第3回ロケテストを振り返って第3回「アイドルマスター」ロケテストを振り返って・6/9~12に東京と福岡で行われた「アイドルマスター」のロケテストは無事 終了いたしました。多くの新規プレイヤーも加わり去年から参加された人数が 延べ1300人を超え、大きな期待と注目がある事を裏付ける結果となり、あとは 正式稼働を待つばかりとなりました。 最終調整を兼ねた今回のロケテスト。開発陣、店舗スタッフ、そしてプレイヤー 全ての想いが「アイドルマスター」に注がれ、より完成度の高いアーケードゲーム として世にデビューすることでしょう。その時は是非プレイしてみて下さい。 きっとあなた方にとって素晴らしい出会いが待っているはずです。 では、ゲーム内容とは離れた少し違った目線でのレポート(コラム)です。 (何度もかいていますが、公式発表以外は私的意見です) ~店舗スタッフによる運営~ 今回のロケテストの大きな課題の1つに、店舗スタッフだけでスムーズにプレイヤーを 誘導してプレイ出来るかという研修も行われました。プラボ中野では2回目のロケテ と言う事もあり準備段階から大体の流れは掴んでいます。実際に3日目の朝はほぼ 店舗スタッフだけで行っていたのですが、不手際もなく上手く流れていました。 (もちろん、ハードやソフト面のトラブルはありましたが、ロケテの性質上仕方 ない) しかしながら正式稼働後、様々な店舗に出回った時、ある種の懸念があります。 どんなゲームにも言える事ですが、不快なプレイ環境下ではゲームの魅力は半減して しまいます。特に「アイマス」の様な今までに出たことのないゲームにいたっては 尚更店側の対応により良くも悪くもそのゲームのイメージとして捉えられてしまい ます。吸い殻が散らばり、モニターはベタベタ、マナーのないお客の回し(連続) プレイとなれば、他のお客のやる気がなくなるのも当然だと思います。プレイヤーの 1人1人が心がけてマナーの良いプレイを行ったとしても、一部の心ない人達の 行動でとても悲しい状況になるかもしれません。そう言った事も考えると「アイマス」を より楽しむには店側に課せられたウエイトは大きいのです。 ですが、どうしてもプレイヤーサイドで見えていても店舗側には見えない所が運営上 出てくるでしょう。そんな時は、最初は難しいかもしれませんが店側の人(もしくは 近い人)に話してみて下さい。ロケテで開発の方がプレイヤーの意見を真剣に聞いて くれたように、店側にもきっと思いは通じるはずです。そう、たったの一言で何かが 変わるかもしれません。アイドル達の笑顔を曇らせない為にも自分達に出来るほんの 些細な事から初めてみてはどうでしょう。 ロケテ参加者が先導してよりよい環境を提案する事=ゲームのイメージアップにも 繋がる。これからの「アイマス」は私達で作り上げて行かなければならない。 ~コミュニケーションとしての媒体~ 大阪ロケ、AOUショーでも同じ事を書きましたが「アイドルマスター」には独特の 雰囲気があり、他のゲームと比べてもプレイヤー同士のコミュニケーションがごく自然に 取れると思います。話すのが苦手な人、人見知りする人でも設置されたノートやWEB上 でのやりとりで十分コミュニティが取れています。そこで大きな力となったのが開発側の スタッフです。意識されているかどうか分かりませんが、スタッフの方々を通じて プレイヤー同士のコミュがとても盛んになっていました。少なくともロケテでは そう思いました。「アイマス」が好きなのは皆同じ。それでいて作り手の方々を交えた コミュニケーションは他の所でも大きく繋がっているのです。リアルで会えなくとも 全国オーディションやライブモニターで更に様々なプレイヤーと出会う事になり もっともっと「アイマス」ワールドが広がって行くことでしょう。ゲームセンターで 忘れかけていたアーケードゲームならではの出会いを「アイマス」というゲームが 私達にプロデュースしてくれているのです。 ロケテ終了後、開発の方々が表立って出る事はもう無いかもしれません。ですが 我々プレイヤーに残してくれたものは大きく、それでいて暖かいものでした。開発 と言う仕事上、ゲームは「アイマス」だけではありません。今度は違うゲームで 違う形のコミュニティを広げてくれることでしょう。私は不思議な巡り合わせで開発や プレイヤーの皆さんに大変お世話になりました。「アイマス」正式稼働した時、今度は 私がそう言った輪を広げていく番なのかもしれません。 ロケテストで触れてみて、見たこと、聞いたこと、そして感じたことで、これから 出会うプレイヤーと少しでもコミュニケーションの手助けが出来れば幸いです。 様々な人達が目を通したロケテノートの存在は愛されたゲームである証拠。 ~メディアミックス化、その先には・・・~ アーケード業界の起爆剤的存在の「アイドルマスター」。良くも悪くもこの夏の 注目度はNO.1です。これだけ注目を集めているタイトルに他の業界が手放しで 傍観しているわけではないでしょう。間違いなく水面下では様々なやりとりが行われて いるはずです。(大人の事情はわかりません) 真っ先に考えるのはアニメ化やコミックス化のメディアミックス展開。市場を覗いても ゲームからの流れはごく自然なものとなってきています。個人的意見としてはゲーム グッズやポスター等のちょっとしたものは宣伝効果も兼ねて良いのですが、他の ジャンルに「アイマス」が展開せれるのは好きではありません。ゲームとして完成度が 高いものなら尚のこと、違うイメージで他者に捉えられて欲しくないからです。 悪い、と言ってるのではなくゲームそのものの評価がそれと連動して評価される 恐れがあると思っているからです。(もちろん良い方向になる可能性も大です) 商売としても、9人のとても魅力的なアイドル達を売らない手はないです。ですが 度が過ぎる関連商品化は市場を圧迫し、本来ゲームに使うべきお金がそちらに消えて 行くのは本末転倒。「アイドルマスター」の魅力を引き出すにいたらないのでは ないでしょうか。人気と関連商品、需要と供給、利益が出る様に会社が儲けようと するのは当たり前ですが・・・。 ここまで書いておいて”じゃ、いらないの?”と言われれば、答えはNOです。 少し視点を変えれば「アイマス」をゲーセンでプレイしてくれた人に、こんなのも あるよ、みたいな感じで話せますし、イベントのプレゼントにも使えます。 要は「アイドルマスター」をプレイしてからの商品展開なら十分にゲームの評価を 得てると言うことです。 正直、否定的な考えと肯定的な考えと2つの意見が私の中にはあります。 かなりまとまってない文章になってしまいましたが、皆さんはどうお考えでしょうか? 生みの親を離れて歩きだした「アイドルマスター」。その先には何があるのだろうか。 7月下旬の発売に期待は高まる。 アイドルマスターがあなたにとって素晴らしいゲームでありますように 飛炎 ジャンル別一覧
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