高槻ジャズストリート!
毎年五月の連休来たら、必ず行ってます。年一回のお楽しみ♪町中のあらゆるところで、繰り広げられるライブ。町のジャズバーで、駅の高架下で、学校の運動場で、バスの中で、市民ホールで、カフェで・・・。有名ゲスト、地元ミュージシャン、若手、大御所、アマチュア、学生・・・。会場整備、音響、司会、などなどありとあらゆる裏方仕事はボランティアの方が運営されてます。ほんま、町をあげてのすごいイベントです。はるばる奈良からやってきた私は、パンフレットをしっかり読んで、ごひいきのミュージシャン、興味あるミュージシャンの演奏を聴きに行きます。今年も聴いてまわりましたが、イチバン感動したのは、京都ジャズ界の大御所のギター寺井豊さんとピアノ藤井貞泰さんのDUO。スタンダードナンバーでギターとピアノ、こういうジャンルは普段CDでは眠くなるので聴きません。すみません。でも、このお二人のライブでのセッションはすんばらしかった。4曲セッションで演奏されたんやけども(知ってる曲なのにタイトル分からん!)最初2曲がゆったり4ビート、最後2曲が爽やかなミドルテンポのボサノヴァのリズム。ドラムもベースもないのに、リズムが見えてくるんですね。凄いんですわ。なんかね、お互い分かり合ってるのが、演奏聴いてるだけで分かるんですよ。どちらも、さりげなーく弾いてられるのですが、キレイな音が、メロディが、溢れるように流れてくる。音楽で会話してる。ソロとるとき、バッキングに回るとき、音量、音数を加減するバランスが凄い。お互いを支えあってるというよりは、相手がどう出るのかを楽しんでる。熟練の技を見ました。その他もおもしろかったですよ。いいライブ、あんまし良くないライブ、いろいろ見ることができるから、耳が肥えます。勉強になる!ウマイ・ヘタではないのです。プロ・アマではないのです。息が合ってるグループって、結構わかるような気がするんです。音を一つ出したら、バレるんです。面白くて、コワイ。でもすばらしい。やっぱり高槻ジャズストリート見に来ると、元気になります。