで幸せになる無意識の使い方』好評配信中 http://www.happysam.jp/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月30日 11時35分59秒
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