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カテゴリ:映画+亜細亜電影倶楽部
ここのところ、週末は福岡、北海道、ソウル、富士・・と旅烏でした。
久しぶりの東京の週末を静かに過ごしています。 今日はコリアンシネマデーと決めこみ、 日比谷で「親切なクムジャさん」、そこから移動して「私の頭の中の消しゴム」を鑑賞しました。 至福の時間でした。 「親切なクムジャさん」、最高でした。 「オールド・ボーイ」がまた見たくなりました。 ちなみに昨年のナンバー1映画はダントツ、「誰も知らない」でしたが、 今年は・・、難しいです。 「スカーレット・レター」も良かったけど、この「親切なクムジャさん」 の自由奔放なストーリーテーリング、画面使い、端正な展開。 まさに魅了されました。 女優イ・ヨンエの演技がまたうまいですね。 本当に、クムジャさんが実在するように思えました。 「オールド・ボーイ」のユ・ジテ、すばらしい特別友情出演でした。 大好きなチェ・ミンシクもなんていうか、怪演でした。 あんなに人間味たっぷりの味のある顔の俳優が、 あんな嫌な不気味な役を淡々とやりとげるのが「役者だのうー」という ひたすら感心しました。 「私の頭の中の消しゴム」では、後半かなり泣かされました。 20代のまだ若い人なのに、頭の中が痴呆症の老人と同様に なってしまう〈つまり行動も・・〉って、老人のそれより哀しく・・。 前半は安っぽいトレンディドラマそのもので、それはそれで みていて別の意味で辛かったのですが、後半の悲しみを思うと、 前半はあれだけ脳天気でも仕方ないか・・と。 帰り道、夜風に吹かれてゆっくりゆっくり歩いていると、 ふいに、背中が軽くなって、 今自分、幸せなんだなあ、と実感がわいてきました。 その幸せをまっすぐに受け止めて、他の誰とも比べない、 このまま自分らしい生き方をさりげなく貫いていけばいいんだ、 そんなことを思ってました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.03 22:39:42
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