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カテゴリ:映画+亜細亜電影倶楽部
前日の日記に、会社で起きた2週間の出来事についてあくまで私の感じたことを
つらつら書いたけれど、 時間がたつにつれて「環境を受け入れる気持ち」が勝ってきた。 まわりの社員がどうであれ、私がその会社の一員であり仕事をして給料もらっていることは変わらないのだから、まわりを責めるより、自分がいまこの状態から どれだけ変われるか、それが肝心なんだと悟る。 今日は、飯田橋の名画座に「2046」と「春夏秋冬そして春」がかかっていると知り、でかけていったが、満員立ち見と言われたので、きびすを返し、 「トニー・滝谷」を新宿で観た。 これらも土曜日だというのに、成人男女でにぎわっていた。 まあ、村上春樹・原作、市川準・監督、坂本龍一・音楽、宮沢りえ・出演・・ となれば、ふつーに考えれば、お客が来ないはずないというわけかしら。 宮沢りえの演技が、10数年前、まだアイドルだった頃にくらべて 格段に「まとも」になっていることに驚く。 (二役やるには十分でないかもしれないが) それに、そのオーラがきれいではかなげで、この映画のヒロインにぴったりだった。 しかし、ヒロインの設定がちょっと、だ。 これは原作にある設定なのだろうか?、「編集者、ブランド洋服ショッピング中毒、スタイリッシュなモデル系美人」というのは、なんだか、男性作家の妄想で作られたヒロインのような気がした。 非現実的な存在を美しく演じてしまう宮沢りえ、なかなかすごいと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.03.06 21:30:14
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