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2008/09/12(金)09:53

「おくりびと」

生き方(443)

モントリオール国際映画祭で最高賞のグランプリを受賞した 「おくりびと」 昨日の朝、めざましテレビで取り上げられているのを見ていたら、 試写会から出てきた人たちが号泣していました。 街の人たちに、「納棺師」を知っているか たずねても 知っている人はいません。 この映画は、主人公の納棺師を本木雅弘さんが演じています。 そして、脚本は、小山薫堂さん。 「料理の鉄人」などの放送作家さんで、今回、初めて映画脚本を手掛けられました。 それは、本木さんの所属事務所の社長さんから 熱烈な依頼があったから。 社長さんは、昨年急死されましたが、本木さんにとっては、その社長さんとの 最後の力を合わせた作品となったので 墓前にいい報告ができてよかったとお話をされていました。 私が、納棺師(納棺夫)の存在を知ったのは、10年以上前になります。 知り合いの喫茶店の方から、いつも内容が素晴らしい講演会を紹介してくださっていて、「納棺夫日記」の著者 青木新門さんの講演も聞きに行ったのでした。 納棺夫日記増補改訂版 その時に、納棺夫という仕事も尊い仕事だなあと感じたことは心に残っています。 「おくりびと」 この映画は、前半には笑いもあり、そして、涙あり。 深いところで共鳴できる作品なのだと思います。 明日9月13日から、ロードショーは始まります。 「おくりびと」のサイトは http://www.okuribito.jp/

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