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柴楽日記

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2019.05.17
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カテゴリ:グルメ・旅
前回の続き。
鞆の浦に別れを告げて翌日の四国連合展が開催される徳島方面へと瀬戸大橋を
クルマを走らせていきます。
こちらは道中立ち寄った与島PAからの眺め。

行楽日和に恵まれた空の下には瀬戸内の海が静かに広がっていました。
橋の向こうには香川の玄関口にあたる坂出の街並みと番の州工業地帯が見えます。

背伸びを終えてこの日の最終目的地であるさぬき市へ向かって出発です!

さぬき市へ到着し、途中、津田石清水神社へと立ち寄らせて頂きました。

津田石清水神社は瀬戸内海国立指定公園に指定されている津田の松原にあります。

津田浦の氏神社である石清水神社は仁和年間(885~888年)に京都の石清水八幡宮より分霊を
勧請し、現在地の西方にある雨滝山麓に津田八幡宮として鎮座したと言われています。
戦国期には長曾我部軍の兵火による大打撃を被るも約10年後の1582年には再興を果たし慶長五年
(1600年)に現在の場所へ遷座することとなったそうです。

境内へと進んでいくと最近ではあまり見かけなくなった三毛猫(この子は女の子です)
と白いワンコがお出迎えしてくれました。
猫と挨拶を交わしていたところでちょうど社務所から出てこられたこちらの宮司さんと
遭遇し、神社の歴史やこの二匹との出会いから現在に至る経緯までいろんな御話を伺う
機会を頂くことができました。(感)

元々は共に野良だったという二匹ですが参拝者との間合いもよく心得たお利口さんな二匹なの
だそうです。そんな二匹にまつわるエピソードも交えた御話を伺いながら、二匹を眺めていると
神の思し召しというかお使いとでもいうのか、こちらの神社との何とも只ならぬ縁の深さが感じ
られる様な気もしてきます。(楽)

こちらは本殿前に鎮座する狛犬。
こちらの二体一対はいずれも吽形を現していることも珍しいと思えるのですが、何よりこちら
の狛犬が日本狼をモチーフとしていることに犬バカな私は何より興味が湧いてしまいます。
夫婦でこの神社を守護しているというこちらの狛犬。
(後方では先程ご紹介したシロ君も一緒にのんびり夕方の社中警護に当たる姿が見えます[楽])

こちらは夫にあたる雄。妻と向き合うのではなく、その視線は別の角度へまっすぐに向け
られています。
その視線は鬼門切りの方位に向かって注がれているのだそうです。

こちらは妻にあたる雌。
そうした観点から眺めていると外からやって来る邪気からこの場所を守護する役割を果たす
旦那を見守っている様にも見えます。
昨今は世の中の様相もずいぶんと変わってきましたが、外で働くお父さんと家(境内)を守る
お母さんといったひと昔前の家族像にも重なるトコがある様にも思えてきます。

古くから人々が切り開いてきた耕作地を鹿や猪といった害獣から守る存在として解釈されて
いた狼。
狼の狛犬が祀られている津田石清水神社が鎮座するこの一帯も、雨滝山を始めとする山間部
を抱えた地形からそんな山犬信仰が浸透していた場所だったんでしょうね。

参拝を終えて津田の松原を歩いてみました。

津田の松原は琴林公園としても広く知られ、その呼称はこの松原を吹き抜ける風の調べが
琴を奏でる様な音色に聞こえることに由来すると言われています。

松林を抜けると蟹甲湾を望む美しい浜辺の景色が広がります。
一日の旅の疲れも心地よいものになりそうです。

この日の旅の宿としてお世話になったのは国民宿舎クアパーク津田さんでした。

津田の松原に隣接し部屋からはオーシャンビューを堪能できる素晴らしいロケーションと
なっています。

こちらは夕食時の一枚。
(レストランからの眺めもまた最高でした!)

そしてこちらは朝食。

さぬきうどんも付いていました!(嬉)
夕食はもちろん朝食も地元の味を堪能できるメニューとなっていてとても美味しく頂く
ことができました。

今回、クアパーク津田さんで美味しい食事に快適な室内でのひとときを過ごさせて頂き、
翌日の四国連合展への見学もフル充電状態で望むことができました。(感)
そして今回訪れたさぬきの町もまた機会があれば今度は時間をかけてのんびりと町巡り
を楽しんでみたい、そう思える素敵な場所でした。





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最終更新日  2019.05.30 22:34:53
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