〔書評〕赤坂英一『2番打者論』(PHP研究所) 井端弘和、川相昌弘、新井宏昌、栗山巧、上田利治、豊田泰光、田中浩康、本多雄一、田口壮
■赤坂英一『2番打者論』(PHP研究所)(定価1,400円/税別) 2012年4/19発売 256ページ「2番」を打とうと野球を始める人は少ない。だが、野球を知れば知るほど「2番」ほどおもしろい役割はない──本書より野球好きなら、何度も想像を巡らしたことがあるはずだ。贔屓のチームの打順予想である。試合前スコアボードに並んだ先発メンバーをみて一喜一憂した経験、皆さんにも覚えがあるのではないだろうか。あれやこれやと予想してみるのは、開幕を目前に控えた時期の楽しみの1つでもある。野球雑誌やTVのスポーツコーナーでもそのような特集が組まれるのが季節の風物詩だ。当ブログでも毎年1月に開幕スタメン予想を試みるのが定番になった。シーズン中でも打線が貧打に喘いでいる時など、誰某をどこそこで起用したらよいのに云々とイメージを膨らませることも多い。多くのファンの間でこれから一気に話題になっていくのは、来年第3回の開催が控えているWBC日本代表のスタメンや打順予想だろう。(と書いた瞬間、プロ野球選手会、WBC不参加方針を決議という報道が飛び込んできた・・・泣)そうやって打順予想を楽しむ際、最も頭を悩ますのが2番打者ではないだろうか? というのも、2番打者の顔ぶれさえ確認できれば、そのチームがどういう野球を目指しているのか看破できるといっても過言ではないからだ。もちろん、リードオフの1番バッターや、クリーンアップの3番や4番に誰を置くかも重要だし、興味が尽きない。しかし、1番は出塁率、俊足の物差しがあれば、あらかた決まってしまう。主軸もホームランを打てる長打力と勝負強さを持つバッターがすわることが多く、このことに大きな異論を挟む野球好きは、恐らくいないはずなのだ。しかし、2番だけは別である。...続きを読む...は下記URLでどうぞ。http://tan5277.blog104.fc2.com/blog-entry-1123.html※※※現在、メインの更新は下記FC2ブログでしております※※※新しいブログ「しがなき男の楽天イーグルス応援ブログvol.3」は下記URLになります。宜しくお願いします。http://tan5277.blog104.fc2.com/