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テーマ:お勧めの本(7204)
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念願だった「(いわさき)ちひろ美術館」へろう友達と行ってきました。
ちひろ美術館は 東京と長野・安曇野にあって、行ったのは、東京のほう。 高田馬場から西武新宿線に乗り換えて、「上井草駅」下車。 畑や民家の間を抜けて、のんびり5分。 ちひろ美術館 http://www.chihiro.jp/tokyo/ そうしたら・・・ -おめでとう30周年!-ちひろと黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん』展 が開催されていたのでした。 書き下ろしだと思っていた『窓ぎわのトットちゃん』は 雑誌「若い女性」に2年にわたって連載されたものだと、企画展を見て知りました。 また、連載中、黒柳徹子さんは、毎月、美術館に足を運び、お話に合った絵を自ら選んでいたことも。 トットちゃんのエピソード(体験)にピッタリ!合う絵がちひろの描いた絵の中にあって、知らない人は、文章に合わせて描いたもらったと勘違いしているかもしれないですね。 でも、徹子さんは、会いたかったいわさきちひろさんに会うことがないまま、 自分の誕生日にちひろさんの若い訃報を聞き、涙を流したそうです。 展示された絵と文章を見ながら 30年前に夢中になって読んだ『窓ぎわのトットちゃん』の内容を 思い返すことができました。 【送料無料】窓ぎわのトットちゃん 自由が丘にあった 電車の学校『トモエ学園』 小林校長先生の教育。 お弁当には、「海のものと山のものを入れること」など・・・ あーー、そうそう、懐かしい。 今、ろう学校の学童保育に関わるようになって、小林先生のように子供たちと一緒に過ごしていけたら!と感じました。 あらためて、本を読みなおしてみよう。 世界的な大ベストセラーになったこの本は ドラマ、映画、舞台などにしませんか?という数々の申し出があったけれども ちひろの絵との世界を壊したくないということで 全て断ってきたそうです。 また、本の印税が、「日本ろう者劇団」の創立や、ろう者が働くトット文化館へとつながっていて 『窓ぎわのトットちゃん』は、ろう者にも縁が深い本なんです。 ちひろ美術館では、時間がゆっくり進んでいるように感じました。 友達とゆったり、心にたくさんの水をもらって、美術館を後にしました。 企画展は、5月29日まで。 時間と興味があったら、足を運んでみてはいかがでしょう? ついでに・・・カフェ情報を。 私は残念ながら、美術館の都合で、トットちゃんのランチを食べることができませんでした。 かわりにおやきをいただきましたが、おいしかったです。 それでは、また。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.04.07 08:53:33
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