カテゴリ:グルメ・旅
今回は先日、滞在した大町温泉郷の様子をお届けしたいと思います。
大町街道を走って大町の市街地へと入ります。更に西へ西へと進むと 鹿島川にかかる鹿島大橋が見えてきました。 橋を渡り大町温泉郷へ到着です。 折角なので周辺を散策してみました。巷は晩秋の頃でしたが、さすがに アルプスの麓町です。肌が痛いくらい寒かったー。 九州の田舎者にはこの寒さは堪えます。(笑) 温泉郷の入り口にあるカナディアンビレッジモントリーオールです。 この時期は閑散としていますが、ログハウスが建ち並びいい雰囲気です。 夏場はファミリー層を中心に賑わっているんでしょうね。 大町温泉郷を通り過ぎて日向山高原エリアへと足を伸ばしてみました。 くろよんホテルの南側に位置するこのエリアは別荘地となっています。 シーズンオフの時期ということもあり、こちらも閑散としていました。 北アルプスの山々を見ながらのんびり散策中に一枚。 空気も美味い、眺めも良い、そんな信州の長閑な景色が広がります。 この日の宿は界アルプスさんにお世話になりました。 ゆったり寛げる御部屋ですごく快適でした! 茶室まで付いていてちょっとびっくりです。 建物のエントランス横にはかまどと囲炉裏があり何だが古き良き日本に タイムスリップしたような雰囲気を醸し出していました。 外気は夜に向かってこの日もグングン冷え込んでいましたが、囲炉裏の 火の暖かさは柔らかくて心地の良いものだと感じます。 スタッフの矢口さんから食前のおやつ代わりに囲炉裏でリンゴを焼いて 頂きましたが、これがホント美味しかった!宿泊の若いご夫婦も途中から 輪に加わり、和やかな雰囲気で囲炉裏を囲んで矢口さんを中心に談笑させ て頂き、楽しいひと時となりました。 露天風呂は月見酒付きのリンゴ風呂でした。早めに入らせて頂いたお蔭で 貸し切り状態でなかなか良かった! 食事もご当地の素材を堪能でき、さらに楽しみにしていた雪鍋を頂くこと ができ大満足でした。 食後に餅つき体験を宿泊客の皆さんと楽しませて頂いたりとスタッフの 方々の細やかなおもてなしの心遣いが至る所で感じられます。 時間が許す限り、もっとゆったりと過ごしたい、そう思えるホテルでした。 今回滞在した、大町温泉郷の一角に犬の窪という場所があります。 昔々、この辺りに山犬達が住んでいました。 山犬たちに子供が生まれるとこの村人たちは赤飯を母犬に届けていました。 そんな人間たちに感謝した山犬達は夜道を歩く村人たちを村まで送ってあげて いたそうな。そうした経緯からこの辺りを犬の窪と呼ぶ様になったそうです。 何だか心温まる話ですね。 昨今、餌付けをしたことにより凶暴化した野生動物の問題がいろんな場所でニュース になっています。 自然にあるものを尊重し、間合いを心得た先人達のこうした賢明さに学ぶべき点が 現代を生きる私たちにも数多くある様に思える今日この頃です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.12.12 01:57:43
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