2005年AOUショー 私的評論2005年AOUショーinアイドルマスター各サイトでも取り上げられて大反響の「アイドルマスター」のイベント。 詳しい内容のレポートは大手様に任せて、ここは私個人的なAOUショーに おける「アイマス」を書いて行こうかと思います。下記文章中における内容は すべて個人の意見です。公式発表以外は私的な考えとしてお読み下さい。 ~注文締め切り後のAOUショー~ ・これはオペレーターの誰もが疑問に思う所でしょう。「アイマス」の締め切り日は フルセット、コンバージョンKIT共に2月7日となってました。そう、AOU ショーのたった10日前の話です。誰もがショー後なら注目度も高く、多くの 注文が入るだろうと思うはずです。実際、多くのオペレーターさん達は営業マンに 『何とかならないのか?』と聞いていました。知人の店長やオーナーも同じように 聞いていました。営業サイドからは、これだけ注文が来るならどんどん受けたい はず。しかしながら首を縦に振れない状況だったのです。実は筐体内に使用して いる部材がどうしても手に入らないのです。たったの10日の話ですが、あの 締め切りの日を過ぎると、次はいつ手に入手出来るかわからないと言った状態 だったと聞きます。夏に発売を大前提に進めているわけですから、しかたのない事 だと思います。 逆に需要と供給のバランス的にはこれで良かったのではないでしょうか?設置台数 とプレイヤーの数、多くても少なくても長期人気とインカムが望めなくなって しまいますからね。アンケートにもあった「アイドルマスター2」に繋げる為にも 今はある程度は少ない台数の方が良いのかもしれません。 業者日の様子。実機を見るのが初めてのオペレーターも多かった。 ~ファンサービス~ ・一般日のミニライブはAOUショーのイベントの中では一番もりあがっていました。 歌ありトークありと稼働前とは思えないほどの注目イベントでした。小山Pも これからやる人、知らなかった人にも楽しんで「アイドルマスター」を知って 欲しいとの考えでした。幸いにも私はその輪の中に入る事が出来て楽しい時間を 過ごす事ができました。 そのイベントも良かったのですが、やはり一番感心したのは小山Pを初めとする 開発スタッフの来場者に対する接し方が素晴らしく良かった事です。昔からゲーム をしている私としては、開発と聞いただけでスゴイ人だと思ってしまうほど違う 世界の人と感じてしまいます。その方々がユーザー、オペレーター問わずフランクに そして丁寧に接して下さっていたのです。 ロケテストからのファンは「アイマス」が好きなのは当然なのですが、それプラス 作り手との親近感がゲーム以上のもので関わってる気持ちになっているのでしょう。 ストレートに意見や感想を言える場などめったにありません。AOUショーでも 様々な意見が出ていましたし、それに対してしっかり受け答えをしてくれました。 ネットワーク社会でリアルで人に接しなくてもコミュニケーションが取れる時代。 作り手側からユーザーに公の場でコミュニティを広めるべく活動してくれる事が 「アイドルマスター」の礎となり多くのアイマスファンを作るのででしょう。 これこそが私達への本当のファンサービスなのと思います。 ロケテスト、AOUショーに行けなかった方には、その雰囲気が伝わらないかも しれません。第3回ロケテストにもスタッフが必ず来られると思うので、是非 そこで感じて下さい。ユーザーと作り手側が一緒になって目指す「アイドルマスター」 の未来を。 ファンにサインを迫られる小山P。 開発者とユーザーの新しい関係=アーケードゲーム活性化の礎となって欲しい。 ~AOUショーでの評価は・・・~ ・アミューズメントジャーナル(業界誌)アンケートではビデオゲーム4位、総合 では7位でした。(一般日では6位)一般ユーザーとオペレーターの票数に差は ありますが、注目度はほぼ同じと言った所です。一般日には開場1時間も経たず に整理券がなくなり、プレイ出来ない方も大勢いたと思います。そういった方すべて の人がアンケートに答えたわけではないですが、アイマスブースの盛り上がりだけ を見てるだけで期待してくれたのかもしれません。各情報サイトでも概ね好評です。 しかしながら、ロケテストやショーで人が付いてるのは当たり前、市場に出たら マニアック過ぎて(インカム等が)もたないのではと言う厳しい意見もあります。 イベントという限られたものが人を引きつけてるのであって、普通に市場にあれば どうってことないゲーム、逆に悪のではとの懸念さえ聞きます。ショーでの盛り 上がりが逆に不安要素になっているのでしょう。 大型店舗には5月には「三国志大戦」が入荷し始めます。ジャンルは全く違うの ですが大型筐体というだけで、その2ヶ月後の「アイドルマスター」との比較は 否めません。現在人気稼働中の「クエスト・オブ・D」のバージョンアップも 同時期との話も聞きます。顧客単価がどんどん高くなってきている今、どのゲーム でも限られたユーザーをどこまで引きつけるかが勝敗の鍵でしょう。近年、カード 収集タイプがゲーム本来の楽しさを忘れてしまいトレーディング性のみに目を 向けてしまっている傾向があります。「アイドルマスター」はそう言ったもの ではありません。だからこそ本当のゲームそのものの楽しさを私達に見せてくれる、 そう信じています。 この筐体が市場に出た時、ゲーム史に新たな1ページが加えられる。 今回のAOUショーで「アイドルマスター」は公の場に3回出てきた事になります。 注目度、期待度は益々上がったことでしょう。ショーでは開発60~70%の バージョンでしたが、第3回目のロケテストには徹底的な社内テストとバグ取り、 細部のバランス調整を経て、ほぼ製品版に近い形で出てくる事が予想されます。 (もちろん上限やアイテム制約はあります) 私達の意見が少しでも役だっていたなら幸いですし、とても嬉しいことです。 スタッフの皆様、応援しています!頑張って下さい! ---「アイドルマスター」に出会えた事に感謝を込めて--- ジャンル別一覧
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