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カテゴリ:仕事と生活
ここのところ疲れていて、集中力は落ち、覇気もない私。専門家から「職場を変えること」をすすめられてしまったし。私はこのことを私の編集人生の最終ゴングととらえるべきなのか、大いに揺れていた。
私は、、思った。なんのために東京まで出てきたんじゃーと。 もちろん編集人生のためだけではなかった。他にも2つか3つか欲張りな理由があった。その中にはいまだ手をつけられていないものもあるが、やりたいことはそれとなく実行してきたのだ。 うまくバランスをとって、やっていけるつもりでいたんだが。 真心を捧げたつもりのプロダクションにツブされ間近までコキ使われるとは!・・!! 以前から、こんな稼業は性質的に肌が合わないのではないか、と周囲から 心配はされてきた。こんな稼業に染まったばかりに、本来なら出会うはずもなかったアケシゲな人とか、アブナゲな人とか、人生強制終了がかかってしまった ような人たちも、出会ってきた。そのたびにびっくり!!とリアクション大きい私だった。自分のことは棚にあげて・・。 でも、私みたいな地味イでどんくさい、ちょいガーリーな編集者だっていていいと思うんだ。 この際、まったくの異業種に1からまた入ってみるのも楽しいと思う。 多少安くても労働環境のよいところならいい・・・・。 けれど、やっぱり思う。「なんのために東京でてきたんじゃー」!? ええい、「初めての出会い」に執着することなく、次へ次へ進むのだ! ドンドコドンと、太鼓の音が聞こえてくる。 おそらく私は"さすらいの編集者"となり、これからもいろんな現場で いろんな思いをする方向に行くのだろう、と思います。 これからも労働問題とか、個性豊かな同僚との小競り合いとかあると思うけど、 体当たりでいけるところまでいってみようと思います。 まだ誰のことも知らない、誰からも知られていない無名のジミ編だけど、 願わくば「東京の出版」のことならやつにきけ!と言われるくらい、 誰より詳しくなるっていうフィールドで、 ひとつの場所にはこだわらず、ひたすら編集剣士として、 背中に背負った剣(スキルと心)を磨いていこうと思います。 ※写真は日本最北端・宗谷岬から見たサハリンの陸地です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.27 23:51:14
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